応援コメント

第3話 女性防衛大臣・・・野毛大塚古墳の主」への応援コメント

  • 中国東北部の騎馬民族の活躍のことが書かれていて
    大変興味深いです。
    遺伝子の研究により、その騎馬民族とは
    現代のエヴェンギ民族と近いというのを
    ネットで読んだことがあります。
    一時は馬も入手して勢力を拡大した
    騎馬民族ですが、今は北方に追いやられ
    トナカイを飼っている、ツングース系民族の一つです。


    質問

    この当時の倭国は、任那から馬や鉄を手に入れるのに
    何を輸出していたのでしょうか?
    奴隷(生口)
    ですか???

    作者からの返信

    毎回、お読みくださりありがとうございます。第4話は騎馬の話です。どうぞ飽きずにお付き合いください。
    さて、馬や鉄や人なのですが、何と交換していたのか資料がないので判然とはしません。
    日本の歩兵や弓兵を騎馬武者に育てるため、日本へ指導者と馬、馬具等を送り込んだ痕跡が喜多見の遺跡から発見されています。本文では触れていませんが、大型の住居が確認されただけで5から6棟、内一か所から朝鮮式(伽耶国周辺)のかまどが発見されており、間違いなく伽耶国から渡来したと確信しています。また余談ですが、喜多見の地は南側に多摩川、北側は野川、国分寺崖線の斜面地で囲まれた湿地帯で、馬を放牧するには都合の良い土地だったと考えています。
    伽耶国への見返りは軍事支援を約束し、派兵、武器の供与、食糧支援などが考えられます。ご指摘の生口も献上したかもしれませんが、冒頭に述べたように裏付けはありません。
    第4話で触れましたが伽耶国とヤマト政権とは同盟を組んでいたとされ、双方の大王同士で協力し合ったのではないかと考えてみました。答えになったでしょうか。
    騎馬民族の事はよく知りません。ぜひ教えてください。

    編集済