4月29日(水) 広島市西区己斐本町にあるハモン専門店「レセルバ イベリカ ショップ」のテイクアウトボカディージョを食べる。
広島市西区己斐本町にあるハモン専門店「レセルバ イベリカ ショップ」のテイクアウトボカディージョを食べる。
最近ボカディージョという名前が話に出てきた。それが役割を果たして、己斐に来たついでにそれを買った。この店はオープンする前にパルコ裏の広場の出店で食べたことがあり、本物のハモンセラーノとパンのおいしさが印象的だった。
それから店ができて、ハモンセラーノとサルチチョンを買って帰ったことはあったが、ボカディージョはそれ以来となった。
思い出すのはマドリッドで、観光よりも生活に近い形での滞在中に日本人ギタリストに会ったことがあり、ドングリを食べて育った本物のイベリコ豚のハモンは本当においしいから、よく噛んでからパンを口に含んで味わって欲しいと勧められ、安くないそれを買い、ちゃんとパンを用意して食べてみたところ、生ハムのおいしさを初めて知ることになった。
その味はベジョータだろう。この店のベジョータを一度試食させてもらい、おそらく同質だろう。ただ値がするので、上質でなくてもハモンセラーノだけで十分おいしく味わえる。
ただ今回のテイクアウトのボカディージョは、癖の少ない山羊のチーズを100円でトッピングしたとはいえ、出店で食べた時よりもおいしい。その時もおいしかったが、オリーブオイルとトマトらしきペーストがパンの内側に塗られていて、質の良いフルーティーな香りと甘さがしっとりしている。サンドイッチで重要なのは内側の塗りもので、これがあると食感に優しい膨らみが生まれる。それが以前食べたときにはなかった……、ような気がする。ちょっと記憶があいまいだ。
ハモンとサルチチョンをそれぞれ食べて、近所にあれば重宝する店だと思った。時間帯によっては並んでいたので、それもうなずける。他の総菜もあり、デザートもあるから、近くにあればいろいろ楽しめると、2度も書いてしまう本物のハモンの店だ。
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