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ゲテルデ宮に仕える侍女の一人が死んだらしい。それも自死だとか。


たいへんに珍しいニュースだった。事故死、病死、他殺、自殺といった、古典時代ではありふれていた死因の数々が、飛躍した技術によって駆逐され、その版図はんとを失って以来、こと人間肉体の死因は、と相場は決まっていた。


だから、この侍女は少なくともあと一週間は衆目を集めるだろう。どのように死んだのか? 何故死んだのか? 人々は、肉体に関する刺激的な真実を求めている。国家もまた同様に、再発防止のために原因の究明を求めている。古典に残されたジャーナリストという言葉は、今や「死の解析家デス・アナリスト」という意味に置き換えられている。私はこの死に迫り、その理由を究明し、人々には娯楽として与え、国家には成果として報じる。それが私の義務であり、生きる意義である。そしてこの記録ログは、その道行みちゆきである。


私は、首都中枢部の縦横に敷かれた地下輸送路を乗り継いで、ゼネラル・レコード社領ゲテルデ宮へと赴いた。ゼネラル・レコード社は、首都中央のインフラ基盤、生活リソースを管理する、我が教導国の栄えある第一種認定企業だ。その社長であり領主でもあるベルリッヒ・フォン・ゼネラル・レコードは、今から50年ほど前に教皇猊下から直々に領主冠を戴冠し、それ以降、このゲテルデ宮にインストールされ、稼働を続けている。


「認証を完了しました。洗礼者ガラテア。ようこそ、ゼネラル・レコードへ。」

数世代前のゲートキーパーに導かれ、私はゲテルデ宮の門をくぐる。


私が古書で学んだ限り、人間の歴史は四つの大きな段階に分けることができる。まず神の時代、次に肉の時代、それから金属の時代、そして情報データの時代だ。このうち、最古の時代と、最新の時代は、その性質を同じくする。我々は神に統治されている。神とは人類史を集積して学び、方法を採択する自動機械のことだ。想像力に優れた古典の人々は、これの名前を「普遍的無意識アカシック・レコード」と予想していた。しかし実際のところ、我々はこれをに、ただ、神と呼んだ。


神が造りたもうた国、それがここだ。国境というものが失われ、多様性という概念に蓋がされてから千年。我々は繁栄をきわめている。進退もまた同様にきわまっている。何が進化で、何が退化なのか。それを情緒豊かに証明できるものはいないまま、我々はただ、生産性かみの奴隷となって日々の経過を受け入れている。


ゲテルデ宮は、まさにこの国の姿そのものだ。門を潜り、エントランスに到着すると、そこにはただ、見渡すばかりに無色の空間が広がっている。本来空間とは、人間のための空間スペースだった。だが今や、それを必要とするものはほとんどいない。特に、この宮殿には。


ここは寒い。情報は冷却を愛しているからだ。この国では私のような者こそが異常だった。時間の流れを知り、大気の組成、温度に気を回し、もはや必要なくなった生殖にまつわる本能を観測し続ける。だが、それこそが人間であるという定義から、神は我々を不要と断ずることができない。人間の60%以上が、既に神と同様の情報体に造り替えられて尚、ここはだった。


だから守る必要がある、と。神は考えていた。人間は自ら肉体を廃棄し、その心を神に近づけたがる、思慮浅き存在なのだ、と。故に私がここにいる。肉の檻で自らを戒める、信心深き人間の手本として、死に逝く人々の由来を探り、その様相を神に報じるのだ。


宮殿内を通行する鉄道には、およそ数人のための乗車スペースしか存在していない。それ以上の肉体が横行することを、この宮殿は想定していない。だからこそ、その出会いは非常に偶然性が高いものであり、再現性の低いものであり、古典的に言えば、そう、運命的なものであったのだろう。


領主ベルリッヒを稼働させるための装置、そのメンテナンス役として従事していたのが、かの死せる侍女、アリアであったという。私は、鉄道の乗車スペースで居合わせた侍女から、そのことを聞いた。


アリアは、ゲテルデ宮に勤める数少ないのうちの一人で、外装カートリッジ式の技能貸与機によって、ベルリッヒ装置の定期的なメンテナンスを行っていた。ゲテルデ宮にはアリアを含め、9人の侍女、3人の執事が駐留しており、そのうち、アリアを除いた7人の侍女、そして3人の執事が、既に肉体を廃棄していた。


私にそれを聞かせてくれた、この侍女もそうだ。彼女は何か、特例的な理由によって宮殿内を移動している様子だった。それに主体的な意義はなく、彼女自身の言葉で代替するならば、移動すること自体が目的である、ということらしかった。シンプルな合成音声での会話のみを機能とする鉄風船フロートアイボールの中に彼女はいて、それが何故か、人間用の乗車スペースを利用しており、そこに私が居合わせたということだ。


私は、事情を聴取するために領主ベルリッヒに謁見しなければならない。そのためには宮殿最奥の玉座サーバールームへと赴かねばならなかった。そのことを伝えると、彼女は「なら私も、そこまでお供します、散歩がてら」と発言した。それはあまりにも、情報化した人間らしくない言葉だったが、私はそこに、今回の目的にまつわるものが介在していると直感した。ゲテルデ宮の情報統制は、神の国が賛美するような正確無比なものではなく、どうもがあるようだ。サーバールームへと到着するまでの間、私は出来る限り、彼女から「アリア」に関する情報を得ようと試みた。


アリアは何の変哲もないクローン体のひとつで、ゼネラル・レコード社製の人間だった。生産よりも以前から、ゲテルデ宮でのメンテナンス作業に従事することを定められており、それに必要な外装規格との相性を重点的にデザインされた人体であったという。正式な名称はFWフィールドワーカー・第4規格・アリア8号であり、同時に生産されたスペアであるアリア1-7号、同9-12号については現在も冷凍保存されている。8号が採用された理由は、肉体年齢が15歳前後で安定していたこと、また、仮想バイタルチェックにおいて優良な数値を示したことによる。生産から2年間、アリア8号は順調に業務をこなし、二度の例外的な異常修正バグフィックスによって勲章を得た実績もある、優秀な個体だった。


神に好まれるであろう道徳的な言い方をするならば、彼女は、既に情報化を遂げた同僚の侍女、執事たちから。ここで言う愛とは、化石化した人間感情のうちのひとつで、自らを前例として、より洗練された後継機に対して何かと気を回す、親心、親切心、面倒見、というような概念だ。彼女は最も新しい個体でありながら、最も活躍した個体になった。その背景には、彼女の先任たる侍女、執事たちの影ながらの支援が功を奏した部分もあるのだろう。


ひどく、人間的な話だ。


しかし、しばらくの後にアリアは自死を敢行する。それは自らの手によって自らの生命活動を停止させ、脳機能を死亡させ、記憶や経験を失い、やがて何者でもなくなる、ということだ。自らの情報を、電子の大海へと投影することもなく、ただ、この世から颯爽と消え去るその行為。彼女は何故、そんな判断をしたのだろうか。事前に教皇庁から受け取った資料によれば、それは肉体を有するクローン体であることに由来する、感情機能の簡素化オミットにまつわる不具合だろう、ということらしかった。だが、私にしてみれば、そんな不具合ありふれている。むしろ、それが成功している人間を見たことがない。神が夢想するほどに、世界の均一化は成功していないのだ。


私は、鉄風船フロートアイボールに触れた。それは火傷するほどに冷たい。だが、その中に搭載されている侍女の息遣いが聞こえるように感じられた。私は尋ねた。「もう一人の人間はどうなったのか」と。


「プロトノエルF86型C」は、ゼネラル・レコード社に含まれる数多くの前身企業のひとつ、ハサン・ネクロダストリー社が開発、生産した多目的クローン体の試作モデルだ。このモデルを基に開発された「ノエルF88型」は、一つの時代を支えた優秀なモデルだったと社史に記されており、その生産数は2億体以上とも言われている。そしてゲテルデ宮に配属されたものは、そのプロトタイプだった。古く、かつ不完全な個体であって様々な人間機能の簡素化オミットが十分ではなく、それゆえに彼女は、自らの業務を十全にこなすことができなかったという。鉄風船フロートアイボールは、何処か懐かしむような様子で、それを「要領の悪い子でねえ」という風に形容した。


私は鉄道を進む箱に揺られながら、端末から、このプロトノエルが従事した業務に関する記録を検索した。その内容は特筆すべきものではい、というよりもあまりに少なく、当該個体が長らくこのゲテルデ宮において、空虚な時間だけを重ねていたことが分かった。アリア8号が配属される以前は、このプロトノエルが唯一肉体を持った従者であり、ベルリッヒ装置のメンテナンスを行っていたようだ。しかし、一度のエラースルー、二度の自責性過失が確認され、その後に解任されている。恐らくこれが、アリア8号が配属される理由になったのだろう。


そして、アリア8号が配属されてからの彼女の業務は、主にアリア8号のメンテナンスになっている。メンテナンスといっても、それは生理的不調への対処や、不全臓器の交換等、全てのクローン体が持つ自己修繕用のベーシックスキルで十分に行える範疇の「雑務」だったようだ。実際に、アリア8号のバイタルは非常に安定しており、アリア8号が稼働していた3年間に、特別なメンテナンスを必要とした事例は僅かに2件。ひとつ、アリア8号にA型食用パッケージにまつわるアレルギーの兆候が見られ、その診断を行ったこと。結果は陽性で、以降の配給スケジュールに変更が加えられた。ふたつ、アリア8号に虫垂炎ちゅうすいえんの兆候が見られ、プロトノエルが治療を行った。これらの「雑務」は、本来アリア8号が自律的に実行可能なメンテナンスであり、これをプロトノエルが代行することは、故障率を上げるだけの異常バグであると判断せざるを得ない。


ベルリッヒは、このプロトノエルのような個体を情報化することは、リソースの無駄だと考えたのだろう。正常な判断だと思われる。このプロトノエルの情報化は行われず、既に規定の活動年数を超過していることから、ごく最近に廃棄されたという記録がついている。


やがて、私の乗る箱は玉座サーバールームへと到着した。私は端末からベルリッヒに繋ぎ、事情聴取を行おうとした。しかし、執事の一人が応答を代行し、結果から言えば私は、ベルリッヒと言葉を交わすことができなかった。


ベルリッヒは現在、大規模なメンテナンス作業中であるという。装置を構築する基礎的な部分に、恐らくは熱暴走に由来する不具合のダメージが残っており、その回復に想定以上の時間を要しているのだとか。また、不具合の原因も不明であり、可能であれば私にもその究明を手伝って欲しい、ということだった。


私の専門は肉体にんげんの死因究明なのだが、時折こうして、機械の死因究明を依頼されることがある。彼らにとって、肉体の有無はそう重要なことではないのだろう。そしてジャーナリストというものが、古典で言う探偵や何かだと勘違いしているのだ。機械の死因など、私には皆目見当もつかない。それを告げると執事は「アリアがいれば、すぐに原因を特定できたのに」と愚痴っぽく呟いた。そこで私は、ああ、と納得する声を漏らした。とはいえ、それは収音装置が存在しない端末を介してのこと、執事が私の声を聴くことはできない。私も、そのを彼に伝えるつもりはない。


至ってシンプルな話、記録ログから原因が分からないのなら、装置そのものに原因があるのだろう。そしてその装置に関与できるのがアリア8号だけであったのなら、原因もまたそこにあるのだろう。私は「何か分かるかも知れない」とうそぶいてサーバールームの扉を開けさせ、非稼働状態のベルリッヒ卿に謁見した。


「申し訳ないが、装置そのものを見ても原因は特定できないな」


私は執事にそう告げて、サーバールームを後にした。何か香りの強い液体のようなものをひっかけられ、通電異常によって物理的に損壊した基盤から目を逸らしながら。


今回の探訪における目的のひとつは、アリア8号の遺骸から行動記録ドライブレコーダーを回収し、教皇庁に提出することだ。そのために私は、アリア8号が使用していたライフボックスを訪れた。


四方を白面に囲まれた、4平方メートルばかりの小さな部屋。ひとつの寝台、ひとつの作業台、ひとつの配給台、そしてひとつの除菌装置からなる、素晴らしく道徳的なだった。その中で、作業台に立てかけられたいくつかの実在書籍に目がいった。手に取ってみれば、それは印刷物ではなく「白紙の本」だった。これは所有者が、ペンと呼ばれるジャンルの道具を用いて情報を書き込むことができる古典的なツールで、特定層の嗜好品としてのみ生産されているものだ。とはいえ、アリア8号の実績を考えれば、こういった嗜好品の陳情が、ベルリッヒ卿に認められた、ということもあるだろう。問題は、彼女がそれを用いて、何を書いていたか、だ。


ぱら、と音を経てて、乾いた紙がめくられていく感覚はどこか懐かしく、そして新しい。呼吸を整える必要がある、と思った。それくらいに、私は何かを期待しているようだった。


内容は、端的に表現するならば日記ダイアリーで、行動記録ドライブレコーダーと大した差があるものではなかった。とはいえ、彼女自身の指によって、彼女自身の言葉によって記されたそれからは、事実よりも幅広く、記録よりも趣き深く、少ない文字数から、多くの情景を幻視することができた。人間機能の簡素化オミットに失敗している、という教皇庁の見立ては正しかったように思われた。


記録は、そのほとんどが「ノエル」と呼ばれる人物と過ごした日々を記したものだ。アリアはこの日記の冒頭で、ノエルの人格について「信心浅く、神に規範にそぐわない人」と評している。また、古典的な例文の中にのみ使われる、粗雑で無駄の多い言い回しを好み、現実的な問題から目を背けがちだとも。最初のうち、自分アリアはそれを否定的に捉えていた。ところが、彼女ノエルの非稼働日になって、自分の作業効率が低下していること気付いたアリアは、それが何らかの同期性不具合バグではないかと思い立ち、これを侍女団に報告したようだ。


やがて、記録はより具体的に、自分アリアとノエルが交えた会話の内容にフォーカスするものになっていく。これらは肉声によってわされていたようで、他の媒体に記録されていることはなさそうだ。その内容によれば、ノエルは年に一度だけ嗜好品の陳情を許されており、その際に非食用の植物の種を希望していた、ということ。そして、その植物の養育がノエルの趣味であるということ。記録の中途、アリアは自分に「趣味」と呼ぶべき概念が無いことに気づき、それが果たして「必要なのか」という自己問答を行っている。神の定めた清廉潔白なる在り方について、彼女なりの理路整然とした価値観が語られ、それを乱すノエルの存在については、らしからぬ感情的な言い回しで描写されている。だが結論として、アリアはノエルのことを「きっと神はお許しになる」と評している。その理由は、神による被造物の全ては必ず美しき合理性を持ち、そういった観点から言って、ノエルの姿や言葉には、一貫性を持った美しさが偏在しているからである、というものだ。


記録を重ねるにつれて、彼女の言葉は熱を帯び始め、また、そのことに苦悩している様子を見せ始めた。彼女はどうやら、自身が「背徳」に関与していると感じているようだった。基底部分チュートリアルによって刻まれた倫理観に背離する感情を、彼女は抱いていたようだった。だが、その感情を表現する言葉こそは正に清廉であり、静かな夜の森に舞う青色の蝶のように神秘的であり、その筆跡が蠱惑的におどる様は、私の心をも踊らせ、彼女の描く甘美なる苦悩の淵へと、私を誘った。ノエルのが、アリアに影響を与えていることは、もはや疑いようがなかった。


優秀なアリアには、多くの嗜好品を陳情する権利が与えられていたが、それを有効に活用したケースは少なかった。その日の記録には、ノエルが自分アリアの陳情権を勝手に使用して、ある種の植物製嗜好品を発注したことに対して、怒りよりも先に、その味わいについて感銘を受けた旨が長く語られていた。ノエルの拵えた「紅茶」と呼ばれる飲料について、アリアは「まるで玉座のように暖かく、規範的な正しさを胸に抱くかの如く心を揺さぶる味わい」として絶賛し、それをもたらしたノエルに対して、実直な感謝と、尊敬の念を表明していた。


一方で、ノエルは度々、アリアが自身よりも低身長のモデルであることをからかったらしい。機能的であると主張するアリアに対して「でもダンスの相手が務まらない」と嫌味たらしく言ってのけたらしく、その日の記録は膨大な量の罵詈雑言ばりぞうごんめいた、悲喜交々ひきこもごもの感想から成り立っている。


私の客観的な視点からして、彼女たち二人は既に、現代では化石化した坩堝るつぼにあり、お互いの意思決定要因、行動原則に対して、お互いの爪が深く食い込み合った状態であるように感じられた。私は今回の究明に関して、解答を得たかも知れないと思った。そして同時に、今回の成果は、人々にとっての娯楽にはなりえるが、神へと報じる成果物にはなりえない、と思った。神は恐らく、アリアが死んだ理由を、正常に解析できないだろう。


私はまたしばらくの間、宮殿の鉄道に揺られ、クローン体の廃棄場へと足を運び、そこで先ほどの推論が、正鵠せいこくを射ていたことを確信した。そこは、アリアの言葉を借りるなら「賛美が産まれるに相応しい、聖域のような」場所だった。


一面を埋め尽くす植物の花弁が、この鉄色の宮殿あって唯一、無色ならざる白として感情的に咲き乱れている。その中央で眠るように停止している個体が、ノエルとアリアなのだろう。ノエルは活動期限を超過しても配給された自死薬を服用せず、強制的なシャットアウトが行われる最期の日には、業務さえ放棄して宮殿を歩き回っていたと記録されている。そうしてここに辿り着き、自らが育てていた花の中で死んだ。そして彼女ノエルに配給されていた自死薬を、アリアが飲んだのだ。神の手による永遠を約束された世界で、それよりも優先すべきを、彼女たちは見出したのだ。


私は、アリアの行動記録を回収しないことに決めた。発見できず、と報告したところで、どうせ後任は来ない。この場所は、神の威光がこの地を照らし続ける限り、即ち、ゲテルデ宮に電力が供給され続ける限り、完全な滅菌状態が保たれる。クローン体の彼女らも同様に。ならば、彼女たちの姿こそ永遠だ。精神を機械に委ね、熱を失った人々よりも遥かに。


私は、潔白の庭園を後にして、再び鉄道でエントランスへと向かった。もうここに用はない。あの時、鉄風船フロートアイボールのボディを借りて宮殿中を「散歩」していたとする侍女の一人にも、あるいは彼女らの熱が伝搬しているのかも知れない。もしそうなら今後、ますます私の仕事は増えそうだ。人間とそれ以外を分けるもの、その境界が、熱によって曖昧になっていくというのなら。人間の死因と同じように、機械の死因も究明できるようになっておかなければならないだろうか。


私は鉄道に揺られながら、サーバールームを統括する執事にメッセージを送った。「故障の原因が分かりました。アリアは紅茶をこぼしたんですよ。」

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