陽炎

 それから日和は、学校には行かず、部屋にこもって過ごすようになった。

 同じように仕事で家に居るばかりである惣次郎に言えたことではなかったが、日和が引きこもりと呼べる状態になってしまって、どうしたものかと頭を悩ませる。だが、何をどう話したらいいのかが分からなかった。


 一度、対話を試みたが、日和がらくがき帳に訳を書いてくれることはなく、『ごめんなさい』の文字が綴られるだけであった。学校に行きたくがない理由については「こわい」ということ以外、詳しくは話したくがないようだ。

 ならば、先ずは距離を縮めようと、日和の服や日用品を買いに外に連れ出しても、何が欲しいとも言わず、会話も弾まず、ただ物を押し付ける格好になっただけ。

 子供が好きそうなメニューを練習して、ハンバーグやカレーライスなどを作ってもみたが、日和の食が細いのに変わりはなかった。以前と違わず調味料を使っているのに、気まずい食卓に砂を噛むように味がしないのもそのままである。


 怪奇現象も止むことなく続いていた。

 物がなくなることが増えたのだ。やはりスリッパは上がり框に脱いであろうと、風呂場の前に脱いであろうと、用事を済ませて戻ってくるとそこから無くなってしまっている。

 スマートフォンや本なんかも置いた場所からなくなり、身に覚えのないところから出てくることがしょっちゅうあった。

 一番は地味にテレビのリモコンがなくなることが困る。スマートフォンは遠隔で音を鳴らせば在処が分かったが、リモコンは探すのに一苦労をする。

 日和の体にまとわりつく陽炎を見る頻度も上がっていた。

 透明だったモヤが薄暗く、濃く、見え始めている。


 こうも不思議な現象が起こり続けると、半信半疑であった幽霊の仕業に確信が生まれてくる。しかし、日和には自覚があるのか、見えているのか、そのせいで学校に行けないのか、惣次郎には上手い話し合いの方法が分からず、日数だけが無駄に経っていくだけだった。どうにか事態を打開しなければいけないという焦りだけが募って、八方塞がりである。


 そんな中、事件は唐突に起こった。


 その日の昼食のメニューは素麺だった。

 素麺は有能だ。ただ茹でて冷やせば、めんつゆだけで美味しく食べることが出来る。

 少しの手間を掛けるにしても、薬味に葱や茗荷、紫蘇を刻むだけでいい。たまの贅沢に、豚バラを入れても美味しかった。

 一人暮らしの夏場は、茹だるような暑さに気力が削がれるので、もっぱら素麺の一択で過ごしていた。その時に買い溜めをしていた素麺である。だが、夏を過ぎて秋の季節に、ザルで食べるには心寂しい。

 子供の口にも合うように、甘辛く煮詰めた挽肉と水菜を上に乗せ、油そば風の素麺に仕上げる。


 テレビを消すことはとうに止めていた。会話がない二人の間には、昼時のワイドショーから流れる姦しい音声が必要だった。


 自分の分の素麺に、ラー油を回しかけている時、脇に置いていたコップが動いたのが見えた。

 コップの中には、やかんで煮出した麦茶が入っている。その茶色い水面が揺れ、テーブルの端へとコップはひとりでに動いていた。

 コップにへばりつくように、モヤがかかっている。日和にまとわりついている陽炎だ。薄暗かったモヤは、今やはっきりと黒く目に見えていた。


 気を抜いていた。まだ昼日中の明るい時半で、惣次郎はこうも明白な怪奇現象が目に映るとは思っていなかったのだ。


「おっと……」

 ラー油をかけ過ぎた。思わず固まってしまった体を解し、ラー油をテーブルに置くと、惣次郎は後ろ手を動かす。確か、ここにテレビのリモコンを置いたはずだ。見当は外れず、リモコンは無くならずにそこにあった。

 リモコンをギュッと握りしめると、一度の深呼吸をし、惣次郎はリモコンを持った手を振り上げた。


「日和から離れろー!」


 黒いモヤを振り払うように、リモコンを叩きつける。空振りであった。

 うおおお! だったか、わあああ! だったか。よく分からない雄叫びを上げて、されど惣次郎は無我夢中で腕を振った。


 どうしてこのような大胆な行動に出られたのか、惣次郎自身にも分からない。ただ言えることは追い詰められていた。先にも後にも引けない八方塞がりの状況をどうにかしたいと思っており、物が無くなってしまうことも解決したいと思っている。それに、日和が悪霊に取り憑かれているのならば、助けてやりたいと惣次郎は強く思っていた。


 突然の惣次郎の行動に、一番に驚いたのは日和のようであった。これでもかと言うほどに目をまん丸にして、おろおろと辺りを見回す。

 テレビから流れる喧騒も、遠いところに引っ込んでしまっていた。

 コップがテーブルから落ちた。麦茶が畳に染みを作る。素麺はまだ無事だ。

 日和は恐慌状態で、その場であたふたとしている。視界の端にそんな日和の様子を捉えていたが、惣次郎はそれどころではなかった。


「ここから出て行けー!」


 黒いモヤは、ひらりひらりと身軽に揺らめき、惣次郎の猛攻から逃げていた。しかし、突然の攻撃にモヤ自体も困惑しているようで、逃げ場に窮し、徐々に部屋の隅に追いやられていく。

 仕留めた! 今日一番に惣次郎が腕を振った時、目の前に日和が飛び出してくる。

 そうしてあろうことか、モヤを守るように覆い被さると、惣次郎に背中を向けて縮こまった。腕を振り上げたままの体制で、惣次郎は身動きを止める。


 騒がしかった室内が、水を打ったように静まり返った。どこかに消散していたテレビの音が戻ってくる。煩雑な笑い声が空虚に響いた。


 惣次郎の息は上がっていた。学生時代は帰宅部だった。元々、体力がないのに加えて、日頃の運動不足がたたっている。肩で大きく息をしながら混乱した。

 恐る恐ると言った様子で顔を上げた日和の瞳には、涙が浮かんでいた。眉尻を下げてうるうると涙を堪えながら、ギュッと唇を引き結んでいる。その目は非難轟々たる色を持っていた。


 呆然とする惣次郎に、更なる驚きが待ち受ける。


「急に殴りかかってくるなんて、なんたる無礼者か!」


 その声は、惣次郎のものでも、聞いたことはなかったが日和のものでもなかった。


 日和の腕の中からソレは顔を出す。

 人の歳にして五歳くらいの男の子だった。


 だが、その子供の髪の毛は見事な鶴髪だ。正しく鶴髪童顔。そして、癖は無いがボリュームのある長めの髪の毛の中から、人間にはあるはずのない、もっふりと柔らかそうな獣耳が覗いている。


 神社の神主が着ているような装束姿だった。下方が膨らんで見える指貫袴さしぬきばかま狩衣かりぎぬの尻の部分から、これまたもっふりとした尻尾が伸びている。

 服も、髪も、耳も、尻尾も、どこもかしこも白かった。

 白い中にあって唯一、金色の大きな目を爛々と光らせ、ソレは続けた。


「この無礼、許さんぞ! 七代先まで呪ってやる!」


 なんだか尊大な態度で恐ろしいことを言っているようだが、幼子の声と、可愛らしい獣耳と尻尾が威厳に欠いている。

 拍子抜けをして、惣次郎はへなへなと畳に尻を突いた。


「君が……幽霊の正体?」


 緊張していた手の中から、コロリとリモコンが畳の上に落ちた。


 惣次郎の言葉を聞いて、ソレはただでさえ釣り上がっていた眉を、更に怒りに上げる。全身から怒っていることは伝わってきたが、やはり惣次郎には迫力に欠いて見えた。ぷりぷりと擬音が付きそうである。


 膨らませているつもりはないのだろうが、童特有の愛らしいほおが激昂し紅潮している様が、実に可愛らしい。指先で突っつけば、大変気持ちもいいのだろう。


「幽霊なんぞ低俗なものと一緒にするな! わしは神であろうぞ!」


 腰に手を当てて、堂々とソレは言った。


 神——とはアレか、宗教信仰の対象となる神か——惣次郎は考える。惣次郎は仏教だった。とは言っても、先祖代々続く墓が仏教にあるだけで、特別に信仰をしているわけではない。自分にとっての神が居るかと問われたら無宗教のため、ピンとくることはなかった。

 それにしても神様って——思わず惣次郎は、鼻で笑ってしまう。噴き出してしまった。まるで荒唐無稽であると思ったのだ。目の前に居るのは、獣耳と尻尾をつけた子供である。


 ソレは肩を震わせた。笑われたことに、怒りも心頭の様子だった。


「失礼にも程がある! おい日和、何故そなたも……さては、わしが神であると知らなかったのか」


 ソレの心外そうな声に、惣次郎は日和に目を向けた。畳に座り込んでいる日和も、きょとんとした様子でソレを見つめていた。

 日和とソレは面識があるらしい。だからこそ惣次郎からソレを庇ったのだろうし、驚きも恐怖も感じていないのだろう。


 日和にはずっと、見えていたのだ。


「友達なの……?」


 ソレと居て、怖いことや嫌なことをされていなかったのか。惣次郎の問いには、そう確認をする意味合いが込められている。

 反応をしたのは日和ではなく、ソレだった。


「少しは無礼な口を慎め! 日和とわしが友人の訳がないだろうが! わしの小間使いじゃ、さしずめ巫女と言ったところだな!」

「み、巫女?」

「ああ、とても霊力が強い女子おなごだったからな。わしが直々に決めてやった! のう、光栄だろう?」


 話を振られた日和は、如何にも初耳であるように目を見張っていたが、うんうんと大きく頷いた。それでも、自分と話す時よりも柔らかい表情である日和に、惣次郎は放心する。


「……じゃ、じゃあ、この子に取り憑かれてるとか、呪われてるとかではないんだね……」

「神であるわしが、そんな野蛮なことをするわけがないだろう!」


 ソレは否定したが、数分前「七代先まで呪ってやる」と恨み言を吐いたのは同じ口である。


「いいか、日和もよく聞け!」


 仁王立ちになったソレが、惣次郎と日和を順番に指差した。続けて「はい、正座!」と喝が飛ぶ。素直に正座をした日和に倣って、惣次郎も居住いを正した。


 胸を張ったソレは言った。


「わしは怒っている」


 改めて宣言をされなくても分かることだった。

 正体が幼い子供——自称、神——であると知らなかったとは言え、リモコンを手にして殴りかかってしまったことは反省に値する。可愛らしい姿を前に、罪悪感さえ得るものだ。正体の分からない恐怖に打ち勝とうと、惣次郎も必死だったのである。されど、慎ましくこうべを垂れ、惣次郎は謝った。


「すまなかった。急に叩かれそうになって、ビックリしちゃったよね。ごめん」


 潔い惣次郎の謝罪にソレは「お、おおう」と顎を引くと、場を切り替えて咳払いを落とす。


「そ、そうだな、それも許し難いことだが……更に許せぬことがある! あれを見よ!」


 ソレは、ビシッと窓の向こうを指差した。釣られて、惣次郎と日和も窓の向こうに視線を向ける。

 居間の一面の壁は大きな掃き出し窓になっていて、庭を望むことが出来た。

 この家には庭がある。全貌を見たことはなかったが、惣次郎の幼き頃の記憶によると、子供が駆けて回れるほどの広さがあった。朧げではあるが、祖母と蹴鞠をして遊んだことがある。数少ない、祖母との思い出が残る場所であった。


 記憶を辿っていくと、庭には梅の木や白木蓮、金木犀など四季の装いを見せてくれる風物詩があったが、今の庭には面影がない。多年の放置で雑草が覆い茂り、足の踏み場はなく、見る影もなかったのだ。故に、引っ越してきてから一度も庭には足を踏み入れていない。


「庭にわしの祠がある」


 非常に不服そうに、ソレは嘆いた。


 ソレに先導をされて、雑草を掻き分けながらに庭を進むと、奥かしこまったところに小さな鳥居と祠はあった。


 農家など昔の一軒家では、よく見かけることが出来た。個人が所有するに丁度よい大きさの外宮そとみやである。

 テカテカと光る陶器製のものを惣次郎は多く知っていたが、この家のものは、石の台座の上に木製の外宮がのっている。立派なものだった。しかし、状態は良くない。台座は雑草に埋もれ苔むしており、外宮には蜘蛛の巣が張っている。鳥居の朱も剥げていた。


「お稲荷様……?」


 外宮の中に、一体の狐が鎮座している。石の彫刻だ。ソレは深く頷いた。


「そうだ、わしこそが稲荷神である」


 ふふんと胸を張ったソレに、惣次郎は獣耳と尻尾の得心がいった。だが、神聖な狐というよりかは愛らしい小狐だ。全く以って威光は感じられない。


「ここを掃除せよ。さすれば、わしを叩こうとしたことは不問としてやる」


 惣次郎は、隠しようもなく「ええ……」と口の端を曲げた。


『おねがいします』


 日和は賛同的だった。らくがき帳にそう書き込まれて、日和に捨てられた子犬かのような目で見られてしまえば、惣次郎からは却下の二文字は消し飛んでいく。


 広い庭の全てから雑草を駆逐することは、半日では到底無理な話である。

 惣次郎と日和は軍手をはめて、取り敢えず外宮の周りだけ、雑草を片付けることに決めた。それでも大量のゴミが出た。大きいゴミ袋の五つを消費して雑草抜きを終えると、箒で蜘蛛の巣を払い、バケツに水を汲んで外宮を拭き上げ、台座をブラシで磨き上げる。

 次いで鳥居の汚れも落とした頃には、すっかり日が落ちていた。


 秋の日は釣瓶落としとはよく言ったもので、途端に暗がりになった庭から退散し、家の中に雪崩れ込む。惣次郎も日和も、くたくたであった。元気が有り余っているのは、ソレ——お稲荷様、小狐だけだ。


「よしよし、上出来だ。明日からは米と水も供えよ。それから庭を綺麗に整えることだ。それで、これまでの放置を許してやろう」


 畳の上に俯せに寝っ転がったまま、なんとなしに惣次郎と日和は目を合わせた。言っていることは偉そうだったが、口振りは嬉々としていて、飛び跳ねるように喜んでいたからだ。


 こき使われた疲労も忘れて惣次郎が笑ってしまうと、日和の口許も緩んだ。

 笑った。

 声は出していなかったが、日和は目を細め、口角を上げて笑っていた。


「ところで腹が空いたな。早く何か作れ。惣次郎は、料理の腕だけは賛辞に値するからな」

 日和の笑顔に感動している余韻もなく、惣次郎は「え!?」と頭を上げた。

「……食べたことあるの?」

「最初から食べておるぞ」


 どういうことだ。今まで惣次郎と日和の二人分しか作ってはいなかったし、惣次郎は残さずに自分の分を食べ、日和が残した分も勿体ないからと食べていた。特別に食糧がなくなっていたこともない。

 不思議に頭を捻っていると、しれっと小狐は言った。


「わしらが食むと味がなくなるらしいな」

「……犯人は君かー!」


 此処に引っ越してきてから、レシピを変えたわけでもないのに、食事が砂を噛むようになり、何を食べても味がしなくなったことに合点がいき、惣次郎は声を上げた。


「もしかしてスリッパやリモコンも……」

「なんじゃそんなこと。床の磨きが甘いのじゃ。履物がないとろくに歩けもせん……いいから早う夕飯を作らんか! わしは長い間放置されすぎて、力が弱ってるのだぞ!」


 小狐は我が物顔でテレビをリモコンでつけ、チャンネルを操作した。呆気に取られる。 呆けている惣次郎を見、パッと起き上がった日和が、らくがき帳に文字を書き込む。惣次郎が読むと『おてつだいする』と書かれていた。正直、外宮の大掃除の後に台所に立つのは億劫であったのだが、じんと胸が熱くなるのを感じて、惣次郎は日和の頭を撫でた。


「よろしく頼むよ」


 蓋を開けてみれば、なんと拍子抜けする展開だろう。

 てっきりおどろおどろしい悪霊だと思っていた陽炎の正体は、可愛らしい子どもの狐だったのだ。お稲荷様だと言う小狐の存在は、今だ惣次郎の中で非現実であり実感はなく、どう扱って接していけばいいのかは分からなかった。

 拒絶する。お祓いをする。そんな選択肢もあったが、日和の笑顔を引き出してくれたことに甘んじて受け入れることに惣次郎はした。

 日和が喋れないことの解決には至らなかったが、半信半疑のまま、神というのも強ち間違いではないのかも知れないとも思った。


 味がなくなるのは困るので、日和とともに三人分の食事を作る。

 キャベツの千切りをそえた豚肉の生姜焼きと、冷蔵庫に厚揚げがあったので熱い出汁で煮込み、片栗粉でとろみをつけたら大根おろしと刻み万能葱をのせる。そして茄子を胡麻油で素揚げしてから作る、茄子と油揚げの味噌汁だ。


 今度、おいなりさんを作ってやろう。そう思いながら、初めて笑顔のある食卓を惣次郎は囲んだ。

 日和が笑うようになったこともあるが、小狐がぴーぴーと騒いでいたことが大きい。賑やかな夕食であった。加えて久方ぶりに、きちんと味のある食事をとる。とても美味しく、充足感を得ることが出来た。


 食事を終え、小狐と一緒に寝ているという日和と別れ自室に入ると、惣次郎は畳の上に置かれた不似合いなデスクに向かう。八畳間にはL字の大きなデスクと、本棚が二つ、簡易に畳まれた布団しかなかった。


 デスクトップパソコンのスリープを解除すると、惣次郎は手を止めた。

 仕事のデータファイルのアイコンをクリックするのをやめ、デスクに腰をかけると自然と手に握ってしまうペンを置く。液晶タブレットのペンであった。


 夢なのかも知れない。明日になれば、泡沫のように消えてしまっているのかも。何せ現実感の薄い出来事が立て続けに起こったため、惣次郎は夢見心地のような状態であった。


 この事を何かに書き留めておきたい。そう思い立つと、惣次郎はインターネットのブラウザを開く。

 定期的に閲読している作家のブログを表示し、下部のリンクから新規登録をクリックした。

 惣次郎は生まれてきて三十三年で初めて、ブログを書いてみようと思い立ったのだった。

 この奇跡のような出来事を。

 ブログのタイトルを徒然帳と決定すると、惣次郎はほお杖をついて唸った。


 さて、今までろくに文章などを書いたことがないので、どういった始まりにしようか。悩みどころだ。

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