ホワイト・デイ

君の顔が近くにあった

僕はお湯を沸かしておく

1年に2回クッキーを手作りする

クリスマスイブのサンタクロースと今日この日の君のために

いつの間にか君は僕の隣で頬をハムスターみたいにしていた

卵がたくさん入ったクッキーは少しぱさついていたみたいで

僕は牛乳を注いでやる

残りのクッキーを食べながら僕たちは

録画していた旅番組を見始めた

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