第2話 いたずら

社宅の子供達の大将がトップクラスのワルガキだと「これはやってはいけないよね」というハードルがかなり下がってしまう。


誰がやろうと言い出したのか不明ですが

当時流行ってた遊びの一つに 通行人に水をかけるというのがあり


ベランダ側の真下は高校の通学路になっており、夕方沢山の生徒が駅に向かって続々と歩いてくるのですが その高校生にかかるようコップ一杯の水を放り投げて サッと隠れて「きゃー」という 悲鳴を聞いてクスクス笑うという事をしてしていて 今思えば「何がおもろいねん」 って話なんですが とても子供達の間で流行っておりました。


私が高校生になった時 回覧が回って来て

「通行人に水をかける子供が居ます。次やったら見つけ次第社宅を出てもらいます!」という内容に驚いた。


「あれ まだやってるの⁈」と。どうも 悪しき伝統は代々子供達に引き継がれており10年近く継承されていたようで めちゃくちゃ反省しました。


なのでその当時その高校に通われていた方に出会うと 大変後ろめたく申し訳ない気持ちになります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る