ドーチェ
ドーチェ 貴方はさびしいのか
明るい笑顔は最後のやせ我慢なのか
平凡な人たちに 我慢できずに
一人消えて行く事を 感じているのか
とても魅力的な人情味を有する人の
少なさを 一番している 日本人
気をつかって人に不快感を与えないように
また 嫉まれないようにする事の
馬鹿馬鹿しさを
一番良く知っている 日本人
乾杯 乾杯
今日は 乾杯
貴方を忘れはしない
力のない手に赤い終点のない管状をみた
結局は 皆
同じ所へ たどりつくのか
過食したかった 貴方のように
汚物を吐き続けて
私は 醜悪なものに
どんどん これから
変身していくつもりだ
詩集『道』その3 阿達 萬 @mu-minn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。詩集『道』その3の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます