1月11日(月) 広島市中区堺町にある立ち呑み店「寅卯」で飲んで食べる。
広島市中区堺町にある立ち呑み店「寅卯」で飲んで食べる。
「ももや」さんへ行ったら閉まっていたので、それから出雲そばを食べる予定を変更して開いていた「寅卯」さんへ来た。
ここはマーラーの第7番を生で聴いたあとにつれてきてもらったところで、串かつの美味しさと安さが印象的だった。
山口の酒の熱燗を注文して、アンチョビポテサラとアンチョビキャベツもお願いする。アンチョビが好みというわけではなく、炭水化物でまず腹に土台を広げて、続いてキャベジンで胃の粘膜の修復を働かせるためだ。もしこんなことを隣にいる誰かに話したら、立ち飲み屋なのに理屈っぽい、つまらない男と思われるに違いない。
それからめかぶとろろを頼んだのも、海藻の成分が胃を助けるだろうという思惑で、串かつが美味しいという思い出はあるが、君子危うきに近寄らずだ。別に君子じゃないが。
自虐がいつまでも離れない。村重酒造の熱燗を追加して、油ものを避けてサワラの西京漬けを食べつつ、足の指が霜焼けになりそうなのを我慢する。
飲み歩きの言い訳は材料集め。いったい何を集めるのか、それでも会話の飛び交う人間模様は興味深い。
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