第5話ED治療医院を教わる
バードカフェで
「あなたの気持ちって」
「女の口から、それを言わせるの」
「あなたが好きよ、抱いてほしいの」
「僕も君が好きだよ、今度デートしよう。明日の夜はいいかな」
「ええ、いいわ」
「じゃあ、6時に近鉄百貨店生駒店の2階に、昆布の松前屋が有るから、そこで待ち合わせよう」
鶴橋で焼き肉を食べて、ホテルへ行った。
裸になって、抱き合った。
「あら、どうしたの」
「俺、立たないんだ」
「あら、そう、大阪難波にED治療専門の医院が有るから、そこへ行けばいいわ」
「治るかなあ」
「そんなの薬を飲んだら、だいじょうぶよ」
「さあ、せっかくだから、思いっきり楽しみましょう」
二人は、思う存分、堪能した。
後日
弘和は、ED治療専門の医院に行った。
「ジェネリックが、4種類有ります。まずAとBでテストします。時間のあるときにAを服用し、2時間後にこのDVDを観てください。変化なかったら、別の日にBでやってみてください」
Bで立った。キンキンに立った。
3年ぶりに立った事は、ものすごく誇らしく思えた。俺は現役だ。全身に力がみなぎってきた。
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