第2話あいきゃんふらぁぁぁぁぁい
転生?盾だったり天使だったり女性になったりして2度気絶というか意識を失って、ちゃんずけされて鳥肌をたてたりと色々あり、全裸なことを思い出し神さまに服を着るものを要求し渡されたのが白のワンピースに白の女性下着で穿く身につける事にたいする抵抗あり3つ身につけるまで数時間悩み最終的に痺れをきらした神さまには無理やり着せられた。
なんだか、身に付けて大事なものを失った気がする私である。
そして、現在だいぶ落ちつき見た目10歳ぐらいの男の子にも見え女の子にも見える自身を神さまだと言う少年?少女?と椅子に腰掛け優雅にお茶をしている。
「あの、どっち?」
きになってつい、神さまを見てどっちなのか聞いてみた。
神さまは質問の意味理解してくれたのか、すんなり答えてくれた。
「両方だよそもそも性別はないからね、でも男性よりではあるかな」
あー両方ね・・・性別はないけど思考回路か男性よりと、納得だ。
なぜなら痺れをきらした神さまに無理やり女性装備を着させられた時、あるそこそこある山脈二つを鼻息を荒くかなり目がイッた感じで揉みしだいてきたし可愛い顔立ちが台無しでエロジジイみたいな感じへと化していたからだ。
そして、少しそうほんの少し感じて変な気分になったのはきっとなにかの気のせいに違いない。
「へぇー(ニヤリ」
ジーッと正面に座る神さまが私を見て少し唇を吊り上げ、その瞬間すさまじい寒気のような悪寒が身体を襲った。
まさか、読まれた!?
「あの、読まないでください」
「えーどうしよっかなぁもっと女の子らしくなるなら読まないであげるよ~」
女の子らしくって・・・ん?もっと?うん?ん?
「リリスって、男の子より女の子ぽいよねもともと」
「なっ!?」
生前にも見た目も女の子に間違えられることが多く喋り方も女ぽいと皆から言われて・・・それで転生したら本当の女の子になるとか男だった私はいったい・・・
「おーい、また現実逃避始めないでよ~」
現実逃避をはじめて色々考えた結果諦める色々諦めなしくずしに今の現状を受け止めた私は現実逃避した私の復活を呆れた顔をした神様を見据える。
「もう、いいのかい?」
「はい、大丈夫です。なんとか受け止めましたから」
「ならよかった。でさ、さっき?いや、結構まえに時間はあるとかなんとか僕言ったと思うんだけど、ごめん時間なくなった。早速で悪いんだけど一人の子供の保護と子育て貰うことになってね事情は落ち着いた頃合いを見て話すからさ!てなわけで行く世界の知識と戦闘技能をインストール合わせて今盗賊に囲まれてピンチに陥っている僕が保護指定した子の近くに落とすね。」
へ?
いきなり饒舌に早口で喋りだしいい終えたあたりで体が浮遊感に襲われ、気がつけば青い空をすごい早さで地表へと落ちていた。パラシュートなしのスカイダイビング!?
え?え?え?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
悲鳴のようなものをあげながら落下中神さまの悠長な声が頭の中で聞こえてくる。
『ああ、盗賊相手にするとき手加減してね、じゃないとオーバーアタックになるからきおつけるように!』
パラシュートなしスカイダイビング中に頭の中にさまざまな知らないことがインストールされ、わかるようになり不思議と落ち着く、多分落ちても今の身体はダメージなどさほど受けないと人間とは違う存在なのだとインストールされた情報に身体に頭に心が理解をしたからだろう。
地面に近づき着地のため身体を安定させ、着地時に起こった衝撃で砂埃があがり身体全体が包まれるがその前に足を動き目的地へと無意識に駆け出す。
距離からして、1㎞を7秒ほど駆け抜け目的地到着とともに速度そのままに、視界に入ったもに容赦なく膝蹴りをかます。
私が膝蹴りをかましたものは人間の男性詳しくいえば、女の子を数人で囲み下品な笑みを浮かべた盗賊の1人だ。そいつはくの字になり吹き飛び木々にぶつかり赤い染みを作り地面へと落ち赤い水溜まりをつくりあげた。
私は膝蹴りが当たった瞬間速度を殺して1回転し、地面に着地をした。
「な、なにが!?」
一瞬のことで取り囲まれていたまだ小さな女の子も女の子を取り囲んでいた盗賊呆けた顔をしているのかしていたがすぐに仲間が1人やられたことを理解した盗賊達が動揺し各々武器を抜き私の方へむける。
さて、どうしようか・・・
一瞬考える一人確実に殺してしまったのになにも感じなかった事に私は内心一人驚いていた。
『カッコよく盗賊どもを成敗して女の子のハートをつかむんだよ!!リリス!!やっちゃえやっちゃえ』
脳に語りかけてくる陽気なそして内容が物騒な発言をする神さまの声を聞きながら、私は神さまの言うとおり盗賊を成敗することにした。
「あはは、ごめんね盗賊さん達成敗させてもらうよ。」
一応、謝りをいれ決まったことを実行に移す。盾と剣を装備し盗賊達を全員片付ける。
1分もせず盗賊全員が地面転がりだれ一人動かなくなった安全が確保されたのを確認後いまだ放心状態で周りを見つめる神さまに保護対象と定められた女の子に近づく、とビクッと身体を反応させ怯えら悲鳴をあげながら後退る。
「うあー心に来るなぁそんな反応されると」
人殺しにはなにも感じなかったのに小さな女の子に恐れられ来ないでという目を向けられると心にグサッと来るものがあった。
『あちゃーピンチのお姫様を颯爽と現れた王子さまが助けてドキッとなると思ったんだけどなぁ助けた子に恐怖の目でみられると言うのは予想もできなかったよ・・・頑張って保護して育てて』
神は私を見放したぁ状態に陥った私は
「お姉さんは怖くないよ~ね~だからおいで~」
完全に不審者のような危ない人と化した。
それも、あり近くの木の陰に隠れてしまった。
現在今いる場所は森の中、この世界には魔物もおり危ないのだが女の子は盗賊に追われ無我夢中でここまで逃げ、盗賊からの危機は去ったものの・・・助けた事実がある私に恐怖を感じるまでも魔物がいる可能性がある森から出られるのかわからず動けない状態に陥っている。
なぜ、まだ小さい女の子がこうなってしまったのか・・・その理由はインストールされた情報の中にあった。女の子が暮らしていた村が先ほどの盗賊達に襲われたのだ爺さん婆さんしかいなかったことで盗賊に全員殺され村を荒らされ隠されていた女の子は見つかり捕まりそうになり必死に逃げた結果らしい。
女の子の名はアリス歳は6歳父は魔族との争いで戦死、国が魔族との争いで負け魔族に支配され当時アリスを身籠った状態だった母はアリスを産んだあと、村の若いもの達を連れ去りにきた魔族に連れ去られ赤子だったアリスだけは残され、それを見つけた村の者達で貧しいながら育てられ暮らしていたところ、盗賊によりそんな暮らしも壊され今に至るとのことだ。
魔族や人間の他にも様々な種族がいるらしいがどうやら、この世界は魔族にすでに占領され他の種族は少しだけの領地にひっそり日陰なか生活で繁殖率の高く数の多いい人間種ははいりからず半分以上は魔族の納める領地で暮らしているとのこで、魔族の領地に暮らす人間種や他の種族は奴隷のような扱いになるからしい現在地も魔族領地県内とのことでまず最初に私がすることはアリスの保護と魔族領地圏外への避難だろう。
神様も、それを推奨していたこともありすることは決まった。
まずは保護・・・うん、怖がられてる近づくたびに離れられる。なのでまずはアリスの方から近づいて来るのをひたすらまつ、私は怖くないよーアピールでなにもせず、盗賊の死体を地面に埋葬したあと、周りがひらけた場所に火を起こし木を椅子にし鍋をときおり混ぜながら久しぶりのコーヒーを楽しむ。気分はキャンプ
鍋や食材やコーヒーなどは神さまに頼んだらゲームのような感じでアイテムバックに入れてくれたなかから、取り出したものだ。頼めば色々入れてくれるらしい。
「よしっ!完成」
日が傾いた頃に鍋で作っていたシチューが完成しアイテムバックからテーブルや椅子や食器類をだしセッティングを始め、最後に中央に出来立てのシチューを入れた鍋と籠にはいったパンとテーブル置く。
「ご飯にしよう、君もお腹が減っているんじゃないかな?もし私が嫌なら私はしばらく席をはずすからその間に食べるといい」
そう、いまだ木の陰に隠れながらも私を観察するように見ていたアリスに聞こえるように声をかけアリスとは真逆の方へ離れる。
「一時間ぐらいしたら戻ろうかな・・・あっ神さま」
『なんだい?』
「アリスのお母さんその後どおなったので?生きてます?」
気になったので私のwiki見たいになっている神さまに連れ去られた母親が今どうなっているか聞いてみた。
『ああ、アリスの母親ねー吸血鬼に飼われてるよ?食料的な目的でね』
すでに死んでるパターンかと思ったらまだ健在でいらっしゃるのか・・・
『えっ助けに行くきなの?』
え?助けちゃいけないの?
『うーん・・・リリスは助けにいきたいのかい?』
いや、ぶっちゃけ子育てとか私には荷が思いし、アリスだって本当のお母さんに会いたいだろうし母親だって自身の産んだ子供に会いたいんじゃないかなぁと・・・
『助けたいなら助けるといいよ、居場所や彼女の情報もインストールしといたげる。』
すぐさま新しい情報が入ってきた。アリスの母の名はアリシア、25歳居場所はここから少し近い場所に魔族の住まう街ザントリーフの普通吸血鬼一家に拉致後買われたらしい。
アリスが望むなら助けに行こうと思う。
一時間ぐらいたったので私は様子を見に戻ると、そこには料理に手を一切つけずに席についたアリスがいた。
私は不思議に思い近づく、逃げるかなぁと思いつつもアリスは逃げるそぶりをしなかった。
「どうさたの?」
「・・・あの・・・ありがとう、ござい、ました・・・」
アリスはこの一言を言うのが精一杯だったのか、俯いてしまう。沈黙が訪れて私はアリスの様子を見る先程よりは怖がられてはないみたいだがまだ、少し怖れられている感じはするので助け船をだす。
「もしかして、私を待っていてくれたのかな?」
アリスにやさしく聞いてみると俯きながらもコクりとうなずいてくれた。
「ありがとうね、温めなおしたら一緒に食べよっか」
一時間も置いていたので冷めてしまったシチューを火にかけ温めなおし出しておいたお皿につぐ声をかける。
「さっ召し上がれ」
アリスは警戒しているのか私の方をチラチラみつつもいっこうに手をつけないので安心させるために私はシチューをすくい一口食べる。続いてパンの方も1個手にとり一口ほどちぎり口に入れる。
うん、おいしい~転生?初の食事、病院食ではない普通の食事に舌をうつ。
別に病院食が不味かったというわけではない。
「う~んおいしい幸せ~」
自然と口角が上がり笑みが溢れる。それがアリスにはよかったのかアリスがやっと料理を食べてくれ、初めて私に笑顔を見せてくれた。
よっぽど美味しかったのかそれともお腹を空かせていたのかバクバク食べてくれた。
「美味しい?」
「美味しい!!」
食べることにきがいっているのかたずねると、元気なそして素直な返事が返ってきた。
「おかわり食べる?」
「はい!!あっ」
アリスのお皿の中身がからになったので、おかわりを尋ねるとご飯に集中して私を忘れていたのか私を見た瞬間にすぐさま俯いて視線をそらしてしまった。
「私はリリスって言うの簡単に人を殺してしまったこわーいお姉さんだけどあなたに危害を加えるつもりはないから今いる森の外まであなたが暮らしていた場所まであなたを送り届けるまでよろしくね?」
「・・・あっあの、お姉さんは怖くない・・・です。私はやさしい・・・人だと思っています。」
俯き視線はそらしたままだけど私をやさしい人だと、言ってくれた。
私はそれを聞けただけで嬉かった。
アリスを私は知っていながらも村に送ることになることに少し心が傷んだ。
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