1話

#1 第1話「おきのちほーの、けものたち」前編

「ゴコクエリア?」

 私はラッキービーストに、そう聞いたのだった。

 聞き覚えのないその言葉。

 一瞬何の事かは全く分からなかったが、なんとか「エリア」という単語があった事により、場所であることだけは理解できた。

 そして、一先ず場所として理解をしたその一瞬後、ラッキービーストは私の質問に、相変わらずの無機質な声で、丁寧にこう答えた。

「ゴコクエリアハ、イママデトチガッタチホーヤ、ソノチホーニスムフレンズトノコウリュウガデキルエリアダヨ。」

「ほうほう。」

かばんの相槌に、ラッキービーストは付け加える。

「チナミニ、ゴコクエリアイガイニモ、イママデタビヲシテキタキョウシュウエリアヲフクメ、ジュウイチコモノエリアガ、ココジャパリパークナイニテンザイシテイルンダ。」

「へえ……。」

 私はふと、空を見上げた。

 すると、ラッキービーストはそんな私の様子の変化に気が付いたのか、私に声掛けた。

「ドウシタンダイ、カバン。」

 ラッキービーストの言葉に、私は戸惑っていた。

 今思えば、あの頃はまだ未熟で、あまりそれといった言葉が出て来なかっただけだったのだ。

「あ。はい……、いえ、どうも……心配で……。」

 俯き、暫し考えた後、顔を上げる。

 そして答えた。

「今まで、ずっと一緒に旅をしてきたサーバルちゃんと、本当に別れるべきだったのかな、って。」

 目頭が熱くなる。

 本当に、本当に別れるべきだったのだろうか。

 もしも別れていなかったらと、想像を広げた。

 そして私は己の気の弱さに負けて、またも俯いた。


 ……長い、長い静寂が辺りを包んだ。

 どれぐらい経ったのか、分からない。

 だが、暫くしてからラッキービーストは答えた。

「キミガシンジルミチヲススメバイイヨ。」

「え…… ……。」

 ボクが信じる道を……?

 私はそう思った。

 だが、自分が信じている道は何なのか、それが私には全く分からなかった。

 ボクが考え続けていた、その時だった。

「デデデ、デンチ、バスノデンチガ……。」

 パッと顔を上げ、目を見開き驚いた。

「ここで!?」

 私は叫んだ。

 そんな時だった。

 彼女達が来たのは。






 ――沖のど真ん中で止まった、ジャパリバスの頭――運転席。

 それに、もう半分である“ジャパリバス”の座席の車両が大衝突したのだ。

 衝突で車内が大きく揺らぐ。

 ボクは驚いて、後ろを振り返った――




 ――そこには、アライさんとフェネックさん、そして大親友である、サーバルの姿があった。


「サ、サーバルちゃん!?」

 ボクは叫んだ。

「えへへ♪ ついてきちゃった♪」

 サーバルは言った。

 そしてそんな彼女の言葉に、私はその時思い出した。

 そういえば……、キョウシュウを出る前、あんな会話をしたな、と――。


 つまりは、これからもどうかよろしくね――


“これからもよろしくね! みんな!”




 そしてそれを思い出したボクは、彼女らに明るく笑い掛けながら、語りかけたのだった。

 のように。

「……これからもよろしくね。みんな。」

 そしてサーバルは、そんな私の言葉を聞くと、嬉しそうに微笑んで言った。

「かばんちゃんはやっぱり、私が居ないとだめだね!」

 この笑顔と表情、そして彼女の性格は、私に優しく包む様な安心感を与えてくれた。

 バスの電池が切れていなかったら、彼女を見る事は、二度と出来なかったかも知れなかった。

 ……ん。

「そうだ、バスの電池……。」


「かばんさーん。」

 フェネックさんが言いながら、私にバスの電池を手渡した。

 しかもそれは充電もちゃんと完了していた。

 一体どこから持って来て、どうやって充電の方法を知ったのだろう。

 一瞬僕は考えたが、あまり深く考えるべきではないと判断してフェネックさんから電池を受け取った。

 元あった電池を取りだし、フェネックから渡された物をそこへ入れる。

「アライさんもでんち?を入れ換えたかったのだぁ~!」

 アライさんは言った。

 フェネックさんはそんなアライさんの頭をなだめるように撫でながら、優しい笑みを浮かべた。

「うーん……。」

 少し考えて、彼女は再び口を開いた。

「アライさんは、ちょっとあわてんぼだからねえ~……すこーし間違えると、爆発しちゃうかもしれないから……。」

「爆発ぅ!?」

 アライさんは爆発という単語を耳にすると、叫び、怯えるような声を上げた。

 もちろん、フェネックさん……賢い、彼女の事。

 少し間違えただけでバスは爆発する事はない。

 それは彼女も、熟知しているだろう。

 つまりアライさんを少し怯えさせる嘘を吐き、彼女が落ち込む言葉を発する事を防いだのだろう。

 素直なアライさんならば、それを信じ込むだろうと考えて。

 私はそんな事を考えながら、バスをチェーンで繋いだ。


 ――ジャパリバスが動き出した。


 ……本当に、この時の私は未熟だった。

 軽率な判断だった。

 もしこの時、サーバルと共に歩む、という決断をしていなかったら――……





 ……サーバルは、あんなことにはなっていなかった筈だったのに。









 そして、大海原に浮かぶバスが動き始めた――その時。

 水しぶきが上がり、一人のフレンズが水面から顔を出した。

「なになにぃ~? どこ行くのぉ~?」

 そのフレンズは言った。

「あ……、あなたは、何のフレンズさんですか?」

 私は彼女に向かって聞いた。

 良く見てみると、フレンズとは言えど、ヒトの様な体の作りをしているにも関わらず、水生のフレンズだからか水から出てもその髪が濡れることはないようだ。

 毛皮……服装も、ウエット・スーツのような作りになっているのが分かる。

 彼女は珍しい物を見る目で、私を見つめた。

 すると。

「お友だちになろうよ!」

 私の後ろでその光景を見つめていたサーバルがバスの上から顔を出し、そんな声を広大な大海原で響かせた。

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「あたしはマイルカ! マルカって呼んでね!」


▼■■■■■▼ 鯨偶蹄目 ハクジラ亜目 マイルカ科 マイルカ属

■  ■  ■

■  ■  ■ マイルカ

■  ■  ■

 ■■  ■  Delphinus delphinus


 そのフレンズ――マイルカ――は船に乗り込むと、少しばかり付着した水を振り払い、そう言った。

「よろしくお願いします!」

 少し考え、私は言った。

「……マイルカ……、マルカさんは、海に住んでいるんですか?」

 彼女は、そんな私の質問に答えた。

「そうだよ!」

 彼女は答えると、海底を指指して言った。

「ちょうど、この下があたしのなわばりなんだ!」

 彼女の言葉を聞き、サーバルは身を乗り出しながら行った。

「へぇ~っ! すっごーい!」

 ……と、その時。

 サーバルがもたれていたバスの扉が開き、彼女の身体はバスの外――広い海へと放り出された。

「うみゃあああ!」

 サーバルが叫ぶも、そんな彼女の身体はそのまま頭から海に落ち、軽く水飛沫が上がった。

「サーバルちゃん!」

 私は驚き、叫んだ。

 の

 ……その後、溺れ掛けた彼女の手を掴んで、彼女をバスへ引き上げたのは、紛れもなくボクだった。


「……た、助かったよ……。」

 サーバルはバスの中で言った。

「こ……今度からは、気を付けてね……。」

 私は彼女の言葉に、そう答えた。

 マイルカはサーバルを気遣い、自身が座っている座席を空けた。

 そして彼女―マイルカは聞いた。

「……で。あなたたちは?」

「あ、はい。ボクはかばんと言います。」

 私は答えた。

 すると、そんな私の回答を皮切りに、サーバルを含む残り3人がそれぞれ、自身の紹介を始めた。

「私は、サーバルキャットのサーバルだよ!」

 とサーバル。

「アライグマのアライさんなのだ!」

 とアライグマ。

「フェネックだよー。よろしくねえー。」

 とフェネック。

 みんな、いつも通りの調子で言った。

 マイルカは私と3人の姿をまじまじと見つめると、軽い笑みを浮かべながら言った。

「よろしくね!」

 ……そして、それぞれの自己紹介も終わった……そんなところで、マイルカは再び私達に聞いた。

「ところで……、あなたたちは、なんの為にここに来たの?」

 彼女は言い終わると、運転席に座る私を見つめて首を傾げた。

 そして、そんな彼女の問いに、ボクは答えた。

「実はボク、仲間を探してて……、その――……。」

 少々考えて、私は続けた。

「――……ヒト――を。」

 ……自ら己がヒトであることを肯定し、それを口に出すことは、当時の私には新鮮であって、慣れなかった。

 それに、本当にヒトであるかも、まだ断定は出来ていなかった。

 ミライという名のパークガイドが被っていた帽子。

 それに付着していた体毛からフレンズ化したのが私……。

 そう考えられていたが、果たしてそれが本当にミライの体毛……髪の毛だったのかは、まだ不明だった。

 理由はもう1つある。

 それは――。

「え?」

 来る。

 私は思った。

 あの言葉が、また来る。

 ――“ヒトはもう、絶滅したのです。”――

 私は、図書館での出来事を、アフリカオオコノハズクが話したその言葉を、細かく思い出しながら思った。

 理由はそれだ。

 そしてその言葉は今、マイルカに発されようとしている。

 私はそう思った。

 だが、彼女の口から出た言葉は、そんな推測とは似て非なる物だった。

「――ヒトは、もうこのエリアから避難したんじゃ……?」

 ニュアンスだけは似ていた。

 でも、その言葉が違う物だと気付いたボクは言うのだった。

「ヒトが、このエリアから避難した……?」

「うん。……結構、前の話なんだけどね。殆どのフレンズ達は、彼らについていった。例の異変が起きて、みんな、ヒトもフレンズも逃げて行っちゃったの……。」

 彼女は語った。

 ジャパリパークがこうなった経緯を。

 前ページで綴った内容の一部は、その内容を集約した物である。


「そうですか……。」

 私は、ほんの少しだけ俯いた。

(ヒトが、生きている?)

「……あっ! あれは何!?」

 思ったのも束の間、目の前の大海原の景色に加わった小さな島を見つけたサーバルのその声に、私は顔を上げた。

 その島を良く見ると、上に一人のフレンズらしき影が乗っていた。

「あー! マイルカちゃんらー!」

 彼女はこちらを向いて、マイルカの存在に気付いて言うと、海に飛び込み泳いでゆっくりと近付いて来た。

 マイルカはそのフレンズがある程度の近さに達した事を確認すると、そのフレンズへ向けて手を伸ばした。

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「あたちはぁ~カリフォルニアラッコの~リルアでちぃ~。よろしくでちぃ~。」


▼■■■■■▼ 食肉目 イタチ科 カワウソ亜科 ラッコ属

■  ■  ■

■  ■  ■ カリフォルニアラッコ(幼体)

■  ■  ■

 ■■  ■  Californian Sea Otter


 そのフレンズ――カリフォルニアラッコのリルア――は、ジャパリバスに乗り込んで一番にそう言った。

 だが彼女の言葉が私の耳に微塵も入ることはなかった。

 それはなぜか?

 なぜなら――彼女の身体は私が見てきたどのフレンズよりも、極端に小さかったからだ――そう、人間でいうと、五歳位の子供だろうか。

 すると、そんな疑問を浮かべていた私の心を見透かし、答える様にラッキビーストは解説を始めた。

「ラッコハ、主ニ岩ノ地形ガ近クニアッテ、海藻ガ沢山生エテイル海岸ノ環境ニ住ンデイルヨ。ラッコガタベルノハ、オモニカタイカラニツツマレタカイデ、イシニブツケテカイガラヲワルンダ。ダカラ、リクニアガルコトハ、ヒカクテキメズラシイコトトイエルネ。」

「へえー。」

 ラッキーさんの言葉に、サーバルは頷きながら言った。

「すごいねー!」

 私も続けるように言った。

 するとそんな私達の言葉に、顔を赤らめながらラッコは答えた。

「えへへー……。ありがと~ございまち~……。」

 少し考え、彼女は続ける。

「でも~わたしぃ~……、体が小さいからぁ~よく~石が落ちちゃって~……。」

 そんな彼女の言葉を聞いたラッキービーストは、彼女の発言に続くように言った。

「コドモダト、テノヒラニノルクライノチイサナコタイニナルコトモアルヨウダネ。デモオカシイナ、フレンズニコドモノコタイガウマレルコトハ、イママデニレイガナイハズナンダケド……。」

 言い、少し経ってラッキービーストは続けた。

「ヨウジキノコタイノフレンズカ……ケンサクチュウ……ケンサクチュウ……。」

 そんなラッキービーストの言葉を聞き、サーバルが呆れるように言った。

「……ま、またぁ~……?」

 そして、私はその時、思い出した。

 もう随分……とは言えど、短い間だが、このやり取りを聞いていなかったなあ、と。

 あの日……大セルリアンを倒したあの夜は、やけに長い時間が過ぎたと、そう感じていたからだ。

 そうだ。

 ……私はもう一つ、思い出した。

 私とサーバルの旅は平和事を。


《……だがその思い出は後に、ある出来事によって掻き消される事となる。

 当時の私は、それを知らなかった。》


 そしてそんな私は、その場の光景に、なぜか笑いが込み上げ、思わず笑いを漏らした。

 そして、そんな私の笑いにサーバルが連鎖的に笑みを溢した。

 私とサーバルは、顔を見合わせて、声を出しながら笑った――




「ところでラッキーさん、何でマイルカさんとリルアさんの説明が出来たんですか?」

 ボクはラッキーさんに聞いた。

「マイルカハキョウシュウエリアニクルカラ、アーカイブガスンデイルンダ。カリフォルニアラッコハ――」

 ラッキーさんは途中で言葉を切った。

「ラッキーさん……?」

 僕が首を傾げた、その時だった。

 ラッキーさんが淡く光り、あの声が――ミライの声が聞こえてきた。

『あ、良かった。船の中にもラッキーさんが居て。これで記録ができます。』

 そう言った彼女の周りの光景は、今とは異なるものだった。

『サーバルたち……大丈夫でしょうか……?』

 心配げな彼女の声が、車内に響く。

『結局あの後、あの大セルリアンがどうなったのかは誰も知らないまま。すなわち、彼女達がまだ危険な状況にある可能性は、十分高いということ。』

 ミライが俯く。

 そして彼女は顔を上げ、再度口を開いた。

『あのセルリアンは、溶岩の性質をコピーした物だと言われています。ただ、もしそれが本当であるとしたら、溶岩に思い入れの強い人が分からないままで、その人が分からない内は行動パターンさえ予測ができないので……』

 そう言ったミライが、再び俯いたその時。

『あー!ミライさーん!』

 そう言って、1人のフレンズが、その船へと上がって来たのだ。

 そのフレンズは紛れもない。

 その時、私達と共にいた、カリフォルニアラッコ。

 そのものだった。

 ……だがその顔つき、サイズは、現在とは似ても似つかぬ物だった。

「……カリフォルニアラッコ……カノジョハ、マエノセダイノトキニアーカイブシタデータガアッタカラセツメイガデキタンダ。」

 ラッキーさんは暗いトーンで言い、続けた。

「ソシテ、ソノマエノセダイノカリフォルニアラッコニハシンユウガイタ。……ソレガマイルカ……ソコノカノジョナンダ。……セダイモオナジダヨ。」

 私が目を向けた先では、マイルカがやや俯いて――泣き顔か、笑顔か……良くわからない表情のまま、彼女を見つめるカリフォルニアラッコ――を含むボクたちから、視線を逸らしていた。

「デモ……、」

 向き直った私に、ラッキーさんが続けた。

「マエノセダイノカリフォルニアラッコハ、“レイノイヘン”ガオキタコトニヨリ、セルリアンニホショクサレ、ドウジニキオクモウシナッタンダ。」

 暗い、とても暗い空気が辺りに流れた。

 それが当時の私には、儚く、寂しく……そう思える。

 ラッキーさんの声のトーンも一つの要因だった。

 いつもよりも暗く、やけに弱々しい声だった。

 ラッキービーストの言葉に、どう答えれば良いのか?

 そんな思いが募る。

 ……そんな時だった。

「……っで……!」

 サーバルが、そんな詰まった声を漏らした。

 そして彼女は続ける。

「でも……、今は今でしょっ!? そんなことがあったのは……あくまでも昔でっ! 今、それを告げる必要なんて……。」

「……ソウダネ。」

 サーバルの言葉から間を置いて、ラッキーさんはそう答えたのだった。

 ロボットに感情があるのかは分からない。

 だがラッキーさん――彼……(彼女?)は、まるで私達の言葉をちゃんと理解し、感情を込めてその言葉を伝えているようだった。

 ラッキーさんの言葉は続いた。

「イマハイマノコトダケカンガエヨウ。カコヲフリカエッタトコロデ、ナニモカワリハシナイカラ……。」
















「……ラッキーさん。あとどの位で着きますか?」

キョウシュウエリアを出発してそろそろ1時間。

カリフォルニアラッコとマイルカを船に乗せ、サーバルたちと合流もした私は、ラッキーさんにそう問いかけた。

「アトダイタイヤクイチジカンダネ。」

(1時間……。)

続けて、ラッキーさんは私に聞いた。

「ジカンナンカキイテ、ドウシタンダイ、カバン。」

「いえ……、何でも……。」

(本当に……、大丈夫かな……。)

 私は考えていた。

(サーバルちゃんはやっぱり、キョウシュウエリアにいたほうが安全なんじゃ……。いっそ、マイルカさんたちに座席ごと持っていってもらうっていうのも……。)

 私の異変に気が付いたのか、サーバルは私に問いかけた。

「どうしたの? かばんちゃん?」

「ううん、なんでもないよ。」

 私はとっさにそう返事をした。

「ちょっとね……」

 小声で、そう呟いた。

「ねえ、かばんちゃん……変だよ?」

 サーバルの言葉に、私は振り向いて言う。

「へっ?」

 すると、私のそんな声に、彼女は……サーバルは答えたのだった。

「なんか、いつものかばんちゃんとちがうなって。」

 私に、今まで一度しか見せたことの無かったその顔で、淡々と。

「気のせい……、じゃないかな……。」











 ……不安が募る。

 この先、本当に私達は……旅を続けられるのだろうか。

 サーバルは、無事でいられるのだろうか。

 そうして旅を続けている間にも、刻々と私達の身に、その時――決断の時は、迫ってきていた。







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けものフレンズ 1.1期 柊木緋楽 @motobakaahomaker

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