あとがき
こんにちは、雪月瑠璃です。最後までお読みいただきありがとうございました。今回は前作『プリンセスにはなれない私』の続編です。正式続編です。が、主役は南雲一斗に代わり、新たな物語となりました。そして前作よりいくらか長めの物語になりました。最後まで読んでいただいて本当に感謝したいです。最初はただ一斗の物語を書きたいなあと思っただけでしたが、怪異と失恋を通した彼が一か月でどう変わり、新たな怪異を目の前にしてどう変わっていくのかを描けたと思います。今回のテーマは『失恋』と『嫉妬』でしたが、どちらも経験したことがありません! 知らないでよく書けるな、とおっしゃる方もいらっしゃると思います。申し訳ありません。しかし、知らないからこそ物語という形で知りたいというのが私の中にはありまして、経験の中にないものを描くことで疑似体験をしたいというのもあります。あくまでも疑似体験なので彼ら彼女らが経験した『失恋』『嫉妬』の重さや想いを百パーセント理解することはできません。私が現実世界で経験するしかないのです。いつか誰かのことを好きになって、そういうことを経験したいです。痛い経験かもしれない。辛い経験かもしれない。でも、そうい経験することで、人は優しくなれると思うのです。
さて、もう一つ。この物語には新キャラクターが二名加わりましたね。金髪の女性については……まあ、ここでは話さないことにしましょう。次回作(次回書くかな?)のお楽しみです。新キャラクターは、三留千夢と古本海凪です。生徒一名、先生一名。三留千夢は、ちょっとぶりっ子の入っている女子受けが悪そうなキャラクターですが、いた方が盛り上がりますよね。嫌いじゃありません。海凪先生は先生のキャラクター第二弾になりますが、こうがっつり出てくるのは彼が初ですね。普通の先生ではなく図書室の司書ですけど、人生の先輩として先生と呼ぶ分には問題ないでしょう。二人が物語に加わったことでちょっとは盛り上がったでしょうか。そんなわけで『燃えて、妬き尽くす片恋』でした。
最後に、重ね重ね言うようですが、最後までお読みいただきありがとうございました。新年が明け、数か月後には新たな時代を迎えることになりますが、私は変わらず活動していきたいと思います。今後とも、応援のほどよろしくお願いいたします。
雪月瑠璃
燃えて、妬き尽くす片恋 葉村コト @ruri_yuduki_0307
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