世界観設定 異能力者

【異能力者】

『超能力』と呼ばれる特殊な資質を持った人間の事。

覚醒した人間は一定の念動力(テレキネシス・サイコキネシス)をも使いこなす事が出来る。しかし異能力を持った人間は畏怖と迫害の対象とされ決して幸福と言える生活を送っていない。


持てる異能力は基本一つで同じ能力を持っていたとしても力の個人差が存在する。複数の異能力を持つ者は稀に見かけるが能力を複数持つが故の肉体的・精神的な反動も大きい。


異能力者の覚醒とは生まれた時から力を持つ先天的な覚醒と、遺伝子の突然変異による後天的な能力覚醒がある。また、異能力者の存在は政府の調べだけでも世界中二割程度確認されている。


※主な異能力

攻撃型:発火、水流、電撃、重力等を起こす能力。異能力者の中では攻撃型の能力者が最も多い。

防御型:物理・異能力に対する防御障壁等を展開する能力。

精神型:精神侵入、記憶干渉等。対象だけでなく使用者の記憶や精神に影響を及ぼす故に、異能力の中では最も扱いが困難な能力。



【サイキッカー】

異能力者の中で特に強大な力を持った者をこのように言い表す、念動力も並の異能力者が十人束になっても太刀打ち出来ない程に強い。

サイキッカーの存在は泪を含め現状複数人確認されているが、通常の異能力者を遥かに凌駕する力を持っているだけあって、全員が何かしら精神面や人格面に大きな問題を抱えた『社会不適合の人間破綻者』である。サイキッカーは一部の『例外を除き』精神的にも人間的にも社会的にも破綻している方が多数である。



【エンゼルハイロゥ】

熟練の異能力者やサイキッカーが展開する事の出来る輪っか状のエネルギー体。

念動力の高い異能力者はハイロゥを行使し、思念波を放出したり簡易的な防御壁を張ると言った多様な戦闘スタイルを構築する。

異能力者につき基本は一基のハイロゥを展開。通常の異能力者よりも更に高い念動力を行使するサイキッカーともなれば、二基~四基以上展開出来、ハイロゥを利用し短い時間ではあるが空中を飛ぶ事すら可能。ただし精神的に不安定なサイキッカーは複数のハイロゥを制御出来ず、異能力と共にハイロゥを暴走させているケースが多い。


※ハイロゥの数と位置(数・位置)

泪:2・両手(腕輪状にして展開している)

ルシオラ:2・後頭部両サイド

鋼太朗:1・右手(泪、茉莉と同じ)

茉莉:1・左手(泪と同じ)


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