移民編7 侵略
深夜、USJハリポタ城の上空にピラミッド型UFOが飛来した。
タルナーダの棺の上にUFO制御棒が落ちてくる。
今度は珠ではない。
敵対者の攻撃でもない、謎の忠の珠所持者、謎の行動。
若干の使い走り感。
棒を持って外に飛び出してみるが、誰も居ない。
しかし今回はUFOが上空に浮遊している。
忠の珠所持者は異星人。
そういうことなのだろうか。
UFOに近づくと扉が開いた。
中に入る。
なんとなく予想はしていたが誰も居ない。
操縦室らしき部屋のモニタがタルナーダに行き先を聞いてくる。
大阪城へ向かった。
大阪城上空でほんのり光るピラミッド型UFO。
その中からタルナーダが出てきた。
犬神は訳が分からなかった。
船虫UFOの忠の珠はUSJへとたどり着き、
UFO獲得は出来なかったはず。
犬神が外に出るとタルナーダが降りてきた。
タルナーダ「落とし物だ」
犬神「いや、浮いてるが?」
タルナーダ「また忠の珠の奴だろ?」
犬神「そうなのか。知らんけど。」
犬神のスマホが鳴る。犬坂だった。
タルナーダに提案が有ると言う。地下大阪城に招いた。
■
地下大阪城には犬坂、犬神、東犬が居る。
犬塚は九州霧島で新婚旅行中。犬村陽子は地元、伏見稲荷。
犬影は存在せず。狛ちゃんは人工知能だ。
珠はそれぞれが所持しているが、
犬影の忠、狛ちゃんの仁は自由に使える。
伏姫は珠集めを指示した後、行方不明。
犬坂「月探査船への攻撃を手伝って頂きたい」
タルナーダ「異星人?」
犬坂「そうです。私は異星人の目的を侵略と考えています。
そして忠の珠所持者は単独での行動を好む者、忍者なのでしょう。
独自に調査しUFOを拿捕した。」
乙姫『月探査船は天狗、ナーガなどの製造もやってましたよ。
良からぬ事です。本隊の人数は数えきれない位の規模です。こわい』
犬坂「探査船の乗組員は四人、吸血鬼の配下にして頂きたい」
乙姫『乗組員は翼が六枚、見たまんま天使でした。』
犬坂「あなたのメリットはその身体能力獲得です。」
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