異世界ファンタジー3

それは『独自性』かな。

異世界ファンタジーで好まれる要素をぶっ込んでも、他と何ら変わらないのであれば、こう思う。


「この小説でなくてもいい」


他の小説で得られるのなら、別にこれでなくともいい。

そこでその足を引き留める為にあるのが、『独自性』。

まぁ、いえば『小物』。


登場人物が個性的?

名前が個性的?

技が個性的?

印象に残してしまえ。

というなんとも大雑把。


では、他には?


文章の描写が独特であれば、それに惹き込まれる人間がいる。

前に、自分もそのつもりはなかったが独特だとコメントされたことがある。


では要素的に『独特』である方がいいのか?


何が独特な世界観であるように見せたか、何処が『独特』な文章だと思わせたか、わからなかったのだ。


自分にとっては、ただ思い浮かんだだけをただ書いた。

自分の書きやすいように、書いてしまった。

それを、独特と読者は言ったのだ。


いや、勿論嬉しいぞ?

そういう話ではなくてね。


『独自性』『独特』というものは…異世界ファンタジーに限らずとも、というのは止めにしようか。

だが、その要素は意識して作り出されたものではなく、作者の無意識から産まれる産物と捉える。


それも「面白さ」と言えるのではないか。

だから、異世界ファンタジーを書くにして空想の話もそうだが、「自分を殺さないこと」が大事ではなかろうか。


リクエストのために、何も、自分を殺す必要は無いのだ。

相手を考えて作るにしても。


異世界ファンタジー

「面白さ」とは

『独自性』『独特』『自由』『非現実的』『印象的』


そういうことだろうか。

ストーリーについてキャラについて、とかいうよりも異世界ファンタジーは、『作者』が大きいのではないか?

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