第234話 はだかの付き合い(Ⅱ)
「リーティア。
やっぱり、ダニーはリーちゃんに
「えぇぇ。でも私……皇子様の……ははは、
「
「そそそ、それに、それに……私なんて皇子様の……ちちち
こらこらこらっ! めずらしく反論したと思ったら、リーちゃん突然、何言い出すんだよぉ!
いくら酔っ払ってるからって、
「
えぇ?! ダニーまで何言い出すの?
って言うか、ダニーもその場に居たって言う事?
あれれ? ダニーさっき帰って来たばっかりだよね。
およよ? そう言えば
あぁ、じーちゃんの家かぁ。はいはいはい。じーちゃんの家も、デッカイものねぇ。私は入った事無いけど、大きな蔵が三つもあって。
昔から佐伯さん
うんうん。当然風呂もデカいんだろうねぇ。
ん? ……ははぁん、そう言う事かぁ。ようやく理解したぞ。
例えばだよ?
その時たまたまリーちゃんが、
だって、リーちゃんは、じーちゃん家の
しかし、いくら声を掛けても返事が無い。
おりょりょ、これはオカシイ……って事になる訳だ。
そんでもって、
はいはい。それならありそうだよねぇ。
確かに、リーちゃん、
リーちゃんの言う『一緒にお風呂に入った』って部分は、こっそり話を『
まぁ、同じ屋敷の中にダニエラさんが居たのなら、そんな事は百も承知。
その後、ダニエラさんが、
あぁ、それなら
確かにねぇ。リーちゃんが、ガッツリ成人男性の
えぇ? 何、恥ずかしがってるの? って?
いやいや、違う違う。体格的によ。体格的に。
だって、ダニーなんて180センチ以上あるんだよぉ。
……やばいやばい。 何だか知らないけど、ダニーが私の事
なぜだろう。時々、ダニーって人の心読むよね。
うーん、底知れぬ女、ダニー。
「私だって慶太くんの
えぇぇ。美紗ちゃんもあるのぉ。どんだけ負けず嫌いなんだよぉ!
確かに、今の所、
って言うか、もう『すべらない話』じゃなくって、単に『
「へっ、へぇぇ……。美紗ちゃんは皇子様の
「どこでって……そのぉ……」
リーちゃん、何処で見たのかは、そんなに重要か? 重要なのか? もう勘弁してやれよぉ。言える訳無いじゃん。今カノだよ? そんなもん、言える様な場所の訳無いだろぉ? 完全に駄目な場所に決まってるじゃん。本当にもー。分かってそうで、分かって無いんだよなぁ、リーちゃん。結局、経験不足なんだよねぇ。
「プププ……プールで……」
「「「えー! プールゥ?」」」
って、美紗ちゃん! プールかよっ。プールなのかよっ!
そりゃそうだろうよ。プールだったら、裸だろうよ。あたしゃてっきり、ご休憩でヤッちまったのかと思ってたよ。って言うか、この話の流れで、良くプールの話持ち出してきたなぁ。良い度胸だよ。美紗ちゃん、
「はぁ、何を言い出すのかと思ったら、プールですって? 美紗ちゃん。私達は皇子様と『裸の付き合い』の件についてお話ししているんですよ。水着を着ている段階で、このお話しに参画する資格はございませんね。大体、ご自分の
「くっ……それは……」
おいおい。リーちゃん。あんたがたじろいでどうするんだよぉ。さっき
って言うか、ダニー! 一瞬スルーしそうになったけど、ダニーは自分の
やっぱり大人のする事はエグイッ。めっちゃエグイ。
それよりも、どんなシチュエーションで
「えぇぇ
(翻訳:えぇ。
ほらほらほらぁ、
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