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 明日からテストが始まる関係で今日は45分×5コマと短めの授業だった。気付いたら目の前がテストみたいな感じで正直焦りを持っているし、大丈夫かという心配を抱えていて明日に足を一歩も触れたくないが、現実を見なくてはならない、と思わされている。

 三時間目のコミュ英でようやくスピーキングテストが回ってきた。昨日の夜にしっかりと確認しなくては、と思ったので二・三周音読して黙読してみたいなのを繰り返して対策をした。出席番号が最後なので全員の中で最後で緊張は結構大きかった。実際の発表では一対一というのもあって緊張は大きくて言葉がおかしくなってしまったような気もするし、失敗した感は大きかった。スピーキングテストがある度にそんな感想を抱くのは僕だけだろうか。

 五時間目の英表の時に夏休み前もあった話なのだけどもクラスに蝉が侵入するということが起こった。何故だか知らないけどそういう出来事が頻発に起こるし、このクラスに蝉というものとの因縁がある者がいるのかもしれないなんてそこまで思ってしまうほどである。

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