腕の喧嘩
右腕よ、左腕を傷つけちゃ駄目よ。
こら、右腕。何を持っているの。そんなもの捨てなさい。それは料理を切るものよ。
左腕は料理じゃないわ。なあに、 喧嘩したんじゃないでしょうね? ほら、もう仲直りしなさい。
違う? 厭だ? 何でよ。こらッ!!! 何をする気なの!? 左腕を傷つけちゃ駄目よ。右腕、ちゃんとはっきりと大きな声で理由を言いなさい。分かった?
ん? はあ? 死にない? 何でよ? 何で死にたいから左腕を傷つけるのよ。駄目でしょう?何度言ったら分かるのよ。 え、何で駄目なのか?
それは駄目だからよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます