モブとしての仕事


うっすらとしてる意識が戻ってきた。

ここはどこだ?なぜ仰向けに寝ている?

あたりを見ると真っ白な空間

俺は死んだのか?

少しでも状況を把握するため歩いていると.....

「はーいこんにちはー♪」

「ッ!?」

それは子供のような声が聞こえてくる。

「どうもどうも〜ではバラバラなのもなんですし1箇所に集まってもらいまーす」

その言葉の後に俺の視界が一瞬で変わった、

そこには他にも人がいる…よかった.....

あっこれわかった気がする......異世界系か?やべぇそれだったらマジ興奮すんだけど.....いや、まだそうと決まった訳では無い、俺はこの興奮を心に仕舞いつつ子供の声の方を向く

「はーい皆さん注目でーす。」

子供?が呼びかける、しかし

「ここはどこなんだよぉー!!」

「元の場所に返してくれ、頼むよ!」

と、みんながまだ冷静になれないようだった。すると

「はーいはいはい聞いてくださーい!まず最初におめでとう君たちは異世界にしょ.....「助けてくれよぉ!!」.....」

「喋ってる途中なんだがっ!!」

ずどーーーーんっ!!

この人.....ボロボロになってる。だろーね.....割り込まれて思い通りに進まなかったら不機嫌になるよね.....けどやりすぎな気がする

「.....はい改めましてこんにちはー僕はレイトル.....神様やってまーす。突然ですが皆さんにはヘリオスと言う異世界に行ってもらいまーす。」

「ッ!?」

よっしゃキターーーー!!異世界系だ!レイトル?の言う神様には感謝感謝.....で、どんなやつなんだろう?

「みんなには異世界でモブという係を持って行ってもらいます。」

「.....はい?」

いかんいかんつい変な声が出てしまった。

えーモブー.....主人公系じゃないんかーい.....

「けど抽選で特殊系をぶち込みまーす」

よっしゃ挽回の余地あり!

「ではいきます.....誰にしようかな神さまの言うとおりっ!じゃあ君だね、名前はえぇーとそーたくんね君はここに残るようにあとの人は、ばいばーい♪」

その瞬間俺以外の人が消えた先に行ったのか...

「さてさて、これは運命なのかな?」

「ん?見透かして選んだのか?」

「いやたまたまだよ、それよりも君に渡すものがある、クジで決めたんだけど、はいこれはステータス閲覧で自分のステータスなどが見れるよ.....あとお金で経験値を貰える超特殊スキル.....これは人間限定スキルだから僕には使えないやつだしいいよ……まぁ所詮モブだから集まるかは君次第さ。じゃあ行ってらっしゃーい。」

また視界が変わった.....どんだけ転移させれば気が済むんだよ…...

よく見たら村にいた、服装的に目立つなぁ、

よしこの異世界で、運命とやらを変えてやる!




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