第2話
今まで、気付いた人はいなかった。
本当の私なんて...
私が気づかないふりをしていた私なんて...
誰にも見つからないはずだった...。
周囲が私に求めるものは様々だ
君は、癒しを。
君は、理解者を。
君は、ただひたすらに話を聞いてくれる人を。
君は、自分ではない動いてくれる人を。
君は、 君は、
そう。
誰も私自身を知らないはずだった。
誰も、私でなければならない人なんていない。
ただ虚しいだけの本心を隠し、人は、私は、「また明日」と言い「おはよう」と言葉を交わし、日々を過ごして行く。
仮面の下の奥底にいる私を見つけられる人はいない。
...私を含めた皆がそのはずだった。
カメン me-ma @me-ma193
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