移民編2 隠密任務
異星人天使のUFOはピラミッド型で発光している。
月の裏側には探査母艦が着陸していた。
さらに大きいピラミッド。
UFOで高さ20メートルほど。母艦は高さ200メートルはある。
側面から格納された。
着低し船虫と天狗2体が外へ出ていく。乙姫も隠れて続いた。
外には天使型異星人が一人。
六枚の翼の内、下の翼で下半身を隠している。
天使「日本は守りが堅い。外洋に出る事にする。
これであなたはその船を自由に使うといい」
船虫「わかりました」
老婆船虫に短い棒が投げ渡された。UFOの操作に使う物だろうか。
キャッチしてUFOに戻っていく。
乙姫は探査母艦に残る事にした。偵察任務続行。
■
犬影は地下大阪城の天井裏で実況も追跡も、ドロ-ン映像全てを見ていた。
自分の忠の珠は乙姫と共に敵アジトへ向かったわけだ。
暗殺任務遂行。
船虫と天狗2体がUFOに戻ると、その扉が自動で空いた。
棒を持つ者の自由に動くらしい。
UFO内部は4区画に分かれている。
出入口、何もない部屋二つ、外が見える操縦室。
廊下で繋がり、自動扉で隔離されている。
犬影はすでに珠転送で操縦室に乗り込んでいた。
天狗2体は何もない部屋にそれぞれ入った。
船虫は操縦室へ一人で入ってくる。
討伐確定。
天井から背後へ着地、口を塞いで腕を極める。
すると船虫の極められた腕の棒からビームが伸びた。
しかしそれが死因となる。
極めた腕を折られ、そのまま横に切り裂かれる。
500年以上生きた妖怪は灰となった。
ビームサーベルと化した棒を持つ犬影にUFOが反応する。
モニタが地球を表示し、行き先の入力を求めたのだ。
USJを指定する。
母艦を出発してしばらく経つと、UFOが操作方法を教えてくれる。
棒を持つ者に従うのだ。
宇宙に出た所で天狗の部屋の扉が突然開いた。
何事かと廊下に出てきた天狗、出入口を解放して宇宙に排出。
ボッシュートした。
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