　お盆明け最初の部活でこの休みの期間中に自分の実験について自分なりに調べてはいた。それを今日やろうと思って部活に来てはいた。ただ、学校までの道中で自分なりに色々考えた結果元々思っていたのでは良くないのではないかという結論を僕なりに出した。

　部活に行ってから調べたり考えたりでどうにか黒から緑色になったものが何なのかを調べる方法はないのかと思った。その緑のものが亜鉛緑礬（アエンリョクバン）なのではないかというところまでは調べがついていたもののそれを断定する強みに欠ける。そんなこんなで結局実際に亜鉛緑礬である硫酸亜鉛・七水和物と比べれば良いのではないかと思った。

　最初に準備室に見に行ったときには見つからなかったが、二回目に見に行ったときに見つけることが出来た。一回目では硫酸塩の棚しか見ていなくて鍵をかけるような棚までは見ていなかったのである。一応七水和物なはずなのだが、学校にあった薬品はすべて白色をしているのである。台帳を見てみて年々使われていないのに質量が減っていることから風解（水和物が無水和物に自然になること。⇔潮解）しているのではないかということは容易に考えられてそれを水和物に戻せば良いのだということで水に溶解して乾燥棚に置いておくことにした。あとは蒸発させるのみだ。