第4話

最寄のバス停に望みを託すも、バスは無情にドアを閉め、アキラがドアを叩くのも無視して発車する。次のバスまで待っていたら一時間目は確実にとぶ。どうするか走るかと考えが固まった時、後ろから声をかけられた。今売り出し中で将来が明るいアイドルユニットのサブリーダー的存在の匕背(さじせ)ヒロシ君だ。

「校門まで後ろ乗ってけ」と声をかけられた。「助かる」ありがとうと言って後部席にまたがる

(よいこは絶対真似しないでね)

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