ちわ
私は小学校の先生。子供が夢を叶えることを応援するため、教育の仕事についた。
「お母さん私アイドルになりたい。」
「やめときなさい。」
いやお母さん話が違うんですけど。
「は?」
一人の少年が先生(笑)の後ろに立っていた。
「ちょっ!誰この子!どこから入ってきたの!」
「ちわ」
「ちわ」
「あんたも挨拶返してないで驚きなさいよ!」
少年は顔色を変えずに先生(笑)を指さして告げる。
「お前頭弱い。」
「頭は弱くないと思うんですけど…」
「お母さんアイドルになりたいんだけど。」
「だからそういうのじゃなくてもっと普通の…」
パァンッ。娘は母を叩いた。
「わーお」
「ちょっとあんた!叩くってどういう事なの!?」
娘は自分の部屋に戻って行った…。
「ドラマチックだよねこういうの。」
「ぼく、どこから来たの。どこの家の子。」
その瞬間彼は先生(笑)の脚を掴み、開いた窓から颯爽と走って連れていく!
「ぎゃああああぁぁぁぁ!!!」
「ちょっお母さん?」
娘は普通の表情で少年の新幹線並みの速さに普通に女走りで追いつく。
「えっちょっあんたなんでっええっ!?」
少年と娘は急ブレーキをかけたが、肉離れは起こさなかった。
ついた場所は陸上自衛隊基地ではなく、プログラミング教室だった。
「えぇ…なんでこんな所に…」
「何お母さんプログラミングしたいの?」
「するわけないじゃない!」
「お前頭弱い。」
「あのねぇ…」
体験教室から男の人が現れた。
「体験希望ですか?」
「いえ…そんなんじゃ…」
「希望です!この女の人!」
娘は勝手に答える
「ちょっとあんた!何言って…!!」
「おねえちゃんあそぼー。」
「いいよ。隣の公園であそぼっか。」
数時間後、母は少し頭が良くなり、公園には何故か竜巻が現れたらしい。
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