【GM用】このシナリオの読み方

□シナリオ中で以下のような表記が出てくる。


霧谷:「今日は皆さん…」

   「今回の事件に関して…」


このような場合は霧谷のセリフを列挙しているものとして、ロールプレイをするように。別かっこであらわされている場合は、PCのセリフを挟むタイミングを表す。

実際のセッションでは、PCのセリフが入るため、シナリオの段階で演劇の台本のように会話を成立させることが出来ない。さらにPCのセリフは完全に予想することが出来ないため、GMがアドリブでセリフを付け足す必要も出てくる。

シナリオ内ではこのような状況に直面するが、シナリオ段階で予想できるもの、また話の流れを元に戻すセリフを以上のように表記している。

GM諸氏は以上のセリフを加筆・削除しながら自然な会話を演出するように。


□情報収集フェイズの読み方


・a-1○○について

情報噂話:8


・a-2○○の正体

情報UGN:9


・b-1××の作戦

情報裏社会:8or知覚:8


・a-2a○○の止め方

情報裏社会:8and知識レネゲイド:9


・a-2b○○の映像

知覚:15


以上のような表記が情報収集フェイズでは頻出する。

〇-1とは初期状態から調べられる(一部条件が別途付随する場合もある)情報である。対して〇-2以上の情報項目は、同系統の下位情報(たいていの場合はその情報のすぐ上に書かれている数字の若い情報)が開くことによって調べることが出来るような情報である。

上記の例では、はじめは「a-1○○について」と「b-1××の作戦」が始めから調べられる情報で、「a-2○○の正体」は「a-1○○について」を調べた後に初めて情報収集が可能となる情報項目である。

さらにa-2aやa-2bと数字の後にアルファベットが続く場合、a-2を開示していなければ、これらの項目を調べることは出来ない。ただし、この場合a-2aを開示していなくとも、a-2bを調べることは可能である。


情報項目の下にある技能はその項目を調べるために必要な技能である。技能横の数字は求められる達成値である。技能が併記されていたり、”or”で繋がれていた場合はそのどちらでも調べることが出来る。ただし、技能値ごとにそれぞれ情報内容が設定されている場合は、各々の技能ごとに公開される情報が異なり、複数回の調査が必要になる。

また複数の技能が”and”で繋がれていた場合、両方の技能判定に成功しなければ、情報は開示されない。2回ロールをし、両方の判定で達成値をクリアしなければならないのだ。


例外として、○○に会うという宣言も行える。その場合、該当のNPCを登場させイベントシーンの項目に飛ぶ。

登場したPCの行動権は失われるが、その他のPCは情報収集を行える。イベントシーンは情報収集シーンの亜種として扱う。

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