第3話 恋しちゃった?

楽しみにしてた、撮影だ!

撮影は、不安なことを忘れられるからいいんだよね〜^^*

こんなことを考えていると、後ろから声がした。


「美湖!

(*´∇`)ノ おひさ〜♪

学校どうでしょう?」


意地悪に聞いてきた、この、女の子は稲見 莉子(イナミ リコ)。

モデル友達の可愛いくて、自分のことより、相手のことを考えている子。


「別に、何も無いけど〜」


「うっそだ〜

恋してます!って言う顔してるぞ

おいおい笑 」


「ねえ、莉子

恋してたら、どんなこと思うの?」


「・・・・・・はあ!

知らないの?

仕方ない、教えてやろう(·∀·)ニヤニヤ」


「ハイ!

教えてください笑!」


「だいたいはね、話してると楽しかったり、ドキドキするのが定番よね〜

あと、もっと喋りたいとか、ムカついても許せたりするってことじゃない?」


「へー、そうなんだ」


知らなかった。新田くんと話してると、時々ドキッとはするけど、ひんぱんにはドキドキしないんだよね。分かんないな。


「で、いるの?

好きな人(·∀·)ニヤニヤ」


「うーん😓

時々するけど、あんまかな?」


「じゃあ、これからしていくのかもね〜」


そんな話をしていると、横から割り込んできた奴がいた。


「へー、美湖も好きなやつができたんだ。

変なの〜」


「何よ!

私だって、恋する時はすると思うもん!」


「すると思う、だろ?

俺は、数え切れないくらいしてきたからな」


「あー、そう、

私だって、付き合って、あんたよりも幸せになってやるんだもん!」


「はん!

やってみろよ(·∀·)ニヤニヤ」


この、割り込んできた、ムカつくやつは、日置 悠斗(ヒオキ ハルト)。

私の言ったことを全部、否定してくる、ホントにムカつくやつ!


「ハイハイ。

終了!」


そこで、隣で見ていた、莉子が私たちの言い合いを止めた。いつも莉子は、私たちの喧嘩の止める役。


「あんたら、ほんとに仲いいね(·∀·)ニヤニヤ」


「何言ってんの?

仲いいわけないじゃん。」


正直、りこの言ってることがさっぱり分からなかった。


「こっちから見てると、仲いいよ。

お二人さんとも^^*」


ほんとに意味がわからなかった。そして、考えていると、撮影の時が来た。


「まずは、ミコフユから行こうか!」


カメラマンさんに言われて、モヤモヤした気分で、撮影をした。

冬美とのペアが終わると、次は悠斗と一緒にって、言われちゃった。


「ミコちゃんをハルトくんは、バックハグしようか!」


「えっ!」


私が、小さい声で言っても、悠斗は、何も言わずにバックハグをしてきた。

されている間は、悠斗の息が耳元で聞こえてきて、ずっと、ドキドキしていた。

どうしてなんだろう?

さっきまで、くだらないことで、言い合ってたのに。

なんで、こんな奴にドキドキしてるんだろう?

もしかして、好きなのかな?悠斗のこと。

いや、ありえない!うん、ありえないから。

そう、自分で思い聞かせて、我慢していた。

これが、好きって気持ちなのかな?

あーーー、分かんないよ…


「ミコちゃん、もう少し、笑ってね」


「あっ!

はい、分かりました!」


はあ、失敗しちゃたよ…

最近してなかったのにな。


「ボケっとしてんじゃねーよ」


耳元で言われた。そう言われると、止まらないじゃん。この、ドキドキがっ!

明日、冬美に相談してみよう...。


その前に、明日話せるかもわかんないけどね...。

今日は、新田くんに手伝ってもらっちゃったから。

頑張ろう!

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