君との時間の過ごし方

 白い光が眩しいくらい

 丘では君が待っている

 目覚めれば思い出せない

 そんな夢のような昼下がり


 ラジオからは昔のナンバー

 潮風が薄いシャツに吹き付ける

 耳がごうごうと鳴って

 リズムの波にうまく乗れない


 流行りの将棋でも指そうか?

 ハーブのきいたお茶もあるよ

 休みの日ぐらい側にいたいんだ

 猫のように甘えてもいいかな?


 世間ってやつは忙しいからさ

 疲れたら少し立ち止まろう

 修羅場った若い頃のことなんて

 忘れたいのは誰も同じさ


 陽が落ちれば星も見えるだろう

 少しは宇宙に詳しくなろう

 べガとアルタイルの場所なら

 僕が教えてあげられる

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