女のはずのはなちゃんが男だった夢。

猫店。

第1話

わたしの大好きな、はなちゃんは、

わたしの家の下にも家があった

ずっと空き家だと思っていたそこは、九州に住んでいるはずのはなちゃんのおうちだったらしい


別の棟にもはなちゃんの家はあり(どんだけあるんだ)

はなちゃんはその別の棟のほうに住んでいる


そこへ突然招待された


そこには私がよく行っていた洋服屋の店員さん、倉橋さんもいた


はなちゃんに、

てんちゃんの相棒に、はなんちに泊まるとメールしとけと言われた


メールは全て不思議なアートでできていた

読み直すと自分で書いたはずのものなのに

何が書いてあるかわからない・・・


はなちゃんの家には女性同士が抱き合うダッチワイフ的なものが置いてあった


はなちゃんは女性のはずだけど、見た目が男性だった

男性の家だったら泊まるのはどうなのだろう

相棒には、なんて言えばいいんだろう

しかし友達なのに男だからという理由でお断りするのもなぁ、、と考えていた。



地下から大砲のような勢いで3人を乗せた小さな板は飛び出した!

(3人って誰?って思った。倉橋さんを忘れないでほしい。)


そこは海のようだった。

飛び出した推進力らしきもので

乗ってる板のようなものが河原の小石投げの小石のようにぴょんぴょん飛び跳ねて進む

しぶきはかかるものの、びしょ濡れにはならない


この極寒に海にほおりだされたら確実に絶命すると思った・・


ビビリな私は板から飛び降り、途中の岩に掴まってしまった

そのせいで板がうまく機能しなくなってしまったらしく

目的地まで着かない所で小さな板は沈んだ


このままうまく行ければロワイヤルホテルについたのに。もう時間がないや。

と、はなちゃんは悔しそうにした(ごめんなさい・・)


我々は渋々 はなちゃんの家に戻ることになった


はなちゃんの運転する迷彩柄のジープの荷台に乗っかり適当なひもにつかまる私。


自転車置き場を通るとはなちゃんの子供の自転車が見知らぬ男に運ばれようとしていた


運ぼうとしていたのはおおよそ、はなちゃんの奥さんの新しい旦那さんだった

(ん、はなちゃんの奥さんの・・?

 ここではなちゃんは完全に男キャラになったようだ)

はなちゃんの子供は引っ越してしまうらしい


私ははなちゃんが落胆するのではないかと心配になり、

はなちゃんのほうを見たが、はなちゃんは無表情だった

倉橋さんは、はなちゃんに子供がいたことに驚いていた。


はなちゃんの家の前にもどると、

さっきは気付かなかったが、

大理石の露天風呂があった。


私はそこでとりあえず足を洗う。


はなちゃんは大理石の風呂に入っていた


私「はなちゃん、

はなちゃんは性転換しているけど男の人だったの?」


はなちゃんは答えない


しばらくして はなちゃんは


「つまりは、なにが言いたい?」


と、言った。


つまりはなにが言いたいもなにも、今言った通りであり、それ以外に言いようがない


わたしはしばらく考えた


「はなちゃん、わたしみんなに、はなちゃんは男の人なんじゃないかと思うって言っちゃったよ」


はなちゃんは今日1番の動揺した顔をみせた


冷やかしとかではなくて、はなちゃんと女性同士でしかできないような話はしないほうがいいかもしれないって、そーゆー話をしただけなんだよ、そして、はなちゃんはやっぱりほんとに女性だったよとみんなに言い直すよ


と言ったけど、なんだか苦しい言い訳にしか聞こえなかった、、



それからはなちゃんと私はテニスコートを横切った(すでに倉橋さんはいなくなっていた)


そのテニスコートには若い女性がたくさんいて

はなちゃんのシリコン製のような

あれを触りまくっていた


私も触るように勧められたので触った

その感触は完全にシリコンだった


はなちゃんは言った

「この子たちに比べたら私が一番巨乳だわ!」


テニスをしていた女性が言った。

「そうそう、私が一番小さいですよー、あ!てんちゃんも同じかも。」


ほっとけ。と、私は思った。


我々はテニスコートをあとにした。


おしまい。






ありがとうございました。


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


2017年1月の夢


夢だと知っていたら濡れてもいいから板に乗って海を進んでもよかったな。

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女のはずのはなちゃんが男だった夢。 猫店。 @nekot_en

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