遺物整理
さすがにこの状況はまずいと思い、俺はとりあえず彼女の遺物を整理することにした。
何かすっきりするかもしれない。
遺物整理は思ったより落ち着いてできた。
ゆっくりと彼女との思い出がよみがえり、時には悲しくなり時には楽しくなった。
彼女は本が大好きで、たくさんの本を買っては読んでコレクションのように本棚に並べていた。
中でも彼女は短編集「帰り道」を大事にしていた。(ひらがな3文字の絶対本名ではないだろうと思わせる人が書いた作品だが、僕が読んだところそこまで面白くもない、なんかどっかで読んだことがあるような話だった)
その本に中から彼女が書いた手紙が出てきた。遺書というものだろうか。
その手紙にはこう書いてあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます