1月25日(月) 広島市中区八丁堀にある焦がし焼きそば店「焦がし焼きそば 嬉一」で飲んで食べる。

広島市中区八丁堀にある焦がし焼きそば店「焦がし焼きそば 嬉一」で飲んで食べる。


平日の始まりに週末のように飲んで食べることになった「焦がし焼きそば 嬉一」さんだ。相席で酒がつながれ、時間短縮と勢いの中で一合ごとに美味しい酒を燗してもらい、気づけば凄腕の酒がテーブルに並ばれている。


辛味のある単なるサラダでない野菜を食べ、もつ煮をいただき、鮮度の澄むサバの刺身を食べる。ラストオーダーに豚キムチを箸でつまみ、衣のからっとした牡蠣の天ぷらを口に移して、焦がし焼きそばで食事をしめる。


楽しかった分だけ響くものがあって、急いだ分だけ失ったものがあるようだ。久しぶりに度量の狭さが波打ち際の戻り流れのようにやってきた。


もう人との出会い付き合いにあれこれ言いたく、言われたくないのだろう。自然にそのままにある自分で、わざわざ変化をつまんで取りあげられたくないと思ってしまう。


きっとそれは幼さで、認めたくないからこそ反発を生む。


週の初めで疲れはないが、そんな心の狭さに反省する。こうして少しずつ幅を広げていくのだと、唱えてわだかまりを進んで解いていこうと、一時間後のからっとした戻りで謝って、また飲みに行こうと頭を下げる自宅に思う。

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