第11話 初対面
メモを広げてみてみる。
「小原正一様
いつも、ありがとうございます。
あなたの、お手紙にはとても、励まされています。
ラジオへの私へのあなたからのおハガキ、とても嬉しいです。
つきましては、あなたを今度のイベントに特別招待いたします。
ぜひ、お越しください。
森原 啓子」
森原啓子さんは、俺が聴いているラジオ番組のDJ。
特にファンというわけではないが、たまたまラジオを付けてみたら、
面白そうな方だったので、ハガキを出してみた。
それが、たまたま採用されて味をしめてしまい、その方のラジオだけは聴くようになった。
そのために、常連になってしまった。
名をはせたのはそのためだが・・・
まさか、この方が運命って事はないなだろう・・・
お姉さんを見ると、眼でGOサインを送っていた。
まあ、暇だし近場なので、行ってみる事にした。
でも、さすがに有名なタレント。
会場は人であふれていた。
ボディチェックや、身分の確認が厳しい。
最近は、転売する人が多いので、それを避けるためか・・・
案の定、入れない人も多い。
俺は、受付の人に、招待状を見せた。
後、身分証明証も・・・
すると、丁寧に案内された。
その場所は、楽屋だった。
ノックをして返事がしたので、入ってみる。
すると、あの森原啓子さんが、そこにいた。
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