移民編8 強襲

タルナーダ「異星人って血液あるの?」


犬坂「わかりません。人間に似てる時点でおそらく血液はあると思います。

無理なら殺すか、逃げるか、珠転送はすでに可能となっています。

ただ月まで行く手段が無かったので。」


タルナーダ「UFOね」


犬坂「ここの武器庫に強力な武器が有ります。

自由に持って行って構いませんし、

いっそこちらに引っ越してきてもいいですよ?」


タルナーダ「武器はいらないし、引っ越しもしないが。

相手が四人?他に誰か来るのか?」


犬坂「犬神さんと東犬親方がそれぞれ攻めと守りで同行します。

ピンチの場合殺戮マシーンの犬塚さんが珠転送で加勢します。

あとドローン撮影担当の狛ちゃんと言う人工知能もついて来ます。」


タルナーダ「ふーん。まあいいか」


犬坂「異星人の本隊に気付かれないように速やかにお願いします。

本隊にばれた場合、交渉は私がします。」


犬神「いいのかな、異星人と勝手に交渉しちゃって」


犬坂「もともと異星人側に対話の余地が有れば、

最初に向こう側から何らかの接触が有ったでしょう。

なんの交渉も無く、地球はすでに攻撃されています。

まあ国連は私が勝手に交渉しただけ、と言う事もできるでしょう。」


タルナーダ、犬神、東犬、狛ちゃんドローンがUFOに乗り込み、

月へ向かった。



月裏側、タルナーダの操作でUFOが飛ぶ。

200メートル級ピラミッド型探査船まで乙姫の案内でたどり着いた。


探査船のUFO格納庫扉を開けたい、が出来ない。

UFOは操作できるが、探査船は操作出来ないらしい。

探査船の操作権限はミカエルが持つ。


しばらく待っていると探査船の扉が開いた。

無事着底。


出迎えたのはミカエルひとり。


UFOからはまず犬神が飛び出した。


ウリエルではない。

ミカエルはとっさにビームサーベルを展開した。

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