7月12日(木) 広島市中区基町にある広島市映像文化ライブラリーでルクセンブルク映画「ラスティー・ボーイズ~ビア老後!~」を観た。
EUフィルムデーズ2018、ルクセンブルク映画「ラスティー・ボーイズ~ビア老後!~」を観た。
老後をどのように生きるか。老人ホームの縛られた規則にそぐわない老人達は、自分たちだけのユートピアを作り上げようとする。
能力が衰えて若い者から甘く見られても、人間としての自立と尊厳への尊重を失っていないからこそ、自身の性質を抑え込んで規則に合わせることはせず、思うままに生活を過ごすことを模索する。
西部劇の好きな狭心症は生活のストレスにより死ぬ。その男が残したつながりと遺産で、文学好きの神経質な元歯医者、すけべな老人、楽器を演奏する老人、残された妻などが、トレーラーハウスに乗って旅をする。
老後に怯えて縮こまることなく、人間はいつだって好奇心と探究心を持つなら、歳は関係ない。死ぬ前の老人のように怯えてふさぎ込む若い者もいるのだから。
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