私とわたしのコンプレックスについて 2

 学校に行く途中で、いつものように夕実ゆうみと合流しました。後ろにまとめたポニーテールにしゅっとした体つき、少しだけ着崩された制服。どう頑張っても頼りない先輩とは対照的に、頼りがいのある「カッコイイ」わたしの親友。

 わたしが先輩を探すように周囲の人混みを見回していると、夕実が複雑そうな様子で呟きました。

「例の先輩、また遅刻してんじゃないの?」

「あの人は意味なくそういう事する人じゃないよ」

「……昨日屋上でなんかあった?」

「なんで?」

「だって、先に帰っちゃってたし。先輩と一緒だったんでしょ?」

「あー……昨日は、ごめん」

「いいけど。なんか、楽しそうだったみたいだし?」

 夕実はわたしの顔を見て、少し不服そうにしました。今日の夕実の態度はちょっと珍しくて、内心興味深い気持ちになっていました。

「ちょっと聞きたいことがあったんだよ。その縁で、仲良くなったっていうか」

「だとしても、あんたがそこまで執着するの珍しいよね」

「そうかな……そうかも」

「さっきから顔に出てますよ、お嬢様」

 わたしはびくりと露骨に反応しながら口元を押さえました。確かに、どこか口角が緩んでいるような気がして、そんな恥ずかしさで少し熱っぽさも加わりました。

 夕実はなおも気に食わない様子で、

「あの先輩、アタッシュケース持ち歩いた変人で不良生徒のくせに顔いいし成績優秀らしいし? 日和さんはああいうフィクションみたいな先輩に憧れるんですか?」

「あの人、そこまで噂通りの人じゃないよ。なんだかんだへっぽこっぽいし」

「へっぽこって……」

 夕実はさらに悩ましげになりました。なぜだか今日の夕実は、いつもに増してやけに見てて楽しいです。

「まあ……ただでさえあんたみたいなお人よしは、良くないものを寄せつけるとこあるんだからさ。あんたにたかるようなたぐいだったらすぐに離れなよ」

「先輩は面白い人だけど、そういう人ではないと思うよ」

「昨日出会ったばかりで、何を言うか」

「でも、いざとなったら夕実が助けてくれるでしょ?」

 わたしがにこりと笑顔を向けると、夕実は少し照れた様子で顔をそむけました。

 普段はかっこよくて頼れるけど、今日の夕実はなんだか面白い反応をしてくれます。今までもそういう子だったから、ここまで長く幼馴染として続いているのかもしれません。

「いつもはそこまで頼ってくれないくせに……」

「そんなことないよ。頼りにしてるよ」

「言ったな? いざとなったら、嫌と言われてでも引き離してやるからね。覚悟してよ」

 ようやく、後方にアタッシュケースと鞄を提げた先輩を見つけて安堵の息をつきました。先輩は捨て犬みたいな顔をして、わたしたちを見たり逸らしたりを繰り返しています。

 わたしは夕実のブレザーの裾をちょいちょい引っ張り、親指で先輩を指しました。

「ごめん。先輩もう見つけたから、行ってくるね?」

「……ひどいわ。あたしとの関係は遊びだったってこと?」

「先輩すごく気まずそうだから。本当にごめん」

「まあいいけど」

 言って、先輩の方をキッと睨みつけました。

 先輩の評判もあってか、よほど警戒しているようです。そこまで悪い人でもないので、出来れば仲良くしてほしいところなのですが。

 わたしが立ち止まって待つと、先輩はまさに水を得た魚とでも言わんばかりにすぐに駆けてきました。

 お互い軽く手を上げて合流し、並んでまた歩きはじめました。

「おはようございます、広野先輩」

「うん……おはよう、飛田さん」

「後輩がひとりじゃないと話しかけられない先輩って、すごく情けないと思いません?」

「ごめん……」

「噂みたいな威厳はどこ行ったんだか」

「あれは、みんなが勝手に言ってるだけだよ。それより、さっきの友達の子のことは良かったの?」

「大丈夫です。ちゃんと断ってきましたので……なんか睨んでますけど、気にしないでくださいね。先輩の評判もあって、気を張ってるだけだと思いますから」

 夕実を見て苦笑を浮かべながら、そんなことを言いました。

 昔から、本当に過保護なんだから。

 以前にも、わたしが誰かの頼まれ事を引き受けたり、男子と何か話していたりすると、いつもあんな調子で。そんな子だからか、わたしが困っていたときはいつも助けてくれました。

 先輩だって悪い人じゃないですし、どうにか警戒を解いて仲良くしてくれるといいな。今はまだ、難しいかもしれないですけど。

 わたしは周囲を見回して、ある程度の距離を保たれていることを確認してから、先輩にこそっと耳打ちしました。

「例のものを持ってきたので、また屋上来ていいですか?」

「……ん」

 先輩はぶるっと首筋を震わせて、うつむきがちに答えました。意外なところで弱点を見つけて、思わず笑ってしまいました。

「せっかくなので、お弁当も持っていきますね」

 言って、先輩の手元を見ました。アタッシュケースと鞄に隠れていましたが、コンビニ袋を提げています。開け口の隙間から、コッペパンとカフェオレが入っていました。

「パンですか?」

「うん。お弁当ってすごく苦手で……」

「苦手、と言いますと……?」

 最近はわたしが自分で昨日のうちにおかずを用意しますが、先輩はやはりお母さんに作ってもらってるのでしょうか。それで、嫌いなおかずを散々入れられた、とか。

「なんか、無理やり押し付けられてる感があまり好きじゃない、というか。それで喧嘩して、以降はお金だけ貰ってコンビニで買ってる」

 意外な答えが返ってきました。しかし、それは少しだけ理解できるような気もして。わたしの場合、後ろめたさからのものなのですが。

 なんにせよ、あまり触れない方がいいかもしれない。

 そう考えてるうちに、今度は先輩が聞いてきました。

「飛田さんは、自分で作ってたりするの?」

「なんでそう思うんです?」

「なんか、しっかりしてる感じがするから」

 そりゃ、ずっとお姉ちゃんをやってたものですから。まあ、ここ最近は微妙ですけど。

 口には出さない言葉をごまかすように、とっさに笑みを作るようにしました。

「晩ご飯のおかずと冷食とで、ちょちょいと埋めるだけですけどね」

「やっぱり。簡単に言うけど、普通にすごいって」

「いやあ、そうでもないですよ」

 先輩にそう言われると、少しだけ調子に乗ってしまいます。

「作りましょうか?」

「……え?」

「あっ、押し付けがましいのはダメでしたっけ? パンだって毎回買うと高いかと思って……」

 あ……。

 調子に乗って、いらないことを口走ってしまいました。わたしはどうにか弁明を試みます。

「ごめんなさい。多分これから色々お世話になると思うので、せめてそれくらいって思ったんですけど……ダメですよね」

「あの、待って!」

 先輩が両手に提げた荷物をもたもたと左手にまとめて、どうにか右手を差し出し、頭を下げました。

「はい?」

「……えーと、じゃあ、うん。お弁当、お願いします」

 わたしは一瞬だけ困惑しながらも、先輩のその様子がおかしくて、思わず噴き出してしまいました。

 本当に面白いし、可愛い人だ。この人のこんな姿が見られるなら、わたしは喜んで何でもしてあげたい。不思議と、そんなことを思ってしまいます。

「……あの、そこまでしなくていいです」

「あっ、ごめん」

 先輩の顔が上がる。

「押し付けられるのが嫌いなのに、わたしのお弁当は欲しいって。それって、どういう気まぐれですか」

「飛田さんならいいって感じたんだよ」

 それから、恥を振り払うように首を振って、

「それにさっき、君がどこか切ない顔をしていたから」

 先輩は優しげな口調でそんなことを言いました。

 さっき? わたしはいつ、そんな顔をしたのでしょうか。

 ちょっと考えて、まさかと思って、なんだか恥ずかしくなってきました。

 片手で先輩から顔を隠して、これ以上の恥ずかしさをなかったことにしようと試みました。

 だけど、ダメみたいで。

「……見ないでください」

「やっぱり私、君といると安心するな」

 手で隠した視界の端に見える先輩は、いたずらっぽい笑みを浮かべてわたしを見ていました。

 だけど、そんな先輩の笑顔を見ると、わたしもどこか幸せな気分になるようでした。



 先輩と下駄箱で別れて、待っていた夕実とまた合流して教室に向かいました。夕実は少しだけ拗ねたような態度をしながらも、わたしのする先輩の話を黙って聞いてくれました。

 なかば一方的に話しながら教室に着くと、先にいたクラスメイトがいつもより盛り上がった様子になっていました。何事かと話を聞くと、どうやら転校生が来るとのことでした。

 夕実にも話を聞くと、昨日くらいから知っていたけどさほど興味がなかったのだそうです。わたし自身は今日初めて聞いたのですが、わたしも特に感動を覚えることもなく、なんてこともなかったように席に着きました。

 昨日の先輩との出会いで満ち足りすぎていて、転校生というものにさほどロマンを感じなくなっている、というか。たとえ誰が来たとしても、昨日以上の夢を見るような出会いなどないと思ってしまい、ほどほどに仲良くやっていけたらいいなと思うくらいでした。

 ついに担任が教室に入ってきて、教室が静まったところで「転校生を紹介します」と言って、扉に向かって呼びかけました。

 扉が引かれると、背が低めの男の子が入ってきました。鋭い目つきに頑なに引きむすばれたような表情、あまり鬱陶しくないくらいの髪ときちっとした服装と、どこか真面目そうな雰囲気が出ていました。

 男の子は黒板に「機島黒雪」ときっちり書いて、くるりと前を向きました。

機島黒雪きしまくろゆきです。親戚の都合でここに越すことになりました。よろしくお願いします」

 機島くんはどこか緊張しているようで、きわめて平坦なトーンの自己紹介をしました。案の定、クラスメイトの男の子が面白がった様子で「好きなタイプは?」と聞き、機島くんの表情はどこか引きつったように固まりました。

 ひとつ前の席の夕実が呆れた様子でわたしを振り返ります。

「最初に聞く情報がそれってどうなの?」

「本当だよねえ」

 わたしは苦笑まじりにそう返して、機島くんの方を見ました。実際、普通の男の子だなあって印象で特に思うこともなかったのですが、どこかの誰に似たようなハラハラ感が見えてくるようでもあり。

 そのうちに、機島くんと目が合いました。その時にどこか表情が揺らいだような気がしましたが、機島くんはすぐにまっすぐ向き直り、一層こわばった様子で答えました。

「好きなタイプは氷です」

 何を言い出した機島くん。そう思いながら少し考えて、それがゲームの話だと分かりました。

 顔をうかがうと、機島くんも自分で言っておきながら苦笑していました。

 質問した当人含めてクラスじゅうが反応に困って気まずい空気になり、わたしはそんななかで少しだけ噴き出してしまいました。どうにか周囲にバレずに済みましたが、それなりに申しわけなくも感じたので、手を挙げてそれなりに無難そうな質問しました。

「前に住んでいたのはどういうところでしたか?」

 夕実は意外そうな顔で振り返りました。わたし自身にも意外なので、どうしたと聞かれたって困るのですが。

 機島くんはどうにか調子を取り戻し、

「……えー、寂れたような工場と建物と草っぱらばかりある、いわゆる田舎と呼ばれるところに住んでいました」

 それからはどうにか気まずい雰囲気はほぐれていき、それからの機島くんは立て板に水を流すように何事もなく質問をこなしていきました。

 思えば、こうやって誰かにフォローを入れるようなことは普段しないので、さっき簡単にやってのけたことに我ながら驚いていました。やっぱりそれは、どこかあの先輩と重なるところがあるからか。

 機島くんはどうにか円満に自己紹介を終えて、一番うしろの指定された席に向かいました。すれ違いさま、機島くんはまたこわばった顔でわたしに軽く頭を下げ、通り過ぎていきました。

 まあ、悪い人ではなさそうだなと。少しだけいい気分になりながら、そんなことを思っていました。



 昼休みになって、わたしはすぐさま屋上へ行きました。

 夕実はあまりいい顔をしませんでしたが、だからといって特に止めることはなく。せっかくなので誘おうかなとも考えましたが、わたしは良くても先輩が良くないかなと思ったので、「ごめん」と謝るだけに留まることになりました。

 お弁当を食べながらそのような話をすると、先輩は案の定の苦笑で言いました。

「私も妖精のことをあまり人に知られたくないからね。連れてこなくて正解だったよ」

「先輩が魔法少女だって知られるからですか?」

「それも多少はあるけど……シャインの方は、警察に目つけられてるから」

 ヒーローなのに警察に目をつけられる、とは。一体何をしたのでしょうか。やはり、未確認生命体呼ばわりされるとか、そんなところか。

 先輩はいちごジャムとホイップのコッペパンをもぐもぐさせながら、後ろめたいようにわたしから目を逸らしました。

「まあ、あんまり人と話したくないし。どのみち、他の人が来たらきっと何も話せなかったと思うんだ」

「ああ、朝の捨て犬みたいな感じになっちゃうんですっけ?」

「犬の話はやめて」

「そういや、先輩は犬のカード持ってますもんね」

「あれはウルフだよ。犬じゃなくて、オオカミ」

 先輩は誤魔化すようにストローを挿したカフェオレを勢いよく吸い上げました。

 とても甘そうなお昼だなあ。そんなことを思いながら見ていると、先輩の吸う勢いが突然止まり、思い切りむせはじめました。

 わたしは慌ててお弁当とお箸を置いて、先輩の背中をとんとんと軽く叩くようにしました。

「ちょっ、何やってんですか!」

「……っき、気にしないでいいから」

 先輩は新しくできた妹みたいで、ちょっとだけ懐かしい気分になりながら、むせ込むのが止まるまで付き合うことにしました。思えば日向もしっかりしはじめて、こうやって誰かの面倒を見る機会も少なくなってきたのを改めて感じました。

 でも先輩、わたしよりひとつ上のはずなんだけどな。

「こんなんじゃ、到底わたしの友達なんて連れてこれませんね。先輩が思った以上にへっぽ……外面とのギャップがすごいことがすぐに広まってしまいます」

「へっぽこ……」

「おっと」

 わたしは口を塞いで、何も言っていないことをアピールしました。もちろん、手遅れなのですが。

「……すみませんでした」

「いや、別に怒ってるとかはないけど」

「本当ですか?」

「やっぱり、私ってへっぽこかな?」

「まあ、そこそこ……」

 むしろそういうところが可愛いのですが。

 なんて気軽に話すのは恥ずかしいので、わたしはまたお弁当に手をつけはじめました。先輩も少し落ち込んだ様子でため息をつきながら、パンとカフェオレの残りを平らげて、アタッシュケースを取り出しました。

「そっか……」

 その時の先輩はとても寂しそうで、誰かが支えていないといつか壊れてしまうような気がしました。

 だからなのでしょうか。本当のこの人を知っているわたしがなにか出来たらなって、そんなことを強く感じるようになって。

 正直、わたしから見たらこの人はヒーローなんか向いていない。聞いてる限り、見ている限り、この人は見てくればかり飾られているだけのような。なんだかそんなふうに思えてしまうのです。

 わたしだってそこまでヒーローに向いてるわけではないのでしょう。しかし、放っておいたら壊れそうな先輩の姿を、わたしは見放すことなどできそうもなく。

 なんて、おこがましいことを考えて。

 結局のところ、これもわたしの感情を――エゴを正当化するためだけの建前でしかないのです。先輩に何も言えないのは、後ろめたさを感じているからで。

 いつかの誰に言われたように、本当に腹が黒いのかも。

 そんな吐き出しそうになるほどのら黒く渦巻いた感情を飲み込むように、わたしはお弁当を平らげることに集中しました。




 昼食を終えて、ブレザーのポケットに潜ませていたデバイスとナイフの柄を出し、先輩の言った通りにデバイスを起動しました。

 画面には相変わらず憎たらしい態度をした仮面の怪盗少女がいます。

「なんだ。もう二度と起動しないものかと思っていたけど」

「不本意だけど、必要なことだから」

 声を潜めて、デバイスにそう言った。

 先輩はわたしたちの間のことを知るはずもなく、デバイスを覗き込んで呑気そうに言った。

「へえ、良さげじゃん。モデルとかはあったりするの?」

「それが、本当にないんですよ」

 モデルはきっとないのだろう。ただ、怪盗というわたしの中の漠然としたイメージが具現化されただけで。

 だけど、それを表すものは――。

「もっぱら、内面に渦巻くエゴが表出したってところだろ」デバイスの中の怪盗少女は、愛想もなくそう吐き捨てました。「事実、ボクは正義だとかなんとかの綺麗なお題目が好きじゃないからな」

 わたしは慌ててデバイスを胸元に押し付けて、デバイスの声を抑えようとしました。しかし、彼女を黙らせるにはすでに遅く、先輩の表情は少し引きつったようになっていました。

「いや、違うんですよ。この子が勝手に言ってるだけで――」

 わたしは必死に弁明しようとしましたが、その行動と言動はかえって先ほどの言葉に真実味を持たせるだけで、わたしの思い通りに動くこともなく。

 先輩は何かを言おうとして、軽く首を振って。

「きっと、君は良い人なんだろうね」

「あの――」

「じゃあ、画面に触れて。それから、妖精の名前を呼んでデバイスからカードを出そうか」

 名前なんかつけてない。こんなものをもうひとりの自分として認めたくなくて、そんなことをしようなんて考えに至らなかったのです。

 だけど、さっきのことからこれ以上に先輩を裏切りたくなくて。

 わたしは画面に触れて。そして、これがわたしじゃないことを暗示するために、わたしは自らの妖精に名付けました。

「……シャドー

 わたしの影。わたしに真似をして勝手につきまとうだけの、わたしじゃない存在。

 画面の中の少女は不敵に笑い、デバイスからカードが弾き出されました。

 黒いタキシードを纏うシャドーの全身を写した、わたしの分身そのものであるカード。それを引き抜いて、デバイスをポケットにしまいました。

 ナイフの柄の歯車を回して、スロットを晒し、カードを差し込みます。

 歯車を戻すのを一瞬だけためらい、だけど裏切りたくもなくて。ヤケのように歯車を戻しました。

反誕リ・バース

 光に包まれて、そこからわたしは黒く染まって。

 わたしは、おぞましい何かに変わっていきました。きっと、今まで自分が目を逸らし続けていた、自分で嫌っていた『ボク』へと。

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