大越凛太朗【東京優駿~Derby Week③】

 水曜追い切り当日の朝、御大はレラの顔を抱え込むようにしてその瞳を覗くと、『勝つ気が入っている』と呟いた。

「単走に切り替えるぞ」

 馬の気持ちが出来上がっている状況で下手な併せなどしない方が良い、という判断らしい。

 その一言で他所から馬を借りて併せる予定だったところを急遽単走に切り替えることになり、ちせが大慌てで方々に頭を下げて調整したのだったが、これもまたダービーの魔力ということか、どこも二つ返事でこちらの勝手を承知してくれたという。

「馬と話すつもりで、速くなりすぎそうな時だけ気を損ねないように息を抜いてやれ」

 厩舎を出る直前、御大はそう言って俺を送り出した。

「お前の気分に任せるだとさ、今日は楽できるぞ」

 角馬場でレラに声を掛けると首がゆらゆらと揺れるだけで、俺の言葉は耳に入っていないようだった。走る気持ちが十二分に入っていることは明らかで、速すぎる時には息を抜いてやれという指示も全く正しいだろう。

 ウッドコースに出てゆったりとしたペースで周回する。あまりにも整然と開けている、ある種不自然な視界は、関係者が無言のままに作り出してくれたダービーへの花道なのだろう。皆が揃ってそれとなく進路を譲る、昨日までと打って変わった静けさは、それ自体が俺達への祝意に違いなかった。

「ダービーって良いもんなんだな」

 本格的に走らせる前の一呼吸、そんな風に声を掛けながらレラの首を撫でていたら、インカムから御大の合図が届く。

 合図をするとレラは弾かれたかのように駆け出した。


 共同会見の会場に入りバックボードの前でインタビューを受ける。幾度となく繰り返してきた行為のはずだが、記者達の視線が、肌に感じる熱気が違う。先に質問を受けている御大もいつになく粛々と受け答えをしているあたりも、それもダービー、これもダービー。そういうことだろう。

「――前走皐月賞では二着という形でした。様々な要因があるかと思いますが、まずはこの結果について振り返って頂けますでしょうか」

「皐月賞は、そこでの勝利だけではなくダービーで全力を出せる仕上げを念頭に置いていた。それでも勝てる見込みで送り出しはしたが、相手が強かった。展開も、ヤネの乗り方もあれ以上のものは難しかっただろう。繰り返しになるが相手の力がこちらの想定を上回っていたというのが本音だ。それでも同じ相手に二連敗している状況だ、次こそはと思うよ」

「次こそは、というお言葉も頂けましたが、では皐月賞後の調整、今朝の追い切りも含めてですが、ここまでの流れはどのようなものでしたでしょう。想定通りでしょうか」

「元々基礎体力はじっくり時間をかけて他の馬の何倍もつけてあるからな。期間は短くても皐月賞時の疲労はすっかり抜けているし、負荷から回復したことで能力的にも一段階強くなっている。

 現状のデキは、まあ、満点以上だな。一週前の時点で十分以上に仕上がる確信があったが、レラカムイには俺達が完全だと思う以上のものがあったってところだ。正直に言って、あの馬の能力は底が知れない」

 底が知れない、という御大の発言に会見場が俄かに騒めいた。記者からすれば、相手が御大ではその手のリップサービスは期待できないと考えていたのだろうが、ここ一番で美味しいコメントが拾えたことへの戸惑い、或いは、リップサービスと縁遠い人物から出た言葉だからこその純粋な驚き、期待、そういうものがないまぜになったような騒めきだった。

「次はコースについて。二歳東スポ杯以来の府中ですが、その点はどうでしょうか」

「左回りに問題は無いし、脚質を考えれば府中向きの馬だろう。その辺の詳しい話はこの後ヤネにでも聞いてくれ」

 俺のことを指しながら、雑に応じる。一転して出たらしい答えに場の空気が和らぎ、そろそろ十分だろうという風に御大は司会者を見た。

「では、こちらで最後の質問となります。臼田厩舎としては通算で三度目のダービー出走、カムイエトゥピリカ以来となる二度目の制覇のチャンスとなりますが、現在の率直な心境をお教えください」

 御大は胸の前で腕を組むと、会見が始まってから初めて考えるような間を取った。それも数秒程度の短い間ではあったが、一度和らいでいた空気がもう一度張り直されるには十分な間だった。

「これが最後のダービーになると考えている」

 漣のような小さなざわめきに揺れる。

 言うのだろうか。

 何でもない表情を取り繕いながら、御大と同じように腕を組んで、壇上を眺める。

「エトゥピリカの時は勝たせて貰った、たまたまあの年のダービー馬を預からせて貰ったと思っているが、今回は違う。馬の力ではエトゥピリカとレラカムイに遜色は無いが、アマツヒという存在がいる以上、ダービー馬の件はそうならない。だからこそ、今回、最後になるだろうダービーを勝ちたいと、心の底から思っている。以上だ」

 御大は明言することなく、静かに語り終えた。

「――ではこのまま続いて、レラカムイ号に騎乗する大越騎手の共同会見となります」

 名前を呼ばれて壇上に上がると、入れ違いの瞬間、御大は小声で言った。

「俺は先に帰るから、お前も好きに話せ」

 素直に頭を下げて席に着く。目の前に並んだ記者達をぐるりと見渡して代表記者からの質問を待つ僅かな間に、御大の姿は会見場から消えていた。

「――まずは皐月賞の結果についてですが、ホープフルステークスと同じ相手に二着という結果でした。この点について、大越騎手はどうお考えでしょう」

「そうですね、先生の会見でもありましたけど、まず相手がとてつもないことは間違いないかなと。並の世代なら圧勝しているところでああいう相手がいるというのは、ある意味運命的なモノを感じますよね……まあ、もう二度、負けていることは悔しいですが、次は勝てばそれ一つでお釣りが出るレースだと思いますので、全て出し切りたいと思います」

「アマツヒ号の話題が出たところでもう少し。これまでは中山で二戦して相手の二勝という結果でした。今回舞台が府中に変わる中で、大越騎手が考えるレラカムイの武器、それから注意すべき相手の武器、これはどんなものになるでしょうか」

「そうですね……先に相手について話すと、根性やらスタミナがとんでもないのはもう前提なんですけど、その上で厄介なのはトップスピードの速さでしょうね。あの馬は並の差し脚で迫ろうものなら再加速して差し返すような事を平気で出来るスピードもある。なので、勝つとしたら相手が気付けないくらい一瞬で差し切る、それくらいしかないのかなと――」

 話していると、眉根を寄せる記者の姿が目に入った。逃げ粘られた皐月賞の展開を考えれば事実上の敗北宣言、その記者にはそういう言葉に聞こえたのだろう。だが、伝えたい情報はそうではない。

「――もちろん前回はそれでも粘られたんですが、単純なトップスピードで言えば、こちらの上限はまだまだ上がありますので」

「前回の皐月賞よりもまだ上の末脚があるということですか?」

 敢えて言葉に出さず、深く頷くだけで返した。

 記者達の視線が強くなったのを感じる。ただの虚勢だと感じている記者もいるのだろう、言外に有り得ないと言われている雰囲気も感じる。しかし、これ以上言葉で説明する事は叶わない。実際のレースで見て貰うしかない。

 妙な空気になりかけた場を仕切り直すように、代表記者が質問を続けた。

「では、質問を続けさせて頂きます。大越騎手にとってはカムイエトゥピリカ以来二度目のダービー、二度目の制覇のチャンスとなりますが、今の率直な心境をお願いします」

 先ほどの御大への質問と全く同じ内容のものだった。どう答えたものかと考えると不思議と同じように胸の前で腕を組んでいて、そのことに気がついた時にはこみ上げる笑いをごまかすのに必死になっていた。

「先生が最後だって言うのでね」

 そうして、自然と口から漏れたのはそんな言葉だった。

「エトの時はただの重りでしたけど、今度はそうじゃない、きちんと仕事を果たして、最後のダービーを勝たせたいと思います」

 そう言い切った瞬間に満足して、それから何個かレラの府中との相性や俺の最近の成績に関する質問が出たが、すっかりどうでもよくなって流してしまった。


 一日の厩舎作業が終わると当番の御大が一人で残る形になったので、俺は何となく帰らずに大仲でダラダラしていた。御大が呑みたい時や俺に話がある時は冷蔵庫にモツ鍋の材料が入っていたりするから、雰囲気を察して残るのだ。

 はたして読みは的中し、御大は無言で鍋の用意を始めた。年代物の卓上コンロに金色のアルミ鍋を置き、それから昆布で出汁を取ってスーパーで買ってきたモツと野菜を豪快にぶち込み後は適当に味噌を入れる。なお、御大は鍋とコンロを机の上に置くまでしか動かずその後の作業は全て俺がやる。

「お前も呑め」

 俺が作業しているとずいとビールの缶を横から押し付けてくる。

「言われずとも頂きますよ」

 このオッサンは、と愚痴を言いたくなるのを堪えながら缶を受け取る。

「ほれ」

 乾杯だとでも言いたげに、自分はすっかり封を開けてから缶を突き出す。

「どうも、お疲れさまでした」

 封を開ける手間を省いて缶だけ併せてやると、これ幸いと口を付けて飲み始めるのだから全く以て解り易く、どうしようもないオッサンである。

 競馬が無ければ生きていけない人種だろう。

 鍋の支度を終え、腰を下ろしてビールに口を付けた。しばらくは厩舎に転がっていたスルメを鍋から漏れた火であぶりながらやる。

「厩舎畳んだ後の件、どうにかなったぞ」

 御大はそんな風に切り出した。

「海外計画のことですか?」

 スルメがこげないよう注意しながらモニターに映す映像を探すと、アイリッシュダービーが見つかったので何となく映した。カラという競馬場の名称は知っていても実際のイメージは無いに等しかったが、コースというよりも開けた丘に柵を立てて走り回る、何とも野性的なレースだった。

「バカ野郎、その前にここの連中のことだ」

「ああ、そっちの」

 スルメをしゃぶりながら眺めるレースには観客が映っておらず歓声も無い。馬にはストレスの少ない環境かも知れないがどことなく味気ないようにも感じる。

「どうにか全員望んだ方向に進めるだろうさ」

「時期、もう決めてるんですか?」

「レラカムイ次第だが、来年一杯だ。全員それまでを目途に移って貰う」

 来年一杯。そういわれて考えてみると、短いような気もするがまだ先なようにも聞こえる、なんとも不思議な感覚だった。

 ディスプレイに映るアイリッシュダービーは団子の状態でゴールした。派手なガッツポーズを取る騎手の絵を最後に映像は別レースに切り替わる。次も海外レースらしい、どことなく見覚えがあるそれはロイヤルアスコットだろうか。

「俺はどうなるんでしょう」

「さっさとフリー宣言しろ」

 言っている俺自身笑ってしまうくらいには当然の反応だった。年明けに相談した時とはまるで異なる反応だが、厩舎外の馬でG1を勝てるようになっている現状では不思議なことでも無い。

「ちせはどうするんです?」

「レラカムイの賞金があれば困ることは無いだろう。牧場の仕事をやりたいというなら宮代の娘にでも相談すれば道は見つかるはずだ」

 何となく聞いてみた程度の話題ではあったが、即座に答えが出てくるあたり考えてはいたのだろう。諸々おかしな所が目立つ調教師ではあるが、やはり面倒見は良い。

 ビールが空になったらしく、缶を潰し始めたので大慌てで一升瓶を用意した。

「先生は何で調教師を目指したんですか?」

 コップに酒を注ぎながら、これも何となく聞いた。

 御大はコップ酒を一舐めすると、どうやら上機嫌らしい、無言でコップを俺の前に突き出して一升瓶を構える。酒の勢いも手伝って幾分雑に受けると、指先が濡れるほどなみなみと注ぎ終えたタイミングで、馬を好きになったからだ、と語り始めた。

 モツ鍋の味が仕上がるまではまだしばらくかかるだろう。多少長くなるくらいの方がありがたい。

「大学の二年目の時に付き合っていた女の趣味が乗馬でな、その時初めて馬と接したんだが、女よりハマったんだよ」

 飛び出したのは想定外の出だしだった。

「女そっちのけで乗馬クラブに通い詰めたもんだから、一月も待たずに俺の方が巧くなっていた。結局女とは別れたんだが、馬の事をもっと知りたくなったから大学を二年ばかし休学して北海道の牧場で住み込みで働いた」

「ってことはそれが」

 御大は静かに頷く。

「茂尻の爺さんがまた面白い人でな、大学辞めるからここで働かせてくれと頼んだんだが、せっかく大学に入っているなら競馬会で調教師を目指せと言われた」

「大学に入ってるなら調教師ってのもなんか違う気がしますけど」

「今にして考えると、勉強が出来るならそういう道も選べるだろう、って程度の話だったのかもな。いずれにせよ、それで進路は決まった」

 コップに口を付けてから、凝った首をほぐすように伸ばしている。

「長く続かなかった彼女さんに感謝しないといけませんね」

「正直顔もよく覚えてないくらいだが、そこから繋がったものがこれだけ人生の中心を占めている。奇妙なもんだが、なるようになったということだろうな」

 御大らしい、全く失礼な言い草だが、俺にとっても不思議な感覚だった。

 俺が騎手をやれているのはなんのかんので御大のお陰だ。競馬村とまるで無縁の、しかも特別面倒な背景を持っている新人騎手を積極的に受け入れてくれるような物好きな厩舎はそうそうない。ましてそんな騎手にも人並みの乗鞍を用意して一人前に育ててやるなどという行為は酔狂以外の何物でもないのだ。だとすれば、御大曰く顔もよく覚えていないこの女性は、およそ常人とかけ離れた思考を持つこの酔狂な人物を競馬の世界に引き合わせたことで、俺の人生をも救ってくれたことになる。

「玉突きですね」

 そんな言葉が漏れていた。

「馬を知り、調教師になり、面倒なガキを拾って、ダービーを勝って、その馬を殺して、その馬の弟でまたダービーに挑む。思い出したくもない話も多いが、何が欠けても今は無い」

 酒を舐めながら、御大は静かに語る。

「あるがままを受け入れる為に命はある」

「え?」

「自分以外の何かになろうなどと考えるな。あるがままを受け入れる、それこそが生きるということだ……そう、茂尻の爺さんに教わった」

 謎かけのような言葉に返答を迷い、コップの酒に口を付けて待つ。

 鍋の煮える音を背景にしばらくの間をあけて、御大の言葉は続いた。

「さっき、玉突きだと言っただろう」

「え?」

「人生をポケットの無いビリヤード台に喩えた本を読んだことがある」

 突然話題が飛んだような気がしたが、御大にとっては繋がりがある話らしい。戸惑う俺をよそに御大は淡々と語る。

「そのビリヤード台は宇宙と同じくらいに大きなもので、この世界の全てがボールとなって配置されている。どういう理屈かは知らんが、そこで生じたエネルギーは永遠に台に留まるようになっているから、玉突きは終わることなく永遠に繰り返される……と」

 酒が入った頭でぼんやり考えると、何となくイメージは浮かんだ。つまりは最初にキューで突かれたボールが周りのボールにぶつかって、お互いに弾かれたり弾いたりしながら、永遠にビリヤード台の中で動き続けるということだろう。無数のボールがひしめきぶつかり合って、終わらない玉突きが続いていく。

「俺達はボールで、玉突きが人生ですか」

「そう捉えると、人生で起こる全ての出来事は必然で、それぞれが不可分のものとして繋がることになる。玉突きの先頭で起きた結果を受け入れることができなければ、そこに至る過程の全てが失敗で塗り潰されたような思いを味わうことにもなる」

「玉突きの結果を、受け入れる」

「他のボールに成り代わることも、過去の軌道を変えることも、叶うはずがない。結局、人にはそれしか出来ない。きっと、茂尻の爺さんが言っていたのはそういうことなんだろうな」

 御大は語り終えると空のコップを机に置いた。一升瓶を取って注いでいると、静かに視線がこちらに向いたのが解った。

「簡単なようで、これがなかなかに難しい。エトゥピリカの件で、お前があんな真似をやらかした時は、顔も忘れた女のことまで恨みそうになった」

 御大は怒っているのではなかった。静かにこちらを見るだけで、それがひどく申し訳なくて小さく頭を下げるしかできなかった。

 御大は中身の入ったコップをもう一度手に取り、そっとあおる。

「玉突きの話には続きがあってな……ビリヤード台という有限の世界で、不変のエネルギー量を閉じ込めて永遠に玉突きを繰り返すと、どこかで軌道がループする。何千年、何万年、何億年、何兆年も繰り返す間に、ボールの軌道は、ある日、気が遠くなるほどに遠い過去になぞった軌道に合流することになるんだとさ」

「人生もループしてるってことですか?」

 段々とSFじみてきた話に気を取り直して半笑いの相槌を入れると、御大もやはり半笑いで頷いた。

「くだらん妄想かも知れんが、一種の思考実験とでも思えば良い。茂尻の爺さんと出会って、競馬会に入って、お前のことを拾って、エトゥピリカにダービーを勝たせて貰って、そんな馬を殺して、お前に死なれかけて、それでもレラカムイのお陰でまたお前とダービーに挑める。二度と味わいたくないような経験も散々あるが、もし、もしも仮にボールの軌道がループすると言うのなら、俺は、俺の人生を歓迎してやりたい。きっとそれこそが、茂尻の爺さんが言っていた生きるってことなんだろうさ」

 そうして御大は語り終えた。

 会話は止まったが、不安は無かった。鍋の煮える音を聞きながらお互いに酒を舐める静かな時間の中で、俺は、御大が語った言葉をぼんやりと頭の中で繰り返していた。

 やがて鍋の仕上がる頃合になり椅子から腰を上げる。蓋を開けると途端に食欲をそそるニンニクの匂いが辺りに広がる。野菜もしっかりと煮えておりよく味が染みていそうだ。

 御大の椀によそってから自分の椀によそって椅子に着く。御大は静かに手を合わせてから勢いよく椀の中身をかき込んだ。ここまで来れば後はセルフだ。俺も静かに箸をつける。

「俺にはお前の地獄はわからん。それでも、こうして酒が呑めてよかったと思っている」

 汗を垂らしながら、モツを口に入れ、酒で流し込む。そんな作業の合間に御大がふと言う。話の落差はひどいものだが、この鍋もまた玉突きの結果なのだろう。

「美味いすね」

「ああ」

 そうして、汗を垂らしながら、モツを口に入れ、酒で流し込む、小さな小さなループへ戻る。

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