ジャズ、ディスクレビュー by hugo

羽ばたくための十枚

羽ばたくための十枚について

『羽ばたく』

なんのこっちゃと思うかも知れません。

簡単に言えば、

“誰かに頼ることなく自らのジャズ世界を押し広げられるようになる”

ということです。

いや、“ジャズ世界”どころか、“音楽世界”と言うべきでしょう。

今、音楽は停滞気味と語られがち。

ですが、実際は違います。

水面下はめちゃくちゃ面白いことになってきてます。

あらゆるジャンルが繋がり始め、まさにカオス。

その中心の一つこそが、ジャズ。

ジャズは様々なジャンルを取り込んで進化する音楽であるため、

接着剤的な役割を果たしています。

ジャズの基礎を抑えておけば、これから絶対に役に立ちます。

現代の複雑化する音楽界を、鳥のようにスイスイ渡って行けるようになります。

ですのでどうか私のレビューを読み、参考にして頂ければ幸いです。

まあそんな理屈は抜きにしても、とにかくいいアルバムを紹介していきます。

ジャズのとんでもない熱さ。

儚さ、美しさ、狂気、奥深さ。

そういう神髄を、少しでも伝えられたらなと思います。

早速次回から順次解説していくわけですが、

その前に軽く全体像を覗かせておきます。

1.航海

2.魔術

3.白熱

4.華麗

5.不協和

6.会話

7.躍動

8.静謐

9.愛情

10.変貌

以上、十の切り口からアルバムをレビューします。

全て別のミュージシャンがリーダーであり、誰もがメジャーどころ。

作品としても知名度の高いものを選びました。

何か気になるワードがありましたら、見てやってください。