第二話 時間凝縮
「立てますか」
ああ、と呼吸を整えつつも頷き、差し出された手を握り返すと、柔らかながらもひやりと冷たい質感が手のひらに伝わって来た。
「その……本当なのか? つまり、お前は……人の形をしたロボットって事だろ?」
「その認識でおおむね正しいですね」
「でも、アンドロイド製造は確か、人道的見地とかの問題で条約で禁止されているのに」
「いるものはいるんでしょうがないんじゃないでしょうか」
他人事みたいに答える少女に、手を借りて立ち上がったケイは微妙に脱力してしまう。
「それで……どうしてここに? 俺を守るって……どういう事なんだ?」
「分かりません」
「え? わ、分からない、って……?」
少女は手早くリロードを済ませた拳銃を腰に巻いたベルトのホルスターへ収めながら、小さく首肯する。その際、銃のスライドにはデザートイーグルと刻印がなされていた。
「私の型式番号、製造年月日、開発者……ともにアンノウン――不明です。何を目的として製造されたのか、なぜ起動されたのか、一切合切謎に包まれていて、困っています」
「要するに、何も分からないって事なのか……」
「しかし、命令が一つだけインプットされていました。あなたを守れ、というものです」
「……その理由も、不明?」
少女は機械的に――機械そのものなのだろうが――頷いた。
「なんで、俺なんだ……? 俺はさっき目が覚めて、このあたりをさまよってて――ああ、そうだ! お前、何か知らないか? 今、何が起こっているのか……!」
「この事態を引き起こした大本の原因は、エデンです」
あまりにも理不尽にすぎる状況、境遇のせいか気がはやって出た質問には、これまたごくあっさりと解がもたらされ、ケイは当惑とともに硬直してしまう。
「エデン……? エデンって、政府が作った例のスーパーコンピュータ、の事だよな……」
「時空研究機関に所属するテンキ・ジョウ博士主導の下で製造された高性能AIです」
アンの音声に反応してか、束の間、ホログラムに白髪のやせ細った老人が映し出される。
「何らかの要因により、エデンが暴走したと考えられます。電脳空間を通じて全ての機械、機器を掌握し、人類から自由を奪い取ったのです」
「そんなの、月並みなSF小説でよく見る、機械の反乱そのものじゃないか……!」
まさか本当にそのような事態になっているとは、にわかには信じがたい。
たとえ戦争になったとしても、あんな――ホログラムで見たような、星全部が機械に覆われるような事、あるとは思えない。何かの間違いに決まっている。
「ですが、エデンの攻撃開始からわずか数年で、人類は敗北しました」
だが少女はこともなげな口調で、ケイの抱いた希望混じりの疑念を、打ち砕いてしまう。
「たった、数年……? ――な、なんでそう、言い切れるんだよ……!」
「時間凝縮です」
ケイはかくんと口を開けた。
時間……なんだって?
「あなた達人類はこれまで、1日24時間の活動を可能としていましたが、エデンはその時間を奪う能力を備えていました。今の人類は6時間――1日の4分の1の時間しか、活動できない状態となっているのです」
なんだ、それは。意味が分からない。少女の言葉が、うまく頭に入って来ない。
「ちょ、ちょっと待ってくれ……いくらなんでもありえないぞ、そんなの! 時間を奪う? 1日6時間しか動けない? ……そんなの科学でもなんでもない、魔法だろ!」
「事実として、あなたは先ほど体験したはずです。午前6時から、午前0時まで……空白の時間帯を。時間が凝縮される瞬間を」
――あの、大時計。
その針が6時から……ほんの一拍を置いて、6時1分ではなく午前0時を指した瞬間。
「時間凝縮時、あなた達は一切の感覚を失い、まったくの停止状態となります。しかし人以外の物はそのまま稼働しているため、エデンが無抵抗な人類を一掃する事は容易でした」
6時間しか動けない人類。かわってエデンは機械を操り、24時間全てを人類への攻撃に注げる。
どちらに軍配が上がるか、子供でも分かる理論だ。
さっきから、冷や汗が止まらない。
「じゃあ、あいつは……? あ、あの、時計頭は何者なんだよ……!」
「あれは、エデンが人類を掃討するために製造しているロボットです。人間の頭部を取り除き、代わりに新たなユニットを組み込む事でその肉体を支配します」
頭部。ユニット。支配。
無機質な単語とは裏腹に、ケイの脳裏に時計頭が人の首に時計を押し込んでいた光景が蘇り、再び嘔吐感がこみ上げてくる。
「待てよ……あいつが俺の背後にいきなり現れたのは、そもそも人間じゃなくてロボットだから、時間凝縮がされなかった、って事なのか……?」
「同じ理由で、私も時間凝縮の影響を受けません。おかげで間一髪、間に合いました」
状況証拠は揃っている。
信じがたいが、受け入れるしかないのか。
時間凝縮とかいう荒唐無稽な現象が起きていて、そのせいで、他の人達はみんな――家族や友達も含めて、あの時計頭達に、殺されてしまったのだ、と……。
「そんな……嘘だ……なんで、こんな……」
力なくうなだれ、うずくまりそうになるケイを、少女は冷ややかに見据えた。
「落ち込んでいる暇はありません。午前0時を経て、またカウントは始まっています。急いで安全な場所へ移動しなければ、私の任務は失敗に終わるでしょう」
「……安全な場所、って、なんだよ……そんなものがあるのか……?」
「私が起動した直後、ある生存者からの短い通信が入りました」
「……生存者? まだ……生き残りがいるのか……?」
「医療区に安全なシェルターがあり、そこに生存者達を集めているようです。そしてあなたの位置情報を私に伝え、保護を要請しました」
「俺……の? どうして……一体何者なんだ……その生存者っていうのは」
「各所に点在するエデンに支配された通信設備や監視施設などをある程度の規模でハッキング、さらにエデンの探知を阻害するジャミングなどが張られている事から、恐らくは高度な技術力を有した人物であると思われます。彼が敵か味方かは定かでありませんが、助けてくれるというなら頼るしかないかと」
そう……かも知れない。
そこら中を時計頭がうろつき、エデンの監視の目があるとなれば、右も左も分からないケイに取れる手段は限られている。
それ以前に、眼前にいるこの少女。
その正体も目的も何もかもが不明。ケイに同行する意思を示してはいるものの、得体の知れないこのアンドロイドを信用していいものか。
「……世界中がこんな有様で、俺は周囲の地理も分からない。そこまで案内できるか?」
「先ほど施設内の端末より周辺の地図情報をデータベースにコピーしました。問題なく医療区までのルートを構築、確保できます」
そうか、とケイは一つ、色々な思いの詰まった息を大きく吐き、努めて冷静に頷いて。
「分かった。悪いけど、連れて行って欲しい。俺は……まだ、死にたくないんだ」
途中から、こみ上げるもののあまりに声が震えてしまったが、少女は気にした風もなくスカートのポケットを探り、何やら白い物体を取り出して、ケイへ見せる。
「……なんだ、これ?」
シルバーメタリックの安っぽいごつごつした質感で、重みはあれどもおもちゃの銃か何かにしか見えない。全体的に丸みを帯び、先端は円錐形で尖っているものの銃口はなく、ぽつんと磁石のようなものが張り付けてあるだけだ。
「私が起動した際、すぐ側の機器から排出されたものです。……私には扱えませんでした」
後は銃身に赤い小さなランプだけが物も言わずに光っているものの、操作できそうなボタンはトリガー部分のみで、弾倉らしきものすら見当たらない。
手にしてみると、その瞬間――静かに点灯していたランプが緑っぽい青へと変わり、内心ぎくりとする。
「なんか、青いランプが光ってるんだけど……」
「内部の認証装置によって認証が行われ、待機状態から起動されたようですね」
「に、認証?」
「この惑星に住む全ての人間の生体情報はエデンのデータバンクに登録されており、エデンの技術によって製造された製品は手動操作を行わずとも、自動的に本人認証がされるようになっています」
しかし認証はできても、少女や他の人間では使用できなかったという。その間にもチープな電子音が鳴り、スライド部分にあるパネルに数値が表示される。
20。いや、恐らくは20分。表示の仕方からして、多分何かのタイムを意味している。
「な、なんだ……カウントが一秒ずつ減って来てる……?」
「この状態になるのを目にするのは初めてです。あなたなら使えるのでは? 勘ですが」
「勘ってお前……ロボットが勘って」
音もなくカウントが減っていくのは妙に焦燥を覚えるものの、試しに銃口らしき部分をおずおずと正面に向けて、おっかなびっくりトリガーを引いてみるが。
……何の反応もない。タイムは変わらず黙々と減り続けている。
何とも言えない沈黙。
「では、行きましょうか。まずは業務用の連絡通路から非常階段を上がって上層へ向かいましょう」
「あ、ああ……」
絶妙にきまりの悪いところを少女がぶち破ってくれて、少し感謝する。機微とか分からないロボットで良かったと、謎の装置をポケットへ雑にしまい込みながら思う。
「どうしてわざわざ非常階段なんだ? ロビーにはエレベーターが二つあるのに」
「エレベーターやシャトルといった交通手段は軒並みエデンの管理下で使えません。そこでまずは上層の中央管理室へ向かい、エデンと接続して制限を解除し、交通機関を使用可能にします。セントラルエデンパークから徒歩で医療区へ向かうのは自殺行為ですので」
「ハッキング……ってわけか? けどそんな事が、本当にできるのか……?」
「できそうな気がします」
自身の規格すらあやふやなだけにすごいアバウトだ。でも今は、その可能性に賭けるしかない。
客用の衛生感漂うロビー周辺とはうってかわり、ほの暗く硬質な通路が出迎える。
錆のような匂いが鼻を刺し、冷たい空気が患者服の薄い布地を刻む。
「さっきは言いそびれたけど……助けてくれてありがとな」
「それが任務ですので」
素っ気ない返しがされた。とはいえ窮地を救ってくれた彼女に対して逡巡と疑いを持ってしまっていたために、軽く流してくれた事で逆に肩が軽くなる。
「あのさ……お前、何も呼び名はないんだよな」
「そうですね。名無しのアンドロイドです」
「だったら、俺が何か名前をつけてもいいか? このままだと呼びにくいし」
「お好きにどうぞ」
「ええと……アン……とかどうだ? アンノウンでアンドロイドだから、アン」
「喘ぎ声みたいですね」
「何言ってんだよ……真剣に考えたのに」
「名前なんかどうでもいいです。ぜひそれでいきましょう」
どっちだよ、と少女――アンのマイペースぶりに苦笑いが出る。問題だらけの現状とはまるで関係ないやりとりだけれど、多少は気分転換にもなった。
その時、アンがだしぬけに足を止め、前方を見据えて呟いた。
「生命反応。生存者です」
思わず身をすくめてアンを見ると、その両目は淡く緑色に発光し、瞳の表面には小さなウィンドウが複数浮いていた。
直後、通路の先から激しい発砲音が反響してくる。
「銃を撃ってるみたいだし、あっちで誰かが戦ってるのか……? くっ――!」
歯を食い締めて駆け出そうとするが、後ろからアンが手を伸ばし、腕を掴まれる。
「私の任務はあなたの生命を確保する事です。迂闊な独断専行は危険です」
「だとしても……生き残ってる人を見捨てるなんて……できるわけないだろ……っ」
説明しがたい焦燥に任せ、華奢な見かけからは意外にも力強いアンの手を強引に振り切り、銃声のした方向へ角を曲がって走り込む。
突き当たりの通路奥で、警備服を着た男が時計頭と相対していた。
両手に一丁のショットガンを抱え、その銃口を間近まで迫る時計頭へかざし。
乱反響する大きな銃声とともに散弾がばらまかれ、至近距離から時計頭を撃ち抜いた。
――だが時計頭はわずかに硬直したのみで、何事もなかったかのように男へ腕を伸ばす。
とっさにだろう、悪態をついた男はショットガンを掲げて防ごうとするが、そこへかかった時計頭の手が、まるで飴細工のように銃身をぐにゃりとねじ曲げていくではないか。
(な、なんだ――あの異常なパワーは……!)
ケイは慄然と立ちすくむ。あんなものに捕まれば、人体などただでは済まないだろう。
得物を破壊され、いよいよもって追い詰められる男。
しかしそこに、ケイの脇を無言で通り過ぎて、時計頭へと歩み寄る姿があった。
アンだ。
背後から肩口をそれぞれ掴むと、細身からは考えられない程ダイナミックに。
時計頭を真横の壁へとボールか何かのように叩き込んだのである。
硬い材質でできているだろう壁には放射状のヒビが入り、めり込んだ時計頭ももがこうとしているが、アンはその体躯を掴み直して引き寄せ、体を入れ替えながら後ろのドアへと投げつける。
壊音を立ててひしゃげたドアを巻き込み、もんどりうってひっくり返る時計頭。
するとアンは拳銃を抜き出し、ゆらりとした動作で銃口を向けて、続けざまに射撃。
時計頭は数度跳ね、動かなくなった。
始終を見守っていた男が、安堵の息をつく。
「あ、ありがとう、命拾いしたよ……まさかこの土壇場で生存者に出会えるとは」
「い、いえ……無事で良かったです」
ケイも金縛りから解けたように恐縮しながら頷く。
「私はシロガネ。一応は警備隊の隊長で、生存者の避難誘導に従事していたんだけれども、時計頭の襲撃を受けて同僚とも部下ともはぐれ、武器も通信機器も失ってこの始末だよ」
そう肩をすくめて苦く笑ったシロガネは四十がらみで、頭髪は後退し腹も出ているものの、体つきは鍛え込まれて精悍な印象を受ける。
「俺は……エンドウ・ケイ、です。こっちはアン。他の人に会えて良かった……」
「その様子だとひょっとして、君はつい前に凍結状態から目覚めた感じかな?」
「凍結状態……ですか?」
うん、とシロガネは神妙に頷く。
「最初にエデンによる『干渉』が行われて、全ての人類は凍結状態という、全ての時間を奪われて動けない状況にあった。多くの人が何もできずに虐殺されて、滅ぶ寸前ってところまで行ってね……でも、ある装置のおかげで、徐々にではあるけど凍結状態が解除されるようになったんだ。でも、時間凝縮そのものは普通に行われるから、解除された人達をいち早く救助しないと、何も分からないまま命を奪われてしまう場合が多いんだよ」
「そう……なんですか。それで、その装置って……?」
「私も詳しい事は分からないが、装置を開発した人はまだ生きていて、生き延びている人達を安全なシェルターにかくまおうとしているらしい」
「その人、って、もしかして……!」
アンと目を見交わせる。
エデンに対抗する装置と、生存者を集める行為。
ケイを起こし、アンと通信して引き合わせたのと、同じ人物である可能性は高い。
「かくいう私も、動けるようになったのはつい最近でね。……あの日からもう300年以上経過しているなんて、いまだに信じられないよ」
「……さん……びゃくねん……?」
「うん。時間凝縮が始まってもう、数百年の年月が流れてしまっている。凍結状態になった人達はその間は年を取らないから、浦島太郎といっても過言じゃないというわけだ」
もはや二の句が継げない。衝撃のあまり頭がくらくらする。今のこれは現実なのか。
「しばらくの休息を推奨します。心身ともに疲弊しきっていては、判断を誤りかねません」
「わ、分かってる……」
アンが口を挟んできた。先ほどのケイのむこうみずな行動もあいまってか、無感情なだけに言葉尻から嫌みを感じるものの、その意見ももっともである。
「それなら、こっちの休憩室に入ろう。他の部屋と比べてまだなんとか使えそうだからね」
見張りを買って出たアンを通路に残し、ケイとシロガネは荒れ果てた休憩室に入り込む。
「ジュース飲むかい? 水分も摂っておいた方がいいよ」
シロガネはかろうじて原形を留めている自動販売機へ律儀にコインを入れ、二人分の缶ジュースを取り出して壁を背にして座る。
その横にケイも並び、ジュースを受け取った。
「どうやら私達の目的地は同じらしいし、このまま一緒に行かないかい?」
「はい……そう言ってくれるならありがたいです。でも」
ジュースに口をつける気になれず、ケイはずっしりと重い額を指先で押さえて下を向く。
「アンはともかく……さっきだって、俺、全然役に立たなかったし」
「そんな事はないよ。そもそも君が来なければ、あの子もついて来なかった。違うかな?」
え、とケイは瞠目してシロガネを見やると、茶目っけのあるウインクが返ってきた。
「――あの子、アンドロイドなんだろう?」
「気づいてた……んですか」
「失礼だけど、あんな大立ち回りを見せられたらね。君こそ、怖くないのか? もしかしたらエデンの手先かも知れないロボットが、すぐ側にいるわけだし」
「まぁ、それは……ちょっと思いますけど。でも、アンは俺を助けてくれたんです。だから、その分くらいは信用してみても、いいかな……と思って」
「それと同じさ。私も、君達の事は信じられると思う。君達のどちらかが欠けていたら、私は助からなかった。……だから、その勇気に自信を持っても大丈夫だよ、エンドウ君」
ぽんぽん、と肩を優しく叩かれ、ケイは不覚にも目頭が熱くなってしまう。
うるむ視界を下へ逸らし、うつむきながら呟く。
「俺……家族も家も、とっくの昔になくなっちゃったんだって思うと……これからどうしたらいいのか……もう、頭がどうにかなりそうで……」
「……家族、か」
シロガネは小さく息をつくと、自身の右手首にはめられた、奇抜な感じの腕時計を眺める。
彼の視線は暖かく、ケイは目をしばたたいてから問いかけた。
「それ……大切なものなんですか?」
「うん。娘からのね、誕生日プレゼントで……ブランド品なんだけど、あの子の好みを反映してか、ちょっと独特なデザインなのが、また愛くるしくて……微笑ましくてね」
「その、娘さんは……」
「分からない。男勝りの勝ち気な子で、警備隊に入るって言って私の反対を押し切り、家を出て行ってそれきりだからね……連絡の一つも寄越さないで、こんな事になって。無事でいるのか、そうでないのか、本当に困った……愛する子だよ」
そうこぼすシロガネの瞳は疲労の色が濃いけれど、死んでいない。
「……レイカが生きているのか、死んでいるのか……それを確かめない限り、私は諦めたくないんだ。だからエンドウ君、最後まで希望を捨ててはいけない。世界はこんな事になってしまったけれど、警備隊として、君は私が力の限り守る。約束するよ」
「……俺も、一緒に頑張ります。――もう少しだけ、時間の許す限りに」
静かに頷いたケイを見て、シロガネはこけた頬にうっすらと微笑を浮かせた。
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