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目次
がたんごとんの先
がたん、ごとん。
ころころころころ。
この心はどこに転がってくの？
あれ、この先はどこ？
真っ暗だよ。
ゆれるゆれる。
本心は分からないよ。
行先もしらないよ。
すすむ、すすむ。
ころがるようにすすむ。
下がってるの？
上がってるの？
激しくなってきた。
誰を待ってるの？
この心の行先を教えて。
一度たちどまって。
ブレーキはどこだっけ？
あれっ、とまった。
止めたのはだれ？
顔を上げるのがこわいよ。
だってもう周りは明るいんだもの。
心が動く。
あなたの言葉がこわい。
動き出した時、私はひとりじゃなかった。
となりにあなたがいた。
時にはがたん、ごとんの重さも速さも違うけど確かにあなたがいた。
自分の本心はわからない。
あなたの本心もわからない。
そうやって進んでく。
この先にあるのはすべて思い出に変わってくそんな未来。
私の等身大の心が思い出を刻んでく。
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