第6話「揺れる心」

「これは……」

「ひ…ひどい……」

 マリーとシモラーシャは一様に絶句して、目の前にあるものを見つめた。

 陽はもうとっぷりと暮れ、本来ならばまったく明かりのない森の奥では鼻をつままれてもわからないはずである。

 だが、そこは少し開けた場所で、空を覆っているはずの樹木も切れ、月が望めた。

 こうこうと照らし出された草むらは、まるで昼間のように明るく、そして幻想的な眺めを彼らに見せていた。

 ふたりの近くに先ほどの炎の料理人サイードがいた。

 足元にあるものをじっと見つめている。

 そこには、キレイに肉や内臓だけを取り去られた骸骨が横たえられていた。

 そう、美食のザールに食べられてしまった、あのかわいそうな商人である。

 もっとも、彼らには──というか、少なくともシモラーシャにはまったく誰がこのようなことをしたかはわかってはいなかっただろうが。

「…………」

 サイードは、ゆっくりとかがむと、素手で土を掘り始めた。

 ほどなくして、彼はその作業を終え、今度は骨を一箇所に集め始めた。

 骸骨は、完璧に人間としての形を残したまま横たえられていた。そして、舐め取られたように、肉片も血糊さえも残されてはいなかった。

 彼はそれらを掘った穴の中に丁寧に入れると、土をかぶせた。

「…………」

「…………」

 一部始終をマリーとシモラーシャは黙ったまま見つめていた。

 完全に作業を終えたサイードは、こんもりと積もった土に向かい手を合わせてから立ち上がる。

 そして、マリーたちを振り返った。

「マリーと言ったな」

 サイードは静かな口調でそう言った。

 張りのあるバリトンの声。

 マリーがふと気づくと、隣にいるシモラーシャが鼻の下を伸ばしている。

「…………」

 なんとなしにムッとする。

 だが、次の瞬間己に問い掛けた。

(なぜ?)

 彼女のアホ面にイライラする。

 まったく、どこまでもシモンとは正反対の女だ。

 だが───

(…………)

 認めたくはないのだが、彼はそのイライラする感覚を新鮮に感じていた。

 今までなら、イライラさせられるのが大嫌いで、その元凶に対して憎しみさえ覚えてきた彼である。もっとも、ほとんどその対象は、かつての仲間である太陽の女神──シモンであったのだが。

 だから、その彼女の転生体であるこのシモラーシャという人間を、己が憎まないはずがない。

 なのに、どうして───

(僕にも理解できない……この気持ちがいったい何なのか……)

「おい、聞いているのか?」

「あ…ああ……す、すみません。ちょっと考え事をしてました」

 慌てて答えるマリー。

 だが、サイードは辛抱強く待っていてくれたらしい。表情にも特に変わった様子はない。

 彼はそのままの無表情さで、

「先ほども、貴様が言っていたが」

 言葉を続ける。

「いかにも、俺は炎の料理人であり、上級魔族でもあるサイードだ」

 彼は、右手に巻かれていた包帯を取り払った。

 そこには、鮮烈な赤さの、炎の痣が刻み込まれていた。上級魔族の炎の紋章───人間にとっては禍々しいだけの不吉な印。

(やはり、そうだったか。だが、しかし、なぜ彼は……?)

 マリーは飯屋でも感じていた疑問を思い起こしていた。

 己の知っているサイードはこのような顔ではなかったはずだ。

(恐らく、僕と同じで顔を変えているのだろうが、僕の知っている彼は、そのようなことをする人ではなかったはずだ)

 マリーは不可解な気持ちを抱きつつ、厳しい顔つきをした体格の良い男を見つめていた。


 それから、彼らはそこを離れた。

 先ほどまでマリーたちのいた沼のほとりに三人は引き返した。

 マリーとシモラーシャはその場に座る。すると、サイードもおとなしく彼らにならって座った。

 しばらく沈黙が流れた。

 ──ポチャン…

 何か魚でもいたのだろうか、沼の水面に水飛沫が上がった。

 辺りは静かではあったが、やはりそこは闇の中に獣たちを隠した森である。

 遠くに何かの遠吠えが聞こえる。

 虫の声は聞こえてはこなかったが、おそらく獣を怖れて静かにしているのだろう。

 だが、その沈黙を破った者がいた。シモラーシャである。

「ねえ、サイードさん」

「サイードでいい」

 すかさず言葉を返すサイード。

「あ、うん……サイード。あなた、ほんとのほんとーに魔族なの?」

「しつこい。痣を見ただろう」

「うん、そうなんだけど……」

 シモラーシャは不服そうに口を尖らせている。

 その様は妙にいとけない。

 それを見たマリーは知らず微笑んでいた。

「あたし、あなたみたいな魔族って見たことないんだもん」

 シモラーシャは素直な自分の考えを言った。

 サイードは、彼女の横に置かれている立派な大剣に視線を向ける。

 それから、じっとシモラーシャのことを意味ありげに見つめた。

(何か言うつもりなんだろうか……)

 マリーは、そんなサイードの様子を見て、内心ハラハラし通しだった。

 が、しかし───

(待てよ?)

 マリーは気づく。

 さっきもだったが、どうして自分は彼女がシモンであるということをサイードに言われたくないと思うのだろう──と。

 なぜか、シモラーシャには何も知らせたくないという気持ちが湧き起こっている。

 別に知られたっていいはずだ。どうせ殺してしまうんだから、いつかは。

(いつかは…?)

 それもおかしなことだ。

 いつか───それは、まるで永久に来ないようなニュアンスのある言葉。

 自分はいつからそんなふうに曖昧なことを言うようになったのだろう。

 と、そんなふうに自分だけの物思いにかられようとしていたマリーを尻目に、サイードは口を開いた。

「お前は魔法剣士なんだな」

「うん、そう」

「まだ若いようだが、剣士になってどれくらいになる」

「えっとぉ……」

 シモラーシャは形の良い眉を寄せた。

「あたし、10歳の時に魔法の塔に入ったのよね。で、塔をおん出たのが15で……それから3年近くなるのかな?」

「ふむ……お前は魔法剣を金色に輝かすことが出来るようだが、それがシモン・ドルチェと同じ霊力の強さを持つということは、もちろん知っているのだろうな」

「あったりまえよぉ───!」

 とたんに、彼女は得意そうな表情を見せた。

 彼女の髪の色と同じ、輝かんばかりの顔つきだ。

「……………」

 それを見たサイードが、一瞬面白そうに目を広げた。

「あたしはねぇ───、世界最強の魔法剣士なのよっ」

「ほぉ……」

 今度は、明らかに面白がっている様子を見せている。

「自分で言うとは、なかなかに度胸のある女だな」

「だって、そうじゃない? 伝説の女剣士と同じ霊力の持ち主なのよ。彼女は最強だったと言われている。だったら、その彼女と同じように輝かせることのできるあたしは、すなわち!」

 右手の人差し指をピンと立て、ウィンクをするシモラーシャ。

「このあたしが世界最強だっていう証じゃん!」

「ぷっ……」

 思わずマリーは吹き出してしまった。

「なっ…なによぉう。なんで笑うのよぉ」

 思いきり不機嫌そうな目を向け、彼女はまたしてもプーッと頬を膨らませている。

「だって……」

(だって……)

 そう、それは当たり前のことだ───と、マリーは思ったのだ。

 彼女がシモンと同じなのは当然のこと。

 だって、シモンとシモラーシャは同じ人間なんだから。

 というか、同じ──というのはちょっと語弊があるか。

 同じ魂の持ち主というべきか。

 だが、どちらにせよ、それほど変わりのないことだ。

「だって、あなた。そんな世界最強なんて、自分で自分のこと言う人なんて、ちょっといませんよ」

「でもっ! あたしの他に誰も金色に輝かせる人はいないんだから……だから、あたしが一番なのっ! 一番ったら、一番なんだからっ!」

 もう、ここまでくるとただのダダっ子だった。

 マリーは苦笑せざるを得なかった。

(やはり、シモラーシャにはシモンの人格はないみたいだ)

 マリーは、観念して認めなければならないと思った。

 本当ならば、シモンの人格で転生してくるはずであったのに、なぜか別の人格で転生してきたということを。

 これが演技でも何でもないということを。

 だいいち、自分はシモンがそのような姑息なことをする人ではないということを知っている。

(もっとも、シモンが少しでも卑怯なこととか姑息なことをしてくれれば、多少優しくしないでもなかったんだけどね)

 いったい、何が彼女に起きたのか───それはわからない。

 だが、今回のことはよく考えてみる必要がある。

 彼女と行動を共にし、どうしてこんなことになったのか、いろいろ考えてみるのもおもしろいかもしれない。

(殺すのはいつだって出来るんだし───)

 だが、マリーは、自分がすでにもう彼女を殺そうなどとは思っていないということに、気づいていなかった。いや、何となく気づいてはいたのだろうが、それを認めたくはなかったのだ。

「…………」

 サイードも、興味深げにシモラーシャを見つめていた。

 マリーは、そんな彼の視線が気になってしかたなかった。

 なぜなら───

「お前は、俺がかつて慕っていた女性に似ている」

(ひゃっ?)

 マリーは心臓がひっくり返りそうになった。

 いったい、この男は何を考えているんだ?

 やはり、彼女に真実を言う気なのだろうか。

「え───? あたしに似てる人?」

 ほんのり頬を赤くさせるシモラーシャ。

 その様子に、さらにムッとするマリー。

「ああ。姿形は似ているのだが、お前のように感情表現の豊かな人ではなかったな」

「ふーん。サイードは、あたしみたいなのはイヤ?」

 ちょっと真剣なまなざしで見つめる彼女に、

「いや、そんなことはない」

 サイードはフッと笑ってみせた。

「きゃ───!」

 シモラーシャは、いきなり叫ぶと、興奮したように両手をブンブンと上下に振った。

「ねねっ、サイードの好きだった人ってどんな人? あっ、あたしに似てるってことはすごーい美人だったんでしょ? でしょ? ねー、そうでしょ?」

 とたんに、矢継ぎ早の質問攻撃が始まった。

 その勢いに、たじろぐサイード。

「う…ああ、そうだな……」

(おもしろい)

 マリーは二人のやり取りを見て、かつて目の前で繰り広げられた光景を思い出す。

(因果なものだ。シモンはサイードの料理の弟子だったんだ。あの頃の二人は、とても静かに互いを尊敬し、料理という共通の関心事で楽しそうに過ごしていた。僕はその様子を見るのが大嫌いだったが……イーヴルだっていい感情は持っていなかったはず。シモンはどうか知らないが、少なくともサイードは彼女に対して友情以上の気持ちを抱いていたはずだ。もっとも、彼の無表情さは折り紙付きで、公には知られていなかったようだが、シモンを深く愛していたのだと僕は信じていた……)

 それは、遙か、何千年も前の出来事───が、マリーにとってはついこのあいだのことのように思い出せることであった。


 あの頃は、何もかもが輝きに満ちていた。

(イーヴルも落ち着いていたし……)

 マリーは目を閉じた。

 瞼の裏に焼き付いている長く黒い髪、不思議な安心感を与える紫がかった黒い瞳を思い浮かべる。

 そして、その彼にそっと寄り添うようにシモラーシャと同じ顔をした、けれどもまったく違う印象を与えるシモンが立っていた。

(僕にはいまだわからない。なぜイーヴルが彼女をあのように深く愛したのか…狂気にかられてしまうくらいに…)

 彼女は、彼女自身の愛した男に実に良く似ていた。自分を愛してくれた闇神ではなく、その闇神とは正反対のその男に。

 正義を振りかざし、己が一番偉いのだと確信し、愛こそがすべて、他人を思いやることが至上のことだと言い放ち、正しくあれ、健やかであれ、人間に奉仕せよ、怠惰は罪だ、精進せねばならぬ───等々、それはそれはご立派なことを並べたてていた、あの男。

 それが出来ぬ者は、神たる資格はないと高らかに謳い上げていた。

(ふ……僕には所詮そのようなことなど無理だったというのに……)

 いつのころだったか───世界が実に安定し、神々もより良く世界を導き、人々は平和を謳歌していた、あのつまらない日々───そして、それから逃れるように、バイスと共に享楽と退廃と淫靡を欲しいままにしていたあの素晴らしい異界の日々は、己が一番生きていると感じることができた時代だった。

(あれ以上の幸せがあっただろうか)

 幸せに酔いしれ、ここからもう抜け出したくないと思ったあの美しくも切ない時───あれ以上に幸せなどないと信じきっていた。

 だが───

(何だろう、この不安は……)

 マリーは、隣で楽しそうに話をするシモラーシャを見つめた。

 ざわざわと心がざわついている。

 彼女は確かにシモンとは違うようだが、だが、それだけで彼女を愛するようになるということにはならないはずだ。

 彼女のようにユニークな存在は、今まで出会ってこなかったわけじゃあない。

 それなのに───

(真実の愛───)

 かつて、それを言った男の言葉を思い出す。

(僕を異端だと言った……)

 確かにそうだ。

 僕は異端だ。

 明らかに他の神々とは違う存在なんだ。

 だが、それが何だというんだ。

 人間たちだって、そうじゃないか?

 考え方だって、趣味嗜好だって違う者は多い。

 それこそ、これが同じ種族だろうかというほどの違いだってある。

 それが自然なんじゃないか?


 ──神がこのように無知な存在だとは思わなかった──


(あいつはそう言った…)

 確かにそうだ。

 神とて人間と同じ。

 無知な者はごろごろといる。

 だが───

(少なくとも僕は違う)

 マリーは、ふつふつと煮え繰り返る気持ちを思い出していた。


「お前、変わってるな」

 そのとき、サイードの声で、マリーは物思いから現実に引き戻された。

「今までにさぞかし辛いこともあっただろうに」

 彼の声は淡々としていて、およそ慰めるとか、優しくするとかといった感じは見受けられない。

 だが、マリーは、彼がとてもシモラーシャのことを気に入ったらしいということを感じていた。

「あらー、そんなことないわよ」

 それに対して、明るい声で答えるシモラーシャ。

 彼女の声は、まるで辺りを太陽のように照らし出しているようだ。実に明るい。さすが太陽の女神の転生体だとマリーは思う。

「確かにあたし、普通の人間とは違ってるみたいだから、そういうのを嫌う人はよく苛めてくれたわね、子供の頃。でも、あたし、やられたらやり返すほうなの。で、そこまで。それ以上何も言ってこなけりゃ、また普通に話すし、付き合いもするわ。相手の出方次第ね。そうねー……」

 すると、シモラーシャは立ちあがり、キョロキョロと辺りを見回すと、何かを見つけ歩き出した。

 彼女の見つけたものは、倒れた巨木だった。かなりの大きさで、どんなに力のある者でもとうてい持ち上げられそうな感じではない。

 だが───

「よいこらしょっと!」

 彼女はその巨木を軽々と持ち上げ、自分の肩に乗せた。

 マリーも、サイードも少なからず驚いている。

「これって、普通人間、しかも女には無理だって言われてるよね」

 ダーンと巨木を投げ出す。

 辺りの空気がビリビリと震えた。

 同時に、近くの草むらからいろいろ蠢く者たちがサササッと飛び出してき、そしてどこかへ逃げていく。

 彼女はパンパンと手をはたきながら、再びマリーたちのところに戻ってきて座った。

「子供の頃は、あんなの皆が当たり前に出来るものだと思ってたのよ。でも違った。魔族とかは魔力でホイホイあんなことできちゃうんだろーから、あたしも一時期は魔族の子供なんじゃないかって疑われたこともあったわ。でも、それはあたしのことをよく知らない人がそう思ったってだけで、あたしに人間以上の力があっても、獣並みの食欲があっても、それくらいは受け入れてくれる人っているみたいなんだよね。なんというか……全部の人っていうわけじゃないと思うけど、あたしが感じたことは、そういう単純な違いというので差別する人はまだマシってこと。そういう人はあたしと付き合うようになったらみんな気にしなくなるし。ただ、一番反吐が出るのが……」

 シモラーシャの目が強暴そうな輝きを見せた。

(…………)

 一瞬マリーは、かつての仲間である太陽の女神の目を思い出す。

「魔法の塔で、あたしはなぜか老師さまにかわいがられていた。もちろん、それはきっとあたしがシモンさまのように黄金色に剣を輝かせることができるからだったと思うけど、それを面白く思わない連中もいたわけよ。同じ修行する仲間の中にも、そして、教示してくれる師範たちの中にもいたわけ。あいつらは外道よ。自分たちの能力以上のものをあたしが最初から持っているということを受け入れられなくてさ、ただ妬むだけ。妬んでるヒマあったら、掴み取るまで修行すりゃいいのに、それもせずに、まあ、いろいろいろいろ嫌がらせしてくれたわよねぇ。ま、あたしが黙ってるわきゃないけどさ」

 シモラーシャはニッと笑った。

 何だかすこぶる爽やかな顔だった。

「で、そういうヤツらは絶対にあたしとの間では歩み寄りはなかったね。ケンカしたらしただけ、あたしがぜーんぶ悪いって決め付けるんだもん。まったく、始末に終えなかったよ」

「あなたは、人々と違うということを何とも思わないんですか?」

 思わず、マリーはそう言っていた。

 はっと気づいたときには、もう言ってしまっていたという感じで、そうしてからマリーは少し後悔する。

「思わないわ」

 だが、一言で片付けるシモラーシャ。

「あたしは、このあたしが気に入ってるし、それをやいのやいの言うヤツに合わせる必要ないじゃん。あたしは、このあたしのままのあたしを受け入れてくれる人がいたらそれでいい。でもね、あたしを受け入れてくんない他の連中だって、別にいて悪いわけじゃないんだよ。ただ、あたしにかまわないでくれたらいいんだけど、そういうのに限ってちょっかい出してくんのよねー」

「やはり、変わっているな、お前は」

 サイードがボソリと呟いた。

 マリーはその声に、限りなく優しい響きを感じ取った。

「うん。変わってるってことに誇り持ってるもんね。あたしはあたしらしく生きていくのが一番いいのよ。他人はカンケーないのっ!」

「…………」

 マリーはなぜかショックを受けていた。

 頭ではそういうことも理解していたつもりだったが、彼女にそう言われて初めて気づいたような気がする。

(変わっているということに誇りを持つ……)

 それは、ひいては「異端であるということも誇りに思う」ということ。

 マリーの心は千々に乱れた。

 彼女の言葉が、心に深く刻み込まれるような気がした。

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