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 今日は五時間目以外すべての教科においてテスト返却が行われた。単刀直入に結果を言うとヤバい、という言葉に尽きた。

 一時間目の物理基礎、中間よりも取れているだろうという思いはあったのだが平均点を聞いた時点でそれはヤバいと思わされた。なぜなら前回よりも平均点が下がっているからである。得点的には48点というのが平均点で僕の点数は54点と平均よりも五点近く上とまあまあ良い結果と言えた。物理ができないのではないかという思いが払拭された気もした。

 二時間目のコミュ英はクラス的に悪いらしく、前回が平均点よりも五点近く下でさらに今回の解いた感覚で時間がなくて最後の方の問題はダッシュでやったために相当なピンチなのである。平均点57点に対して41点と十五点近く差があるというそれはそれは、という点数だった。中間も同じような差だったので成績が、と悩まされる。まずは単語からコツコツとやっていこうと思った。

 三時間目の現代文、平均点も何も言われずにテストだけ返されて得点は58点とまあまあ行けたのではないかと思ってしまった。軽く解説を経たあとにテストはおしまいと言って平均点を言った、68点だと。

 四時間目の地理では少しだけ点数に期待していた。解いた感覚としては取れたかなと思ったからである。71点が僕の得点だったのだが学年の平均点が69点で平均は越えたのだがクラスが75点が平均と高かった。クラスでの凄さはここで終わらない。中央値が平均点よりも全然高くて82点と点数的には結構危機だと思わされた。そのあとに授業として教科書の内容を扱ったのだが風の話がメインで地学と物理で語れる気がした。その中で印象的な言葉があってそれはコリオリの力で風が曲がる原因の物理的な力の一種である。

 部活では学校にある器具や物質を使ってカラムクロマトグラフィーを行ったのだがイチョウでやったところ黄色みが深かったのだが、緑の濃い葉を用意してやったところ無事に分離されたと見られる色の液体が出てきた。これなら期待できると言えそうだ。

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