この気持ちは?
委員長、実は俺には重大な秘密があるんですよ。俺の両親は俺が小さい時に離婚したんです。俺は親父についていくかお袋についていくか決断を迫られた。お袋は何故か俺を引き取るのを躊躇っていた。今でもその理由をお袋に聞いてみたいんだ。親父はいつからか元気をなくした。原因は俺のせいかもしれないと思った。ごめんな。暗い話しちまって…。
彼にそんな過去があったなんて私は今まで知らなかった。伊集院君、今まで辛かっただろうな。
なんで俺はこんな話をしてるんだ?
琥珀は一体俺の何なんだ?
彼女は俺の母親か?それとも恋人にしたいのか?自分でもよく分からない。
彼女を自分のものにしたいのか?
あの可憐な笑顔を守れるのは俺しかいない。
東山は琥珀の事を好きだと俺に言ってたが。
本当に東山は琥珀の事が好きなのか?
琥珀の華奢な身体を今すぐ抱き締めたい。
何なんだ。この気持ちは?
俺は、一体何を考えてる?
第三章へ続く
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