第3話

時間は過ぎて、置時計は7時30分を指している。「いけない、また寝坊した。最後の気持ち悪い夢マジで死ね」肩に当たるくらいのシャギーだが、癖っ毛もろくに直せないまま、真新しい学生服(ブレザー)をとり、ブラウスとニットの上に羽織る。

それでも外は寒そうだが。走り込み決定なので、急いで階段を転ばない様に降り、ダイニングキッチンの祖夫母に「朝ごはん要らないから」今日もと声をかけて、家のドアをあけ体を外に踊り出した。

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