疼く体、響く音、見たくない、逃げられない
体が震えている。
責めちゃ駄目
でもそれがなぜか愛おしくて
もうしないから
許して下さいと
願う相手は
神でもなく仏でも無い
かと言って人の形をしたものでもなく
私が私自身に願うべく
心の内にあるもの
誰も知らない
誰にも知られたくない
嫌い
嫌い 嫌い 嫌い
嫌いだから
まだ早いから
私はメンヘラなのかもしれない
メンヘラって何?
そんな言葉を使ってごまかして
結局はただ頭がおかしいことを言い訳してる
他の人と一緒にしたら他の人が迷惑
あなたはあなた。私は私。
分かっていても、分からないふりをして
もがいてもがいて、何をするわけでもなく、待っている
もがいてもがいて、もがくって何をしているのか。
発狂して髪を乱して
誰かにすがりつこうとしているのか
それを自分自身で拒否して、拒絶して、ひっかいて、ひっかきむしって
無視して
無視して
自分自身と向き合わず
無視して
堕落する
堕落したただの汚物
自分自身を蔑んで
それが自分に与えられた罰だからと悦に浸る
意味が分からない
死ね
そういう言葉を自分にかける。
口に出していってしまえば終わりだから
そう分かっていても
口に出てしまう
それが私を滅ぼすと分かっていても
止められない
自分自身を焼き尽くす
自分自身を殺す灰色の炎が
目の前を灰へと変えていく
ダメだと分かっていても逃げられない
見たくないのに見なくちゃいけない
苦しくて
苦しくて
もう嫌なのに
止められなくて
これが何回繰り返せば終わるのか
何回も何回も
そのために自分を殺して
私は自分を殺したい
殺して殺して、もう立ち上がれなくなって
何も考えられなくなりたい
殺して欲しい
誰も私のことを構ってくれなくて
それでも私を殺してくれる人を探す
灰色になった私を殺してくれる人を愛す
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