ネアンデルタール人は、胴長短足の日本人体形

 なぜネアンデルタール人の遺伝子を日本人が一番持っているのか。それは、ネアンデルタール人が、新人類を嫌って今のイスラエルから東へ逃げたからではないだろうか。東の行き着く先は日本。ここが、ネアンデルタール人最後の楽園だった。日本の土壌は酸性土。古いものは、物でないと残らない。骨の遺伝子で、名残を見るしかないのは残念である。


 ネアンデルタール人は、骨太で、骨格がしっかりしていて胴長短足。顔は大きく目も大きく童顔。なんだかどこかの民族を思い出してしまう。

 著者は、27歳の時に、初めてハワイに行った。英語を喋れない癖に、一人ふらふら歩いていると、中学生らしい女の子集団に、「ヒューヒュー」と、はやし立てられて、ムッとしたことがある。向こうは、こっちを同年代だと思ったのだろう。


 ネアンデルタール人は、ドイツのデュッセルドルフ郊外のネアンデル谷にあったフェルトホッファー洞窟で発見された。それでネアンデルタール人と命名された。ヨーロッパを中心に、中東で多く遺骨が見つかっているから、欧の研究者が一生懸命研究している旧人類。


 ネアンデルタール人は、2万年前に滅んでいるとされている。ヨーロッパでは4万年前に絶滅したという説もある。4万年前と言えば、現生人類がアフリカを出てしばらくしたころ。


 最近のこういう人類考古学の学説は、殆どDNA研究によって歴史が塗り替えられてきた。最近の研究で、ネアンデルタール人由来の免疫細胞を一番多く持っているのは、日本人だと発表された。やっぱり似ているのかな、ご先祖様。でも、同時期の旧人類のデニソワ人(旧新人類の混血)のDNAも日本人は、多くもっているそうな。日本人は、ちょっと変わっているのだ。



ネアンデルタール人の特徴を列挙する


肌の色

 ネアンデルタール人の色素沈着はいろいろ。色々な肌色をしていても不思議ない人種だった。肌の色は、住んでいる場所の緯度によって変化する。それは現代人も一緒。でも、ヨーロッパ人がネアンデルタール人を思い描けば、赤い肌に金髪になる。黒い髪だとインデアン風になるようだ。日系だと5色人が気になる所。今は亡き、青色人種がいたかもしれない。蒙古斑が全身そうだった人のこと。それぐらいネアンデルタール人は、色々な肌があってもおかしくなかった人種。


髪の色

 現代人と同じく、明るい色と暗い色、両方の色を持っていた。金髪にもなると言う事。


近親相関をしない

 これも最近のDNA解析で明らかになった。少数部落を作って集団生活をしていたようだ。


脳容量

 現生人類より大きく、男性の平均が1600㎝3あった。現代人男性の平均は1450cm3。脳の大きさイコール知性ではない。大きな体を動かすには大きな脳が必要。身長は低かったようだが、ネアンデルタール人の身体能力が気になるところだ。


容姿

 骨太で胴長短足、童顔。身長は165cmぐらい。体重80Kg 丈夫そうだよね



文明

 屈葬、葬式をしていた。

 やはり特筆すべきことは、葬式をした後があることだろう。日本の古い遺跡から出てくる埋葬遺骨もそうだが、母の胎内にいるような膝を抱きかかえるような形で横向きに埋葬されている。 


1951年から1965年にかけて、コロンビア大学教授R・ソレッキーらの研究チームはイラク北部のシャニダール洞窟の調査で、ネアンデルタール人の化石とともに、ノコギリソウや、ヤグルマギクなど数種類の花粉を大量に発見した。量の多さとこれらの花が現代当地において薬草として扱われていることから、ソレッキー教授らは「ネアンデルタール人には死者を悼む心があり、副葬品として花を遺体に添えて埋葬する習慣があった」との説を唱えた。  ウィキペディアより 


 献花をしていたというのだから、ネアンデルタール人の情緒は、現代人の葬式の情緒と変わらないことを意味する。これには、いろいろな意味が伺える。


1)先祖への敬意

2)死後硬直する前に埋葬

3)遺体は、放っといたら腐る。地に返すという自然信仰


 第二次大戦終戦後ぐらいまで我が国で遺体は、火葬ではなく埋葬だった。日本の場合は、桶に入れるのだが、桶だから。やっぱり屈葬。早くしないと膝をバギバギ折りながら桶に入れることになる。ちゃんと深く掘って埋めないと、そこから流行り病が出ることがある。そういう事もネアンデルタール人は、経験上分かっていたということだろう。

 流行り病が出ないようにするとは、腐る遺体の穢れを祓い清める神事を行っていたのではないかと言うことも考えられる。日本の古神道に通じるものだ。



絶滅は2万数千年前

ネアンデルタール人は、現生人類の侵略を嫌がって逃げた。


 ヨーロッパでは、もっと前の4万年前から遺骨が見つかっていない。現代人に遺伝子が残っているのに不思議な話だ。そこで考えられるのは、侵略者の現生人類を嫌って、ネアンデルタール人は、地方に逃げたのではないかと考えられる。4万年前は、まだ氷期なので、海面は100メートル以上低かった。食べ物は海の方が豊富だったろうし、今の世界の島国たちは、氷続きで地続きの様になっていたと考えられる。また、今では海中の大陸棚になっているが、当時は、そこに住んでいたとも考えられる。フィリピン、インドネシア、シンガポールがそれにあたると考えられる。

 海中に沈んだ都市伝説と言ったらムー大陸。そのような話が、この時代幾つもの大陸棚にあったかもしれない。

 この時期ネアンデルタール人は、現生人類の侵略を嫌がって逃げたと考えると、ネアンデルタール人の遺伝子が、アフリカから離れるほど継承されていた答えになるのではないだろうか。


 今の現生人類は肉食で、巨大生物を狩りで滅ぼしている。ネアンデルタール人は、埋葬で献花しているのだ。狩猟だけでなく採取もしていただろう。肉ばっかり食っている現生人類の子孫は、食べ物がなくなったら、ネアンデルタール人を襲う。現生人類は、海洋民族ではないので、代替えの食料がない。余計酷いことになっていたのではないだろうか。そうでないときはお隣さんだった。しかし、ある時、牙をむかれて逃げたと言う所だろう。



東に逃げると、行き着く先は日本


 日本が完全にユーラシア大陸から独立したのは、1万2千年前。100メートル下にあった平野は海中に没した。古事記の最初の部分にある神話では、ここから日本が始まったことになっている。7000年前まで海面は、まだ80メートル低かったみたいなのでその辺の年代も怪しい。とにかく、その前の記事は、秘匿されていて、我々は知らされていない。日本書紀だともっと後から始まったっぽい内容だから、古事記を知っている我々は、まだ、知らされている方か。

 太平洋戦争で日本は建国以来初めて外国に敗れた。それでも、昭和の御代は、その権威の象徴だった昭和天皇が在位されていたので旧来通り。ところが、昭和が終わった平成の御代になって、神社から、数多くのペトログリフが見つかった。ここには、ユーラシア大陸から独立する以前の日本や日本書紀以前の何らかの記事や証拠になるることが記されている。

 何故、日本建国時か、それ以前の幕府は、これらご神体になっている石を隔したのか。外国(唐)に、ばれては困ることがあったのではないか。まだ始まったばかりの研究なので、しばらく成果を待つことにしたい。


 ネアンデルタール人は、元々世界に広く分布している。しかし、ネアンデルタール人が、現生人類から逃げたのだとすると、行き着く先は、日本である。ネアンデルタール人も、日本の様に貝塚遺跡がないので海洋民族ではない。陸伝いに逃げたと考えられる。

 女系の方は、侵略された時に犯されているだろうから、色濃く残るが、男系は、殲滅対象だろうからむずかしい。ヨーロッパ辺りは、4万年前に現生人類から侵略を受けたとすると余計遺伝子汚染が起こって、今ではどうだかわからなくなる。古くの血である男系が色濃く残っている日本は、珍しい国なのだ。


 縄文人女性の遺骨を復元すると目がぱっちりした可愛い顔が浮かんでくる。混血人は今でもかわいい。そこから、日本に逃げ込んできた旧人類は、ネアンデルタール人だけではないとも考えられる。その時代は、混血天国日本だったかもしれない。


 日本人の祖先は、旧人類の混血。新人類とも混血したなかなか優良な種族だと思う。その上旧人類の美徳も持っている。旧人類は、マンモスと共生できる種族だったのは間違いない。なんせ滅ぼしていない。そう言う平和的な種族だったと考えられる。

 胴長短足だし、やっぱりご先祖様かなー。

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