第24話ご令嬢の自宅公開

世田谷区の成城。都内でも有数の高級住宅街として知られるその一画に、居並ぶ豪邸の中でひときわ目を引く屋敷があった。

街の1街区をまるごと占めるその屋敷は、敷地面積約1000平米(平方メートル)。周囲は鉄の柵と豊かな樹木に囲まれている。屋敷の入り口には自動開閉式の門がある。そこから数十メートルの砂利道が続いて、その先に大きなコロニアル様式の建築物が見えてくる。ちなみに、コロニアル様式という言葉は19世紀イギリスの植民地(コロニー)からきている。


まるで城を思わせるその建物は、ひと言で言えば『館』。豪邸ではなくて、あくまでお屋敷である。ヨーロッパの貴族が住んでいたような、華麗な洋館なのだ。

屋敷の玄関前には『邸内路(ていないろ=ドライブウェイ)』という車回しがある。館の主人や客が乗る自動車は、入り口の門からこの場所までやってきて、玄関先に乗りつけるのだ。その邸内路の円形のアスファルト道の中には、色あでやかな花畑が目を引く噴水があって、その真ん中に、ハンガリーの貴族の城主から寄贈されたという聖母マリア像が立っている。


屋敷の歴史は明治時代までさかのぼる。当時の日本経済を牽引した財閥が、私財のほとんどを投げ打って、子孫のために建てたものであるという。現在の主人はイギリス人で、妻の財閥の娘と2人でこの屋敷を仕切っている。


そう。ここは、物語の登場人物のひとり、水戸井ジェニファーの生家なのである。これまでジェニファーのお嬢様ぶりを折々に触れてきたが、ここではその驚きの実態に迫りたい。


屋敷の説明に戻ろう。

水戸井家の屋敷は、本館と別館に分かれている。いずれも貴族の洋館に習った2階建ての豪奢(ごうしゃ)な造りである。

本館の玄関を抜けると、吹き抜けの広いホールがあって、天井には美しいシャンデリア、壁沿いに来客用の応接セットが設けてある。ホール上部のステンドグラスをあしらった大窓からは、昼間には陽光がさんさんと降り注ぐ。

屋敷の中は、1階が客や住人の専用室、2階はプライベートスペースになっている。とんがり屋根の内部の屋根裏には、住み込みの使用人の部屋がある。屋根裏部屋といっても世間のアパート・マンションの一室よりはるかにゆったりしていて、なおかつお洒落だ。


1階は、パーティ用の大広間、晩餐(ばんさん)室、来客に対応する応接室とリビングルームがある。応接間には女性専用のスペースがあって、さらに、遊戯室(ビリヤードなど)の隣には男性用のシガールームがある。その名の通り、男達が葉巻をくゆらせる場所という意味だ。

その他には、書斎や図書室、高級絵画を飾ったギャラリーがある。


2階へは、螺旋を描いた赤絨毯(じゅうたん)の階段を上っていく。主人夫妻のベッドルームと、夫人専用のメイクルームが併設してあり、さらに子供の寝室と勉強部屋もここにある。


現在の水戸井家には、子供はジェニファー1人が住んでいるが、兄と弟の部屋は彼らが不在の今も残されている。


外観はおもにヨーロッパの城のような石造りだが、その内部は、耐震性を備えたRC鉄骨構造の頑丈な建材が使われている。南欧風のオレンジ色のとんがり屋根のてっぺんには、街を見下ろすように風見鶏が屋敷のアクセントになっている。


ジェニファーの実家の様子は、まあだいたいこんな感じだ。といっても、お金持ちのお屋敷や、海外の貴族の暮らしぶりに詳しくない方には見当がつかないかもしれない。けれども、水戸井ジェニファーという人物を語るうえで欠かせない話なので、ここはあえて文字数をかけて説明させていただく事にした。あしからず。


9月の平日。通っている目黒区の『純粋女学院』から帰宅したジェニファーは、リビングルームの大テーブルで、母親の『水戸井麗子』と午後のティータイムを過ごしていた。広い部屋の中には親子2人のみ。いや、壁際にもう1人、執事の園田という年老いた男性が控えていた。


大好物のマンゴーパフェをスプーンですくって食べていると、母親の麗子が口を開いた。

「ジェニーちゃん。大学は2年目ですね。学院の生活にはもう慣れましたか?」麗子はパフェをほうばる娘に、優しく語りかけた。

ジェニファーはそんな母親に、ちょこんと顔を上げてつぶやいた。「退屈です」とひと言だけ。

「と言いますと?」と麗子は顔を傾けて問いかけた。「ご学友の事?それともお勉強?」

「両方です、お母様」ジェニファーは再び視線を落としてパフェからマンゴーを取って口に運ぶ。

「あらまあ、そんな淋しいこと言わないでちょうだいな。私は理事長なのですから、娘が学校でどう過ごしているのか気になっているのですよ」大学の暮らしに無関心な娘を、麗子は心配そうに見つめた。


現在、水戸井家には、母親の麗子と長女のジェニファーが二人で暮らしている。

英国人の父親『コリン・ヘンドリクスン』は、共同経営の弁護士事務所〈ターナー・アンド・ヘンドリクスン・インターナショナル〉の仕事で、一年の大半をロンドンで過ごしている。

ジェニファーの七歳年上の兄『水戸井カール』は、その父親の法律事務所でシニア・アソシエイトという仕事についている。アソシエイトとは、法律事務所の経営を手がける〈パートナー〉の下で働く契約スタッフの事である。


カールは現在、父親のコリンと一緒にロンドン市内のストラトフォードで暮らしているる。オックスフォード大学のロースクールを卒業してもう五年だから、およそ十年もの間ジェニファーのそばにいてやる事が出来ていなかった。

父親は、東京オフィスとの仕事で年に数回帰国しているが、兄のカールは法律事務所での仕事が多忙をきわめているため、妹に会えるのはクリスマス休暇の時だけだった。

カールは、毎年帰国するたびに大人びていく妹を見て、そばで成長を見守ってやれない自分に責任を感じていた。自分より七つも年下のジェニファーは、傷つきやすて繊細だった幼い頃から、壊れやすい宝石のような存在だった。成人した今でも、妹は彼の太陽であり、生きがいである事に代わりなかった。

ジェニファーには、もうひとり、一つ歳下の弟がいる。体育会系で豪快な性格の『水戸井ジャスティン』である。

彼は、日本体育大学付属高校のアメリカンフットボール部でキャプテンとクォーターバックをつとめていた。その実力がNCAA(全米大学体育協会)のフットボール関係者に注目されて、卒業と同時に、米国インディアナ州サウスベンドの〈ノートルダム大学〉へと渡った。

ノートルダム大学は全米チャンピオン十三回の名門校で、そこで高い実績を残せば、最高峰のプロリーグ〈NFL〉でプレイすることも夢ではないのだ。


再び、屋敷のリビングルームにて。

母親の麗子が、娘のジェニファーの学院生活への無気力さを目にして、心配気に言葉をつむいだ。

「あなたは退屈というけれど、お勉強がおろそかになっているのではないでしょうね?」

「心配には及びません」ジェニファーは無関心をよそおって言った。「すべての履修科目で学年トップですから」

「あらまあ、すごいじゃないの!」麗子はそう言って顔を輝かせた。

「お母様、だから退屈なのですよ。私はもっとレベルの高い学究生活を送りたいのです」母親の反応に対して、ジェニファーは不満そうに意見した。「今の女学院では、それは無理。なぜ超一流の稜星大学や京大を受けさせていただけなかったのですか?」

「そんな事言わないでジェニーちゃん。あなたを思えばこそ、私の学校に入れさせたのよ。理事長の娘なら、何不自由なく学院で過ごせるじゃないの」麗子には、娘がなぜここまで『純粋女学院』に不満を持つのか理解できなかった。

彼女の経営する女学校には、選ばれた良家の子女のみが在校している。女子大としてのブランド力は国内でも屈指、すなわち名門中の名門なのである。だからこそ大切な娘を預けているのに、この子はなぜ納得しないのだろう?

「まあ、とにかくお勉強が順調なようで何よりだわ」と言って、麗子は話題を変える事にした。「ところで、あなたのお友達関係はいかがなの。仲良しのご学友とかいらっしゃるんでしょ」

「ご学友?」ジェニファーは、その言葉の意味さえ分からない、という目つきで母親の顔をうかがった。「あの学院にいるのは、鼻持ちならない連中ばかりですよ。親の威光をかさにきた見栄っ張り。世間の人とは住む世界が違うとでも言いたげなうつけ者。低俗きわまりなくて話になりませんよ」ジェニファーは手をひらひらと振って、馬鹿にする様子だ。「とくに私には、何かとお母様に取り入ろうとして、うわべだけの友達ぶりを装ってくる者ばっかり。はっきり言ってうんざりです」

「そう言わないで、ジェニーちゃん。それでもご学友は大切にしないと。殻に閉じこもっていては、あなた自身にとってもためになりませんよ」麗子は、娘のかたくなな態度に、やや困り果てていた。勉強も退屈、友達もいない。一体どうしたものだろう?


そんな母親の様子を見て、ジェニファーが珍しく自分から言葉をかけた。

「最近の事ですけど、学友ではありませんが、親しい仲間ができましたよ」と言う彼女の顔は、いつもの不機嫌そうな様子とは違って、年頃の女の子らしい愛らしさがうかがえる。

「あら、ほんと!どんな方なの?」麗子は声を弾ませた。「バロック音楽のお仲間?クラシックバレー、それとも生け花‥‥」

母親の高尚きわまりない考えに、ジェニファーはあきれて目をぐるりと回した。

「お母様、たまにはニュースでも見て、少しは世の中の出来事に目を向けてくれませんか?今はインターネットの時代ですよ。いい若者がのんびりと古臭い習いごとにかまけている場合じゃないんです。そんな事をしていたら、世間に取り残されてしまうだけじゃないですか」ジェニファーはうんざりして言った。お金持ちの家柄のしきたりにとらわれて、思考停止におちいってっている母親がもどかしかった。

「はいはい、わかりました」麗子は娘と言い争いをしたくなかったので、降参しましたというように両手を広げた。「ところで、その新しいお友達というのは何をしていらっしゃるの?」

「アルバイトで生活をしている、気のいい年上の殿方と女子(おなご)です」

「えっ、何ですって?」麗子は娘の言っていることが理解できなくて、思わずかん高い声を張り上げた。

「だから、自分で働いて生活費を稼いでいる、なかなか見上げた者たちなのですよ」その言葉には、自分が親の金で贅沢な暮らしをしている事への引け目が表れていた。「2人とも片親を亡くしておりますけれど、人生にきちんと向き合って、懸命に生きているのです。こんな偏屈で気位の高い私にも、とても親しく接してくれる心温かい仲間です」と言うと、ジェニファーは自慢げに胸を張った。

麗子は口を閉ざして、じっと娘を見つめていた。これほど心を開いて、満足げな顔を見せたのはいつ以来か。その姿は微笑ましく、麗子は思わず抱きしめたくなってしまった。

とはいうものの、新しい友達だという者の身分は、とてもではないが受け入れられない。母として、ここはひと言忠告せざるを得なかった。

「いいですかジェニーちゃん。あなたには、もっとふさわしいお仲間とお付き合いしていただきたいの。そんな‥‥」

「そんな、何ですか?」ジェニファーは母親の言葉をさえぎった。「2人は、薄っぺらな学友たちとは違いますよ。一緒にいて楽しいです。対等に話もしてくれますし、私の事をとても可愛いがって下さいます。《純粋》の初等部を卒業して以来、そんなお友達の話を聞いた事がありますか?」

「まあ、そう言われると返す言葉がありませんね‥‥」麗子は的を得た指摘にたじろいでいる。

「ですからお母様、ぜひともご理解ください」ジェニファーの説得が続く。「その2人に出会ってから、私は外の世界に目が開けました。今まで経験した事のない新鮮な気持ちです」

「そうですか。あなたがそう言うなら、私はもう口出しはしません」麗子は諦めたようで、ジェニファーに向かって笑みを浮かべた。「どうやら大切なお友達のようね。今度私にも紹介してちょうだい。さ、この話は終わり」と言って、麗子は席を立った。「園田さん、これから校長と打ち合わせがあるので送って下さいな」

「はい、奥様」執事は軽く会釈をした。「それから、私のことは呼びつけで構いませんので」

「気持ちはわかりますよ。でも、私が幼い頃から世話になっているんだもの。癖は抜けないわ」麗子はそう言ってクスッと笑った。「ジェニーちゃん、今日は少し遅くなるから。先にお食事をしててちょうだい」

「はい、お母様」ジェニファーは答えた。


麗子が出て行くと、ジェニファーも席を立ち、リビングルームを出て階段を上った。部屋に入って制服を脱いで、《ジェラートピケ》の部屋着に着替えた。

ベッドに腰掛けてしばらく考えごとをしてから、スマホを取ってラインのアプリを開いた。

友だち欄の『うなぎ』を選んで、電話をかけようかと迷っていた。30秒くらい悩んだすえに通話ボタンを押した。呼び出し音が鳴る。5回コールしても出ない。ジェニファーがじれていると、電話がつながった。

「お〜、クリオネか」と、杉本晴夫の間伸びした声が聞こえてきた。

「うなぎか?」とジェニファーはひと言。

「当たり前だ。わかってかけてるんだろうが」と晴夫はやや素っ気なく言った。「どうした。最近、お前のほうからよく電話してくるな。もしや、俺のこと好きなのか?あはは!」

「な、何をふらちな!お前ごときに気を寄せるはずがなかろうが。馬鹿なことを言うでない!」ジェニファーは晴夫に言い返した。その顔には、頰に赤みがさしていた。

「おい、何ムキになってんだよ。冗談だよ、冗談。まったくウイットが無いんだからなあ」晴夫は、毎回何かとムキになるジェニファーに困り果てている感じ。

とは言うものの、じつは、晴夫は初めて会った時からジェニファーの事を気にかけていたのだ。アニメ好きな晴夫にとって、アイドル顔負けのルックスでおまけにハーフの美少女。それに、態度が高飛車なところがなぜか可愛く感じられた。一見強気な性格に見えるけれど、その裏にある孤独というか、寂しさみたいなものを感じたのだ。

6歳も年下のまだ20歳の女の子だけれど、浮ついたところがないジェニファーに少しずつ気を寄せていたのである。

「それで、どうした。何かあったのか。声が浮かないけど」と、晴夫が珍しく心配そうにたずねた。

「つまらないのだ。学園の生活が」とジェニファーは答えた。その声には、何かを訴えているような気持ちが含まれている。「毎日が退屈で仕方がない。

「おいおい。お前、お金持ちのお嬢様だろ。名門女子大に通って、なに不自由なく暮らしてるくせに、何で退屈とかつまらないとか言うんだよ」晴夫はあきれた口調で言った。「俺なんてバイトで毎日あくせく働いてさ、お前がうらやましいよ、まったく」

「まあ、そう言うな。お嬢様にはお嬢様なりの悩みがあるのだ」とジェニファーが言う。

「ふ〜ん。そんなもんなのかねえ」晴夫は少し同情している。「それで、さびしくなって俺に電話してきたのか」

「ま、まあ、そういう事だ。だが、勘違いするでないぞ。別に、そなたに気があるわけではないからな」ジェニファーはムキになって言ったが、ムキになるほど言い訳がましくなってしまった。

「おいおい。そんなにキツくいう事ないだろ。友達なんだから、別に気軽に電話してきてもいいじゃんか」と晴夫は、年上なりの懐の深さでジェニファーをなだめた。「俺とメダカ、お前の3人の仲だろ。水臭いぞ。悩みがあったら何でも話してくれよな。俺たちにとって、お前は可愛い妹なんだからさ」

「そ、そうか!」ジェニファーの声が弾んだ。「われもそなた達といると心のウサが晴れて気分が浮き立つのだ」

「そりゃそうだ。趣味も同じだしな。お前とは偶然、妙なかたちで出会ったけど、俺は気に入ってなくもないないんだぞ」と晴夫は、自分のジェニファーに対する気持ちを少しだけ打ち明けた。

「え‥‥?」と一瞬、ジェニファーは言葉に詰まった。「そ、そうなのか?」と言って、そのあとが続かなかった。

「まあ、えらく年は離れてるけどな。お前、可愛いし。態度は上から目線だけど、俺は嫌いじゃないよ」

晴夫のストレートな言い方に、ジェニファーは胸が熱くなった。あの新宿の出会いから徐々に惹かれていた晴夫に、こんな形でカミングアウトされてドギマギしてしまった。

今まで、自分のまわりには、おべっか使いや鼻持ちならない連中ばかりだったが、きちんと叱ってくれる晴夫は、ジェニファーにとって頼りがいのある男性として魅力だったのだ。見た目はパッとしないけれど、そのサッパリとして爽やかな人柄に惹かれていた。


「い、いや、そう言われると‥‥」今まで、異性から言い寄られることはあっても、こんなに親身で大胆に迫られたことがないので、ジェニファーは返す言葉に困ってしまった。

「あ〜、別にお前は気にしなくていいよ。俺は俺の気持ちを正直に言っただけだから」晴夫はジェニファーの気持ちを察して言った。「俺は、ものごとはハッキリさせないと気がすまないたちなの。だから、お前も今までどおり気軽に接してくれよな」

「わ、わかった。われもよろしく頼む」ジェニファーはホッとした。自分の気持ちをほぐしてくれる晴夫に、いつもは閉ざしている心がパアッと明るくなった気がした。

「どうだ。気が晴れたか?」晴夫は優しい声でたずねた。「そうだ。今度、メダカと3人でコーヒーでもどうだ?ココロちゃんとボカロの話で盛り上がろうぜ」

「お、それは良いな。ぜひ、誘ってたもれ」と、ジェニファーは浮かれて言った。

「それとも、俺と2人でデートするか?あはは」と晴夫はからかった。

「こ、これ。それはまだ早いのではないか!」ジェニファーは慌てて言葉を返した。

「あれ?てことは、お前も俺のこと嫌いじゃないんだな。ラッキー!」と晴夫は明るい声で言った。「まあとにかく、悩みや気が詰まった時は、遠慮なく電話しろよ。わかったな」

「了解した。すまぬ」とジェニファー。

「じゃあな、俺はバイトに戻るよ」と言って晴夫は電話を切った。


晴夫との電話を終えたジェニファーは、しばらくスマホを見つめて微笑みを浮かべていた。そしてベッドに倒れこむと、年頃の女の子らしく足をバタバタさせて浮かれていた。







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