閉じる
表示設定
目次
魔法があったなら
もしも
魔法が使えたなら、
私は何をしただろうか？
魔法が使えたら、
私は世界を平和にするだろう
病気の人たちの病気を
人差し指の一振りだけで
治しただろう
悲しむ人たちの心を
慰めの呪文で癒やしてあげただろう
叫び嘆く人たちの叫ぶ理由を
優しい呪文で解決しただろう
誰かを失って穴のぽっかり空いた心に
手を２回叩いただけで
塞いであげただろう
こんな事をしただろう
でもでも、
私はできないできない。
これは魔法が使えたらのお話
私は魔法が使えないよ。
魔法が使えないダメな子
この世に生きてる価値の無いダメな子。
行動に出さない、できない子。
私はそんな子。
「もしも」しか言わないで、何もしないわ。
誰か私に魔法をかけて治して頂戴
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます