付喪神
日和へと注がれていた熱烈な視線が、惣次郎に向けられてくる。説得の邪魔をされて、不快そうな色が混じっていた。電話や、日和を抜いての話し合いの時は分からなかったが、どうやら真野には教師としての情熱があるらしい。初めての担任クラスだ。気合いが入っていても仕方がないだろう。
「……日和に、学校に行く気がないわけではないんです」
実際、そんな話を日和としたことはなかったが、どんな学校であるのか千景に質問をしていたことを知っていたし、教科書を開いて自習ドリルも精力的に解いている。部屋の隅に放置されていたランドセルを、磨いていることも知っていた。
行く気がないわけではないのだ。今までは転校続きであり、イジメられていたなどと訳あって楽しい学校生活とは疎遠だったのだろうが、千景が居て、転校する可能性もない今、小学校に期待を覚えていてもおかしくはない。だけど、第一歩の勇気が出てくれないのだと、惣次郎は思っていた。時間をかけて、学校は怖いところではないと、日和に分かってもらうしかないだろう。
惣次郎がその思いを切々と語ると、真野は意外そうに目を大きくしていた。
俯き加減のままだったが、膝小僧との睨めっこはやめた日和が、気恥ずかしそうにほおを上気させている。テーブルの下で、服の裾を引っ張られた。日和に目を向けてみると、蚊の鳴くような声で「ありがとうございます」と囁かれる。惣次郎はほおを掻きながら、真野も意気込まないで話してくれたら、少しは日和も喋りやすかっただろうにと思った。
その後、溜まっているプリント類を渡されると、お茶もおはぎも早々に真野は席を立った。玄関まで見送るために、惣次郎も腰を上げる。
「……先生」
真野が居間を出ようとした時だった。座ったままだった日和が、小さな声で真野を呼び止めた。一足先に廊下へ出ていた惣次郎にも声が届き、歩みを止める。恐る恐るといった調子で視線を上げると、日和は続けた。
「ごめんなさい」
上手く話せなくてごめんなさい、だったのか。期待に応えられなくてごめんなさい、だったのか。迷惑をかけてごめんなさい、だったのか。何に対する謝罪であったのかは知れないが、真野をやる気を消沈させるには十分であったようだった。かあとほおを染めた真野が「全然いいのいいの! 先生も急かしちゃってごめんね」と慌てて首と手を振る。よく足元が見えていなかったのだろう、敷居の僅かな出っ張りに爪先を引っ掛けて、次の瞬間には体のバランスを崩していた。
「あ」
咄嗟に、惣次郎は真野の肩を掴んだ。
とん、真野の後頭部が胸に当たる。ふわりと花のような良い香りがした。
真野が背中から倒れこんできて、体を支える形になっていると気付いたと同時に、至近距離から振り向き様の目と目が合う。
次は別の意味で、かあと真野の顔に熱が上がった。それは惣次郎も同じだ。茹でられたように、顔が、首が、熱くなる。
「す、すみません! すみません!」
「いや! 俺の方こそ、なんかすみません!」
これでもかと言うほど、真野が頭を下げた。
惣次郎も、返すように頭を下げる。
日和は呆然として、二人の様子を見ていた。
顔にともった熱も冷めやらずのまま、気をとりなおして、真野を玄関まで送る。来客用のスリッパから下足に履き直すと、ほおに赤の余韻を残しながらも、毅然とした様子を取り繕って真野は言った。
「安心しました」
「え?」
一体、何のことだか分からず、惣次郎は間抜けな声を返す。
「沖さんのこと。失礼ですけど、血の繋がりがないと聞いていたので、心配していたんです。これまで、ちょっと……頼りないと感じるところもあったので。でも、今日話を聞いてみて、日和ちゃんの様子も見られて、ちゃんと信頼関係が築けているようで安心しました」
随分と明け透けな物言いだなと思ったものの、惣次郎は悪い気はしなかった。先程の思わぬハプニングの余波もあったのだったが、真野の言葉に侮蔑の気配がなかったからだ。それに、日和が来た当初の惣次郎は、自らがかえりみても頼りない。事実だ。はにかみながら「日々、努力してます」と、謙遜を口にしておく。
「では、また」
「はい、また」
真野の背中を見送り、引き戸を閉める。ほっと息を吐いてから家の中に振り返ると、惣次郎は驚きに仰け反った。上がり框に、小狐と座敷童子が立っている。
「ほの字じゃな」
今にも笑いがこぼれてきそうに噛み締めながら、意地の悪い目で小狐が言った。座敷童子も口許を隠し、笑い声を潜めながら「惣次郎様も隅に置けませんなあ」と目を細める。
真野の背中を胸で受け止めた時よりも、顔に熱が集まっていく感触が惣次郎には分かった。顔を真っ赤に染め上げながら「真野先生とはそんなんじゃない!」と、全力で否定をする。否定の通りだ。真野とは何も始まっておらず、ただ惣次郎が淡い気持ちを胸に抱いているだけだ。それも〝好き〟までは明確に成長をしていなかった。ああ、いいなあ——と、ぼんやりと思うだけ。
小狐の後ろに控えていた日和は、何故だかこの世が終わるかのような顔をしていた。
一心不乱に動かしていた右手を、糸が切れたように止める。窓が不穏な音を聞かせたのだ。ガタン! がくがくがくと窓枠が揺れる。強風のせいだ。窓の向こうに目をやってみると、どんよりと重たい曇り空が見えた。今にも降り出しそうな空模様だったが、雨の線はない。庭木が騒めく音も聞こえた。小枝がしなる。
惣次郎は握り締めていたペンタブを机に置いて、立ち上がった。みしみしと腰がなる。どれ程の時間を、パソコンと睨めっこをして過ごしてきたのか。ディスプレイに映る時刻を確認してみたが、いつから机に向かっていたのかを覚えていなかった。午後四時。そろそろ夕暮れの時間だ。
ディスプレイには時刻の他に、着色しかけのイラストが映っている。仕事の最中だった。求人広告に載せられる予定の一枚だ。大した金額にはならない。だが、無名と言ってもいいイラストレーターの惣次郎には大切な仕事である。ここらで一つ、何か大きな仕事が飛び込んで来てくれたらと、ちょっと思う。この家に越してきてから何やかにやらと出費が続き、貯金を切り崩していた。両親合わせて入った保険金は、まだまだ潤沢な桁だったが、収入よりも支出が多い日々が続けば不安が募る。
一昨日の朝、テレビの音声で聞いた天気予報を思い出す。台風が近付いていると言っていた。今朝には沖縄に上陸し、本州を北上中らしい。とうとう、この地にも接近してきたか。
背後にしていた襖が、勢い良く開いた。ひっと息を飲み込む。振り返ると、部屋の入り口に座敷童子が仁王立ちしていた。
「嵐がきますぞ!」
今から戦でも始まるのかという気迫だった。細い目をカッと見開いて言った座敷童子に、惣次郎は「はあ……?」と気の抜けた返事をする。
「台風に備えねばなりませぬ。よもや、こんなに強い嵐になりますとは……この座敷童子、ぬかっておりましたわ」
煮え切らない様子の惣次郎に、座敷童子は業を煮やしたようだ。足早に歩み寄ってくると、惣次郎の背をぐいぐいと押す。座敷童子に押されるがまま部屋を出た惣次郎は、廊下を通って居間にまで歩かされた。
自室と違わず、居間の掃き出し窓も暴風に曝されている。がたり、がたりと音が鳴っていた。
「早く! 惣次郎、こっちじゃ!」
惣次郎の到着を待っていたようで、窓際に居た小狐が手招きをする。
庭は荒れていた。落ち葉が風に吹き上がる。舞う、と言うよりは、空中で暴れているようだった。庭木の枝のしなりも強い。心配そうに小狐が見やっているのは、奥にある外宮だった。
窓を開けると、室内にも風が吹き込んでくる。髪が乱れて、思わず目を強く瞑る。小狐も同じようだった。吊り目がちの大きな瞳を細めて、鶴髪が前後左右に揺られている。
「えっと、何すればいいの!?」
風の音が大きくて、声を張り上げなくては相手に届かない。
「庭木の保護と、お稲荷殿の祠も締めなければなりませぬ! あと、全ての雨戸を閉じましょう!」
頼りない惣次郎に叱咤を飛ばすように、テキパキと座敷童子は続けた。
「私は庭木を。惣次郎様は、まず祠を見てきてくだされ!」
「分かった!」
サンダルを足に引っ掛けて庭に出ると、続いて小狐も躍り出てくる。
全身に浴びる風は強かった。立っていることも歩くことも出来ていたが、やがて雨が降り始め、台風がいよいよ本気を出し始めたら、外に出ることは危険になるだろう。
少しばかり苦労しながら外宮に辿り着くと、水を入れていたカップが倒れていた。中に鎮座している狐の像は無事のようだ。惣次郎よりも早く外宮を確認した小狐が、顔を青褪めさせながらもほっと息をつく。
コップと米を載せていた小皿を回収すると、惣次郎は外宮の扉を閉めた。値が張りそうな外宮だ。古くはなっていたが、木製の扉は軋みながらもきちんと閉まってくれた。掛金錠をし、風に煽られても開かないように確認をする。
座敷童子は、株立ちの庭木を倒れないように、ロープで固定していた。惣次郎と小狐も合流して手伝う。
ロープを縛り終えると、軒下に並んであった、なんだかよく分からない植木鉢を家の中に運んだ。染付や素焼きの鉢の中は、茶色い土とちょろりとした雑草が生えているばかりで、惣次郎には粗大ゴミの一種にしか見えなかった。だが、春や夏になれば、綺麗な花を咲かせてくれるらしい。「まったく、これだから男は。祖母様が丁寧に手入れをしていたのですよ」なんて、座敷童子の小言を聞いた。
全ての鉢を家の中に避難させ終わると、続いては、三者に分かれて雨戸を閉めに走った。居間の掃き出し窓、自室、日和たちの部屋、使っていない空き部屋や物置、二階の部屋の雨戸も、小狐と座敷童子が閉めてくれる。
台所の小さな窓を見た時だ。降り渋っていた暗雲が、雨を滴らせ始めた。ぽつりぽつりと降り始めた雨は、あっという間に篠突く雨となり、風が強まってきては暴風雨となる。
惣次郎は慌てて雨戸を閉めた。
雨戸を締め切ったことによって、家の中は真っ暗になる。直に夕刻ではあったが、一足早くに電気を点けた。ほっと人心地がついたところで、肩を小突く感触を惣次郎は得た。
「……ん?」
おもむろに肩に手をやってみると、濡れていた。上を見上げる。ぽた。ぽた。惣次郎の肩を濡らした原因は、天井にあった。最初、惣次郎には何事であるのか分からなかった。何故なら過去に住んだ家々で、こんな事象に落ち合ったことはない。雨漏りであった。木目調の天井に濃い染みが出来ていて、その中心から滲み出ている水滴が、惣次郎の肩を叩く。
「ええー!?」
咄嗟に、卓袱台の上に置いたままだったコップに、雨漏りを受け止めた。外宮で水を備えていたコップだ。小狐に見られたら怒られそうだなと思ったのも束の間、卓袱台の上にも水滴が滴っていることに気付いた。雨漏りは一箇所だけではない。
「なんじゃ! どうしたんじゃ!」
「何事ですぞ!?」
惣次郎の叫び声に反応して、小狐と座敷童子が居間に顔を出す。
天井から落ちる水滴をコップで受け止めている惣次郎を見、その他にも卓袱台や畳の上に水滴が落ちている様子を見て、何事かを理解する。小狐は眉をしかめた。座敷童子もひっと息を飲む。
「もう古い家じゃとは思っていたが……」
「強風で瓦が飛んだのかも知れませんな……」
「……って惣次郎、そりゃわしの水器ではないか!」
案外、二人のあやかしは冷静だった。
「いやいやいやいや、手伝ってよ!」
惣次郎はおろおろと助け舟を求める。
座敷童子が深呼吸をした。何の為の深呼吸であるのか首を傾げていると、腹の底から捻り出されたような大音声が、座敷童子の口からは出てきた。
「お家の一大事ですぞ! 今働かずしていつ働くのか!!」
びりびりと肌が震える。小狐が頭に生えた獣耳を手で押さえた。惣次郎も耳を塞ぎたくなったが、生憎コップを持っているので叶わない。座敷童子が叫び終わった後も、耳鳴りが余韻として鼓膜を揺さぶった。
「え……何……」
呆気に取られて、ぽかんと座敷童子を見る。座敷童子は真正面を見据えているだけだった。
惣次郎が何事であるのかを知る前に、なんとも愉快な音が廊下から聞こえてきた。カンカンと金属が鳴る高い音、コトコトと木が鳴る優しい音。他にも低い音や硬い音。続いて、小さな声が届いてくる。
「一大事! 一大事!」
「これは眠ってなんかいられませんね!」
「一致団結! 今こそ結託だ!」
襖から出てきたのは、料理で使う片口だった。お櫃だった。そして、すり鉢であり、寒さから暖をとる手あぶり、玩具の犬張子にでんでん太鼓、招き猫だった。それらはおかしな事に、えっちらおっちらと飛び跳ねながら、一列になって居間に入ってくる。惣次郎は微動だにせず、摩訶不思議な状況を凝視していた。
卓袱台の上にすり鉢が飛び乗り、滴る雨水を受け止める。お櫃や片口も、自らで雨漏りの箇所に飛び跳ねていった。水を受け止めることが出来ない犬張子やでんでん太鼓、招き猫は、応援するようにリズムを刻み、歌をうたった。
すり鉢やお櫃に顔があるわけではない。手足が生えているわけでもない。だけど、確かに声はこの物たちから聞こえていたし、自発的に移動していた。出来のいい手品や、腹話術のショーを見ているような気分だ。
「何をぼうっとしておるか! 惣次郎様も早く!」
台所からありったけのボールや鍋を持ってきて、座敷童子が声を張った。呆然とする他がなかった惣次郎は、やっと我に返って押し付けられた鍋を受け取る。うろちょろと飛び跳ねる物たちを踏まないよう気を付けながら、雨漏りを受け止めていった。
「こ、これは、何?」
惣次郎の問いに答えたのは小狐だ。
「付喪神じゃ。知らんのか?」
「し、知らないよ! 付喪神ってアレ? 古い物に宿るっていう」
「そうじゃ。惣次郎にしては、よく知っておったのう」
付喪神は、何かで聞いたり読んだことがある。稲荷神や座敷童子ほどポピュラーな話ではないが、色々な小説、アニメやゲームでも取り上げられる題材だ。刀の付喪神が活躍するゲームの広告を、惣次郎も見たことがある。ーーそう、刀のように、古く、大事にされてきた物品に宿るのが、付喪神だ。
「……ちょっと待って。ずっと居たってこと?」
でんでん太鼓の音色が、陽気に鳴り響いた。惣次郎の当然の疑問には、事もなげに小狐が頷く。
「そうじゃ」
「どこに!?」
「奥の部屋ですよ」
呆れたように、座敷童子が船先を攫う。小狐や座敷童子は付喪神の存在を知っていたようだが、人間の、しかもつい最近までは小狐のことも見えなかった惣次郎には、刺激の強い出来事だ。それでも稲荷神や座敷童子と言ったあやかしに会って、多少は耐性がついてきたと思っていたが。
今まで一つ屋根の下、こんなに沢山の付喪神と過ごしていたのかと思うと、俄かにぞっとする。
一階の奥の部屋は物置になっていた。この家に残されていた家財道具の一切を、取り敢えずと放り込んで、そのまま放置していたのである。確かに、すり鉢があったような気がするし、お櫃や招き猫もあったような気がする。だが、その時は物言わぬただの物で、何の変哲もなかった。
雨漏りは幸いなことに、居間でしか起こっていないようだった。全ての雨漏りの受け皿を作り終えると、脱力して惣次郎は畳の上に座り込む。
「なんで今まで隠れてたんだよ」
すり鉢やお櫃、片口も手あぶりも、思い思いの場所で、染み出した雨水を貯めている。招き猫や犬張子、でんでん太鼓たちは、座敷童子の後ろに隠れていた。ちらり、ちらりと、座敷童子の背から姿を覗かせて、惣次郎の様子を窺っているようだった。招き猫と犬張子には目が描かれていて分かるが、でんでん太鼓には何もない。茶色く焼けた丸い面が見えるだけだ。奇妙な光景だと思う。
「付喪神は恥ずかしがり屋なのです」
座敷童子が言った。
小狐がおもむろにでんでん太鼓を掴むと「やめてくだされ!」と、高い声がする。口はないので、一体どこから発せられている音なのか、不思議だ。「久し振りじゃな」と言いながら、小狐は太鼓を振った。ててん、ててん。軽妙な音がする。
「今まで様子を見ていたのでしょう」
続けられた座敷童子の言葉に、惣次郎は犬張子と目が合ったような気がした。映るのは、張子に描かれた偽物の瞳だが、捨て犬の潤んだ目のようにも見えてくる。
「元より、我ら付喪神は、そうそう人の目には姿を見せん。そういうものだ」
火あぶりだ。貫禄のある老人の声をしていて、付喪神の中で一番の年長者であるようだった。招き猫と犬張子が、うんうんと頷いたように見えた。相変わらず、犬張子は今にも「くーん」と泣きそうである。
「別に怒ってないよ……」
堪らず惣次郎が言うと、次はお櫃が喋った。お櫃は女性の声をしている。
「ならば惣次郎様、お願いがあります。私をお櫃として使ってはくれませんか?」
「俺も! 俺も!」
賛同をしたのは、すり鉢だ。ひょうきんな性格なのだろう。「一大事! 一大事!」と一際に叫んでいたのもすり鉢であったし、がたん、ごとんと飛び跳ねながら主張をしていて、跳ねる度に雨水も漏れるので、正直やめて欲しい。
すり鉢の興奮を抑えながら、惣次郎は考えを馳せた。お櫃は炊飯器からご飯を移せばいいだけだから簡単だが、すり鉢かあ。スーパーで簡単に擦り胡麻が手に入ってしまう昨今、わざわざすり鉢で胡麻を擦る家庭は少ないだろう。だが、そういう手間をかけてみるのもたまにはいいかも知れない。
惣次郎は、苦笑しながらに頷いた。
「いてて、乱暴ですぞ! 稲荷殿!」
でんでん太鼓の抗議に手を止めた小狐が、ふと気付いたように居間を見回した。
「日和が戻ってないようじゃが」
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