「お」
追わなくなって終わった夢は、
覆いかぶさるようにして、俺に襲いかかる。
「お前が犯した罪なのだから。お前が負わねばならない」
おいおい泣いたって、親が助けてくれる訳ない。
追々帰るたって、大法螺吹きに家はない。
己を捨て、己が十字架を負うたなら。
終わらせよう、すべてを。
終わらせよう、愚かな夢を。おかしな夢を。
「俺が犯した罪なのだから。俺が負わねばならない」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます