第二十一話 許して下さい


「ありがとうございました」

「きゃああああああああああッ! かっこいいいいいい!」

「うるせえなぁ……」

 

 取り敢えず謝罪と口止め料として中島〇人の写真集買ったけど、うるさくて仕方ない。あと視線が痛い。

 

「お前さあ、ただでさえ注目されやすいんだから……これ以上変な事するなよな?」

「知らないわよ。私が何しようと私の勝手でしょ?」

「はぁ……」

 

 こいつは爆弾でも死なない事は十九話で学習済みだし、さてどうしたものか。

 

「本当に核撃とうかな」

「多分その場合アンタも死ぬわよ」

「そうでもしなきゃてめえ死なねえだろ?」

 

 あとはドラ〇ンボールの世界から誰かを召喚するくらいだが、戦闘力どれくらいあったら良いんだ?

 

「こいつの場合、普通に身勝手の〇意と対等そうだから怖い」

「よく分かったわね」

「え!」

 

 じゃあ核兵器でも死なねえじゃんこいつ!

 

「私と対等に戦える存在がいないって、退屈な世界に生まれたわね」

「私が殺してあげようか?」

「返り討ちにするけど良いかしら?」

「すみません」

 

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