神子を守ります!
極上ティッシュ
第1話始まりは気絶と鳥肌
突然だが目を覚ますと知らない天井・・・いや、知らない場所・・・いや、あたり真っ白な空間のなかで目を覚ました。
正直に自分でも理解が追い付かないでいる。
僕は、戸上優は病院のベットの上で不治の病で数年の闘病生活の果てに16歳という若さで死んでしまったはずだ。
ついにその時が父に母それに兄に妹に看取られ息をひきとった記憶がある。
本来ならもう意識など存在しないはずだ。
なら、なぜ今僕は存在しているのか・・・ここは死後の世界で死んだ者達はこういったなにもない空間に存在するものなのだろうか?
意識はあるものの感覚がないどういった状況なのかもわからない。
わからない
わからない
ただただひたすらにわからない。
「おや、やっと目覚めたかな?」
なにもわからない中、真っ白でなにもない空間に声変わりがまだな男の子?のような声が介入してきた。
誰?
口を開いて誰?と声を発しようとするも感覚がなく発せず、ただ思うことしかできなかった。
「誰かだって?僕は君達で言うところの神さまだよ。と言っても別の世界の神さまだけどね!!」
喋れなかったけれど思った事への返答が帰って来た。
返ってきた返答の流れ的にこれは、ライトノベルなどでよくある異世界に転生させてくれるとかいうチートを与えられ異世界に転生ってやつなのでは?
内心することがなかった闘病生活の中でよく読んでいたラノベみたいに転生できるのかと喜んでいると次の神さまの一言により僕の思考は停止することになった。
「アハハ、ごめん君が思ってるような事はしないよ。君は今日から僕の造り上げた娘であり天使でもあり、僕の愛用武具になるのだから」
へ?神さまの言葉か理解できない・・・
「君は戸上優としてはもう終わり新しくリリスとしてこれから生きるんだ。」
リリス?
思考停止状態のままどんどん神さまが理解追い付かないで事を言っていく。
「リリス君は僕が護りの概念から創りあげた武具僕の盾だよ」
盾?
「あーそっか今の姿じゃよくわからないか・・・じゃあこれでどうかな?」
神さまパチン指を鳴らした瞬間鏡のような目の前にあらわれ鏡に写し出された物を見た瞬間キャパオーバーで意識を失った。
写し出されたものは平べったく天使の翼が繭のように中身を隠すようなデザインの純白のキレイなプレート・・・いや盾だった
うっ・・・ここはどこ・・・
意識が覚醒する感覚とともに視界がクリアになる。なか、白い空間にとすぐ目の前に10歳ぐらいの可愛い見た目の男の子?女の子?が僕を上から覗きみていた。
えっ?だれ?
軽く頭の中でパニックをおこし始めると、僕を見ていた子供がニッコリ笑い口を開く。
「神さまだよ?」
あーだんだん意識を失う前の事を思い出してきた。
えっ夢オチになりませんか?
「ならないよ!君は僕の盾としてリリスとして生まれ変わったんだよ・・・今の姿じゃループしそうだし天使化状態にしてあげるよ。」
天使化と神さまが言った瞬間意識だけだった状態からなにやら感覚感じられるようになった。
???
「いつまで呆けているのさ?起きたらどうかな?ほらほら」
神さまという子が手を目の前で振り理解が追い付いてない僕を見て、感覚が戻り生きていた時でいう顔?に触れると頬をつねられたちょっと鈍い痛みを僕は感じた。
「い、いふぁいにゃにお」
とっさに今まで声に出そうとして発していたが思考内でしか言えなかったことが、ちゃんと口から声にして発声た。
そして、頬をつねられつづけていたなら、それをやめるように行動、腕をあげ頬をつねっている相手の手を振りはらう。
「あれ・・・人間の手だ・・・」
無意識に動いたが、つねっている手を振りはらった自分の手だと思われる手を見る。
「ほら~呆けすぎだよいつまで寝転がっているのリリス~身体を起こしなよだいぶ理解ができてきたんじゃないの?」
上から呆れぎみの声変わりしていないよいな声に言われた通りに身体を起こす。
そして、気付く違和感いや、本当は少しまえから感じていたけれど目をそらしてきたのだけれども身体を起こしておのずと感じる目の前に垂れてきた銀色の糸に少し重さ感じる頭に双方に重さを感じる胸スゥースゥーする下半身に最後には背中に新しく感じる未知の感覚。
「話が進まないなぁはい、今のリリス・・・君の姿だよ。」
突如現れる鏡に・・・そして、写し出された全体に的に白い、銀髪碧眼ないすばでーで背中に純白の天使のような翼を持ったすっぽんぽんの女性だった。
「――――ッ!?」
だれぇーーーーー
「君だよ君」
僕は本日二度め意識を失った。
「うっ・・・うう」
僕は目を覚ました。
悪夢を見た。僕が女になった悪夢を。
「いや、現実をもうさ、受け止めなよ君は女性に君の言っていた言葉で言うと女性に転生したんだよ?」
神さまに現実を見ろと言われ目をそらし、目をそらすことができなくなった。
「安心しなよ、君の体には生理とかないんだし、常に綺麗が保たれる老ける事もなく常に今の姿を状態がたもられるのだから、面倒なことはないよ。ただ、外形が男性だったから女性に変わっただけなのだから。」
いや、変わっただけと言われてもなんというか気持ちが追いつかないし生前DTのまま死で転生させてくれるなら生前どうよう性別は男がよかった。
そんなことを頭の中で思ってると。神さまには筒抜けだったみたいで軽く笑われてしまった。
「まぁ、もともと中身のなかった人形に輪廻に戻る君の魂を人形に入れ定着させて今のリリスがあるわけで最初から女性の身体しか選択肢がなかったんだよ?あっ人形はもののけ例えね」
「はぁ」
選択肢がなかったと・・・なぜ男だった僕を男だとわかってて女性の身体にいれた?
僕と同じように死んで輪廻に戻っていく女性の魂もあったのでは?
「うん、あったよ女性の魂もね。でも、僕はあえて生前の君の名で言おう優君、君を選んだ。この先頼む事にも女性より男性の方が僕は都合がいいと思ってね。」
この先頼む事に女性より男性・・・僕が都合がいい?この先僕はどうなるんだ!?
「まだ、先のことだし時間はある今は君は受け止める事から始めよう。たちまち僕っ子も可愛いけど見た目からは合わないしこれからは一人称は私ね!神さま命令ねこれ強制!」
なっ!?
今まで私だったんだぞ!あっあれ!?私と言おうとしたのに私にあれっ!?
「あはは、神さまの僕の命令には逆らえないよ~これからよろしく戸上優君いやリリスちゃん」
思考から一人称が私にされテンパる私にドヤ顔をしつつリリスちゃんと言われ私は身体全身に鳥肌がたったのだった。
あと、服ほしい。
いまだ全裸な事に気付いた。
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